BE LOVE2月号おすすめマンガのあらすじをご紹介/試し読み・無料立読みあり
投稿日:2021年1月13日 更新日:
大人の女性も楽しめそうなマンガが色々と掲載されているBE LOVE。
アニメ化やドラマ化など、映像化された作品なども載っています。
今回は2月号(12月28日発売)で個人的に面白かった現在連載中のお勧めマンガをまとめてみました。
一風変わった平安ストーリー『清少納言と申します』
いまいち冴えない女性の光子と、彼女の婚活に精を出す義理の妹のなぎ子にスポットライトを当てられたお話です。
なぎ子というのは光子の弟の奥さんで、かなりパワフルな女性ですが、実はのちの清少納言。
平安時代が舞台になっていますが、登場人物たちは現代語を交えて喋っているのが面白いです(例として「詰んだ」「出禁」など今風な言い回しが出てきます)。
光子はなぎ子と真逆なおとなしい性格の女性のようなので、真逆な2人のやりとりを見ているのも楽しいです。
今回のお話では、なぎ子の協力もありながら、徐々に光子が婚活に積極的になっていったり、機転を利かせるところが印象的でした。
これまでになかった平安時代を題材にしたマンガだと思いますし、清少納言ってこんな感じの人だったのかな?と想像しながら読むのも楽しそうです。
作品データ
作者:PEACH-PIT
タイトル:清少納言と申します
巻数: 現在2巻まで発売中
出版社:講談社
ドラマ化もされた『私たちはどうかしている』
老舗の和菓子屋、光月庵を舞台に繰り広げられる、主人公七桜(なお)と椿にスポットライトが当てられたサスペンス色の強い少女マンガです。
昨年、浜辺美波さんと横浜流星さん主演でドラマ化されたのが記憶に新しいのではないでしょうか?
ただ連載中にドラマは終わってしまったので、原作とは微妙に内容が違っている様子。
ドラマでは亡くなっていた多喜川の父親、秀幸は原作では8年間も身を潜めて暮らしていて、亡くなったことにされています。
また目が見えづらくなっていた椿は手術をしていますが、まだ女将は健在で、七桜もまだ光月庵で働いています。
そしてドラマで明かされた椿の父親を殺した犯人は、まだ誰なのか分かっていません。
安藤先生の繊細なタッチの絵柄がとても華やかできれいなのが魅力の1つです。
ただ画力が高いせいか、女将がドラマ以上に迫力があって怖いです(^_^;)
ドラマでは明るいイメージの強い観月ありささんが演じてらっしゃったので、少しマイルドになっていたのかもしれませんね。
今回の話では、椿が自分が子供の頃父を殺したのかもしれないという話が出てきましたが、七桜は椿は犯人じゃないし、早く真実を見つけて安心させたいと思い始めます。
そして2人は、秀幸が実は生きていたという真実を知ってしまうのですが、原作ではどういう結末を迎えるのか気になりますね。
安藤先生のブログなどを読んでいる限りでは、物語は佳境に向かっているようです。
作品データ
作者:安藤なつみ
タイトル:私たちはどうかしている
巻数: 現在14巻まで発売中
出版社:講談社
能面女子の学園コメディ『能面女子の花子さん』
家庭の事情で能面をつけて生活する女子高生の花子さんと、彼女をとりまく生徒たちの学園コメディです。
まず「能面女子って何?」と思ってしまいますね(笑)
能面をつけているだけで、制服を着て登校している姿は一見ホラーですが、それ以外はクラスメイトたちと普通にお喋りしたりお茶目なところもある花子さん。
同じクラスの小野寺さんは、花子さんはメンタルが強すぎると思っています。
でも、寒いけど誰もまだ履いていないタイツを履いて登校すると気後れするという女子高生らしい周りに合わせる一面も持っています。
だけど、普通に女子トークをしながらも「同調圧力に耐えるほかない」など痛いところをついてきたりもします。
学生時代って周りに合わせなきゃいけないとか、そういうのがあったなと思いながら読んでしまいました。
家の事情で能面を付けないといけないって、どういうことなのか気になりますし、花子さんの素顔はどんな感じなのかなど色々気になります。
基本的に軽いタッチで描かれているので気軽に楽しめる作品だと思います。
作品データ
作者:織田涼
タイトル:能面女子の花子さん
巻数: 現在6巻まで発売中
出版社:講談社
一風変わった平安時代もの、サスペンスもの、コメディなど3作品紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか?
試し読みもあるので、気になった方は読んでみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。