ゆびさきと恋々7巻あらすじ｜25話〜28話／KCデザート・森下suu作品

ピュアな恋愛模様が話題の『ゆびさきと恋々』。

電子版も含め累計250万部突破だそうで、とてもめでたいですね！

7巻が遂に発売されたので、あらすじとネタバレを紹介させていただきます。

※『ゆびさきと恋々』は、手話が使われている作品です。
また、スマホのメッセージアプリなどでの会話も使われています。
あらすじでは、わかりやすいように、その点を少し省略して書いていますのでご了承ください。

登場人物（キャラ）

■糸瀬　雪（いとせ　ゆき・女）
生まれつき聴覚障害がある大学生。19歳。
まっすぐな性格で、頑張り屋な印象。
手話やジェスチャーで自分の感情を表すところはとても可愛いです。
逸臣と付き合い始めました。

■波岐　逸臣（なぎ　いつおみ・男）
雪と同じ大学の先輩。23歳。
ある日雪が困っているところを助けます。
バイトをしながら、バックパックで世界中を回っています。
まっすぐな雪に興味を持っている様子。
ちょっと掴みどころのないところがありますが、それが魅力でもあります。

■藤白　りん（ふじしろ　りん・女）
雪の友人。
雪と同じ大学で、逸臣と同じ国際サークルに入っています。
明るく活発な女の子です。

■波岐　京弥（なぎ　きょうや・男）
逸臣のいとこで、逸臣がバイトするバーの店長。
りんの好きな人でもあります。
いつも優しく、自由奔放な逸臣を心配している様子。

■芦沖　桜志（あしおき　おうし・男）
雪の幼馴染で、同じ大学。
手話を覚えていて、何かと雪を心配しています。
雪が好きだけど、わかりにくく、雪からしてみたらなぜかつっかかってくる幼馴染という印象。

■心（しん・男）
逸臣の親友。美容師。
エマの事が好き。

■エマ（女）
逸臣・心の友達。
逸臣の事がずっと好き。

■深時（みとき・男）
桜志の友達。

■畑やん（ばたやん・男）
桜志の友達。

6巻ラストおさらい

6巻では、雪が桜志に抱きしめられ、雪は桜志の気持ちに気付き始めます。

雪は逸臣にその事を伝えられないまま、逸臣の家でドキドキのお泊り。

7巻では、そのドキドキな夜から物語は始まります。

あらすじ＆ネタバレを紹介していきます。

ゆびさきと恋々　7巻あらすじ＆ネタバレ

Sign.25　提案

逸臣の家。
キスを交して、真っ赤な顔をしている雪に対し、逸臣は真っ赤になったシマエナガみたいと言います。
それに対し、雪は、女の子として見てほしいと返し、逸臣は、雪への気持ちを伝えます。
それは、まとめると、雪をとても特別に思っているという事。

そして、雪は、桜志に抱きしめられた事を話そうとします。
でも、逸臣は知っていました。
桜志から通話で聞いていたんです。
その通話で、逸臣は今度3人（雪、逸臣、桜志）で会おう、逃げるなと桜志に伝えました。

まだ言わないつもりだったんだけど、そう前置きをし、逸臣は、雪に、この家を引っ越すと伝え、『一緒に住まない？』と提案します。

一緒に住まないかなんて、スピード展開ですね！
この話では、雪と逸臣がいつも以上にくっついていて、ラブラブです。
逸臣が気持ちを話すところも含めて、とても見どころです。

Sign.26　あくびとため息

翌朝。
雪が逸臣と帰り道を歩いていると、逸臣のゼミ仲間に遭遇します。
耳が聞こえない雪の存在に戸惑うゼミ仲間ですが、逸臣が通訳してくれ、雪はコミュニケーションを取る事が出来ます。
嬉しく思う雪。
ゼミ仲間と別れ、逸臣と雪は、お互いの両親に紹介する話をします。

一方桜志。畑やんと一緒に、深時の家に泊まっていました。
昨晩は呑みすぎて雪の事や雪への気持ちを2人に暴露してしまった桜志。
からかわれつつも、深時は、雪を振り向かせる方法が1つだけあると言います。
その方法とは…？

場面は代わり、大学。
雪はりんから、京弥と付き合い始めた事を聞きます。
雪も、りんに、逸臣と一緒に暮らすかもしれない事を話します。

その時、雪はペンを落としてしまいます。
だけど、音が聞こえない雪はりんに拾ってもらって落とした事に初めて気付きます。
その事で、雪は、一緒に暮らす事でそのように逸臣に負担を掛ける事が多くなるのではと不安に思い始めるのでした。

Sign.27　深時劇場開幕

雪は、逸臣に負担をかけてしまうのではというマイナス思考をふっきろうと決めます。

ある日、大学で、雪は桜志に会います。
桜志は雪に優しくし、雪は、桜志が優しくしたいと言ってきた事（6巻あらすじ参照）を思い出します。

そして急に雪の手を取り走り出す桜志。
不思議に思う雪。

だけど、それこそが深時の言った雪を振り向かせる方法。
実は、走り出した時、逸臣が近くにいたのでした。
深時曰く、逸臣に会っては行けないと。
3人で会おうと逸臣が言ったのは、敗北を味わわせるためだと。
それを回避しろと。
今は雪と逸臣はラブラブかもしれないけれど、半年、1年も持たないかもしれない。
雪を振り向かせるためには、今はチャンスが巡ってくるまで待つ。

それが深時の作戦なのでした。