『突風とビート』1巻あらすじ|1話〜4話・読み切り漫画・椎名軽穂
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『君に届け』が大ヒットとなった椎名軽穂さんの最新作『突風とビート』。
驚きの展開が続く作品となっていて、読み応えたっぷりな作品です。
1巻を読んだだけでハマってしまいました!
あらすじ&ネタバレを紹介いたします。
登場人物(キャラ)
■ニ家 光(にけ ひかり・女)
高校1年生。あだ名はニケ。
優しく、困っている人を見ると自然に助けます。
マイペースでよく笑う女の子。
■根元 久楽(ねもと くらく・男)
ニケと同じクラス。
日光アレルギー。
おばけが見え、おばけにモテる。
■田中 日夏莉(たなか ひかり・女)
ニケの友達。
明るく可愛いゆるふわな女の子。
何か訳ありな様子?
■福知(ふくち・男)
ニケと同じクラスの男の子。
突風とビート 1巻あらすじ&ネタバレ
BEAT.1 ニケとネモ
ニ家 光(あだ名・ニケ)は、高校1年生。
困っている人がいると、自然に助けてしまう、女の子。
なぜか、小学校の時の事を、あまり覚えていません。
ニケは、宿泊研修で同じ班になった根元が、最近学校に来ていない事が気にかかっています。
根元は、市電が一緒で、朝、目にする事が多い存在。
根元はいつも色んな人に囲まれていて、ニケ曰く『モテる』。
そして根元はいつも厚着をしていて、衣替え以降学校に来ていないので、ニケは、タトゥーが入っているのではと思っていました。
ある日、ニケはとあるおじいさんに頼まれ、根元の家に宿泊研修の書類を届けに行く事に。
根元の家に行くと、『今家族はいない』と言っていたのに、子供達が走っていたり、おばあちゃんが出迎えてくれたりと、賑やか。
そして、根元は薄着をしていますが、タトゥーはありませんでした。
根元は、日光アレルギーのため軽装で外に出られないのでした。
そして、根元は驚きの事を言います。
『今この家には僕とニケしかいない』『ニケは、生きている人と死んでる人の区別がついていない』
つまり、家族?と思っていた人や、根元がモテていると思っていた人、皆幽霊!
ニケは驚きつつも帰りますが、帰り道で、地縛霊を助けてしまい、少々ピンチ。
そのピンチを助けたのは、根元でした。
ニケは根元に、『ネモ』という新しいあだ名をつけて笑います。
そして、『学校に来て』、『私がネモの日よけになるから、ネモが私のおばけよけになって』と、ニケは言います。
ニケは、わくわくした気持ちになるのでした。
ニケとネモ、なんだかいいコンビになりそうです!
うまく表現しきれないのが悔しいのですが、椎名軽穂さんの作品は、わくわくする気持ちがとても伝わってくるので、ぜひ作品を読んでほしいです…!
BEAT.2 ネモの声
ニケは、ネモの家に早朝迎えに行きます。
ネモの家は今日もおばけで賑やか。
やっぱり生死の見分けがついてなく、おばけも生きているように見えるニケに、ネモは、目でおばけを見ているんだと言います。
ネモ曰く、ネモは感覚と肌でおばけを感じていると。
市電内。
ニケは、おばけの男の子にイヤホンを取られまいと戦っています。
ニケはいつもイヤホンをしていますが、音は流していなく、子供の頃から耳に何か詰めていたそう。
学校へ行く途中、ニケとネモは海の見える木陰で休みます。
ネモは海が好きなんて言っていないのですが、ニケは海が好きな事を当てます。
話をしているうちに、ニケはイヤホンを外します。
ネモの声が好きだから、もっと聴きたい、と、ニケは笑います。
BEAT.3 日夏莉
ニケとネモは、クラスで仲良く話していますが、ニケがかいがいしく世話している事にクラスメイトはざわざわ。
ニケは、友達の日夏莉と話していますが、ネモは日夏莉の事をじっと見つめます。
日夏莉もネモを見つめ、何だかいいムード?
ネモは、小学校時代『ねくらくん』というあだ名だったのですが、なんと、クラスメイト数名がネモを知っていて、『ねくらくんだ!』と騒ぎに。
実はニケとも同じ小学校でしたが、ニケは覚えていない様子。
ニケが、今日からはネモだと言ってくれ、皆ネモと呼んでくれます。
放課後。
ニケと日夏莉は、クラスで話をしています。
そこに、クラスメイトの福ちゃんが現れ、日夏莉は去ります。
福ちゃんは、ニケに尋ねます。
『今誰と喋ってたの?』
ニケはイヤホンを見せ、『ママと通話してた』と返します。
去った日夏莉は、ネモに会い、話をします。
ネモの知っている『ひかり』はニケだ、と。
日夏莉は、ばれてたかと笑い、ニケは優しく、何でも欲しいものはくれると言います。
ネモはニケから何かを奪うつもりなら黙っていないと、日夏莉を睨みます。
日夏莉は実は1話から出てきているのですが、まさか…おばけ!?
嘘でしょ、と驚いてしまいました。
表現が上手すぎて…!
びっくりです。
BEAT.4 ニケとすきなひと
ネモは、ニケに、日夏莉がもう亡くなっている事を伝えようとしますが、伝えられません。
そして日夏莉は、ニケをかばうために除霊も出来ないけれど『黙っていない』と言ったネモを、好きかもと言い、ネモの側にいるようになります。
次の日。
ネモを迎えに来たニケは、ネモの近くにいたおばけに、昨日パジャマパーティーをしたと聞き、その日はニケも泊まりに来ると言い出します。
パジャマパーティーで、とある事から、ニケは日夏莉が既に亡くなっている事に気付いているとハッキリします。
日夏莉は、中学1年生の時に事故で亡くなっていたのでした。
ニケは、日夏莉と2人きりで話をします。
『ニケと日夏莉、好きな人が被ったらどうする?』と日夏莉が聞くと、ニケは、とりあおうと返します。
ニケの好きな人とは?
それは、ネモなのでした。
ニケはネモが好きなんですね!
ニケはとても優しく可愛い子なので、うまく行って欲しいな…!
これからのニケとネモの活躍に期待です!
読み切り漫画 『見たい・みたい』
中学3年生と中学1年生の、初々しい恋愛漫画です。
コロナ禍でマスクで顔が見えなかった時、ありましたよね。
その時の、顔を見たいけど自分の顔を見せたくない!というジレンマをうまく描いている作品です。
作品データ
作者:椎名 軽穂
タイトル:突風とビート
巻数:1巻(1話〜4話、読み切り漫画)
出版社:株式会社 集英社(マーガレットコミックス)
今回は新作の『突風とビート』を紹介しました!
私の文章より、とってもとっても面白い作品です。
うまく伝えきれてない気がしてます…。
ぜひ、作品を読んでみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)