平昌パラリンピック成田緑夢金メダル!スノーボード結果記録速報スラローム
投稿日:2018年3月16日 更新日:
平昌パラリンピックから新種目となったスノーボードで、メダルを期待されていた、成田緑夢選手が、金メダルを獲得しました!
今回の種目は、スノーボードバンクド回転(バンクドスラローム)です。
スノーボードクロスに引き続きのメダル獲得です。
男子スノーボードバンクド回転(バンクドスラローム)の結果・記録をまとめました。
バンクド回転(バンクドスラローム)
・コース上の旗門を、規定どおりに通過してゴールしたタイムを争う
・同じコースを3回滑る
・一番早いタイムで順位が決まる
立位のカテゴリー
上肢障がいクラス
SB-UL
下肢障がいクラス
SB-LL1
膝より上の切断など、比較的重度な下肢障がいの選手が出場
SB-LL2
膝より下の切断やまひなど、SB-LL1クラスよりも軽度の下肢障がいの選手が出場
バンクド回転(バンクドスラローム):結果・記録
カテゴリーは、下肢障がい、LL2クラスです。
順位 | 選手 | 国 | 1回目 | 2回目 | 3回目 | 記録 |
金 | 成田緑夢 | 日本 | 50.17 (1) | 49.61 (1) | 48.68 (1) | 48.68 |
銀 | Evan Strong | アメリカ | 51.03 (3) | 50.05 (3) | 49.20 (2) | 49.20 |
銅 | Matti Suur-Hamari | フィンランド | 51.05 (4) | 51.64 (4) | 49.51 (3) | 49.51 |
4位 | Mike Shea | アメリカ | 50.45 (2) | 50.01 (2) | 49.70 (4) | 49.70 |
5位 | Carl Murphy | ニュージーランド | 52.00 (5) | 51.80 (5) | 50.21 (5) | 50.21 |
1本目、2本目、3本目と、1位をキープしての金メダルです。
スノーボードクロスに引き続きのメダル獲得、本当におめでとうございます!
競技後のコメント
成田緑夢選手の競技後のコメントです。
「最高ですね。文句のない最高の大会となりました。全部挑戦の一本で、全部ベストを更新したので完璧かなと思います。
そうですよね。3本ともずっとトップでした。完全勝利です。
成田緑夢選手・プロフィール
成田緑夢選手のプロフィールを簡単にご紹介します。
名前:成田 緑夢(なりた ぐりむ)
誕生日:1994年2月1日
1998年:長野オリンピックでスノーボードのデモンストレーターを務める
2012年11月からフリースタイルスキー・ハーフパイプに取り組み始め、
2013年1月、2月のFISワールドカップに3回出場
2013年フリースタイルスキー世界選手権の日本代表に選出
姉が今井メロ、兄が成田童夢という、スノーボード一家の次男
2010年当時、成田緑夢選手は、ショーン・ホワイトが見せた新技「ダブルマックツイスト1260」を一発で決める技術を持っていたそうです。
ショーン・ホワイト選手と言えば、平昌オリンピックのハーフパイプで、平野歩夢選手と激闘のすえ、金メダルを獲った選手です。
将来を有望視されていたのは、間違いありません。
でも、2013年にトランポリンの練習中の事故で、ケガをしてしまいます。
左足の腓骨神経麻痺という重傷でした。
平昌パラリンピックでは、スノーボード競技で出場しましたが、2020年の東京パラリンピックの出場も目指し、走り高跳びに取り組んでいます。
障害を乗り越え、さまざまな競技に挑戦している成田緑夢選手。
いろいろな競技を通じて、身体能力もより培われているのかもしれません。
それが成果につながっているのかな、と思いました。
ご覧いただきありがとうございました。