老化ストップ食材 緑茶の効果!ケルセチンは1日3杯でOK!たけしの家庭の医学
投稿日:2019年1月22日 更新日:
「名医とつながる!たけしの家庭の医学」で、全身の老化をストップする食材が紹介されていました。
身近で簡単に取り入れられる飲み物だったので、番組の内容をご紹介します。
番組情報
テレビ朝日
1/22 (火) 19:00 ~ 21:48
名医とつながる!たけしの家庭の医学
■概要
名医おすすめ!冬に嬉しい食材&飲み物
「全身の老化を止める科」
体内にたまったサビが老化を進めていることが判明!
体内のサビを取り去る医学界注目の老化ストップ成分『ケルセチン』とは?
寒い季節にうれしいケルセチンを豊富に含む飲み物「○○茶」とは?
■出演
司会:ビートたけし
アシスタント:澤田有也佳(ABCテレビアナウンサー)
ゲスト:
原日出子、森尾由美、天野ひろゆき、ガダルカナル・タカ
先生:
新潟大学大学院 南野徹先生
老化の原因はサビ
人間の体は細胞から作られていますが、その細胞にサビのようなものが溜まり、細胞の働きを弱めてしまいます。
老化とは、体にサビのようなものが溜まることなのだそうです。
体にサビが溜まる原因は?
高血圧、高血糖、たばこ、暴飲暴食、睡眠不足、精神的ストレスなどさまざまな原因で体にサビが溜まります。
でも、これらの原因を全て取り去るのは不可能です。
サビをこれ以上溜めずに、取り去る方法はないのでしょうか?
最近の研究で「ケルセチン」という成分が注目されています。
体のサビを取り除くケルセチン
体内のサビを取ってくれる成分は「ケルセチン」です。
ケルセチンは、植物由来のポリフェノールの一種で、老化ストップ成分として医学界で注目されているそうです。
サビた細胞は体内で生きていますが、そのサビて働きの悪くなった細胞を殺してくれるのがケルセチンです。
マウスの実験では、ケルセチンを投与したマウスは約1.4倍長生きだったという報告があります。
この実験から、血管を軟らかくする、心臓の働きを改善、認知症や肺の病気を改善などの報告も上がっているとのこと。
現在、ケルセチンを配合した治療薬のヒトでの臨床研究が始まっているそうです。
ケルセチンたっぷり食材とは?
白菜、ピーマン、玉ねぎ、アスパラガス、りんご、いちごなどのベリー類などに含まれています。
でも、より多くのケルセチンが含まれているおすすめの飲み物があります。
それが緑茶です!
緑茶に含まれるケルセチン
緑茶の茶葉にはケルセチンが豊富に含まれています。
特に煎茶にはピーマンの約2.5倍のケルセチンが含まれています。
また、ウーロン茶や紅茶などにも豊富に含まれているそうです。
市販のペットボトルのお茶でもOKです。
ケルセチンの1日の摂取量
先生がすすめるケルセチンの摂取量は、1日100㎎です。
これは、レタスなら14玉、ピーマンなら30個くらい食べないと摂取できません。
でも、緑茶なら1日3杯で必要量を摂取できるのだそうです。
約40gの茶葉を使用した場合、約100㎎のケルセチンを摂取できます。
検証
緑茶を飲んで、サビの量が改善されるかどうかの検証を行いました。
参加されたのは、67歳の女性です。
この方は、いままで緑茶はあまり飲んでこなかったそうです。
また食事も偏りがあり、野菜の摂取が少ないというのが、サビが多い原因の1つのようでした。
サビの量の検査では、基準値が5.0に対し、9.26という数値がでました。
検証は、緑茶を1日3杯のむだけです。期間は1週間です。
検証結果
野菜の摂取量などはそのままですが、緑茶の他、紅茶やウーロン茶などをお好みで飲んでいました。
1週間後の結果は、
検証前:9.26 ⇒ 検証後:4.92
南野先生のお話では、1週間という短い期間なので、本当にお茶だけで全てを改善しているかは断言できないとのこと。
でも、かなり有望な結果で、大きな可能性を感じているようでした。
そして、ポイントとして、
・無理なく適量を
・1ヶ月以上摂取する
・お茶にはカフェインも含まれているので飲み過ぎには注意を
ということでした。
まとめ
体の老化が気になる人にはケルセチンが豊富に含まれている「緑茶(煎茶)」がおすすめです。
体内のサビが減少する可能性があります。
飲む量は1日3杯程度です。約40gの茶葉を使用した場合、約100㎎のケルセチンを摂取できます。
ケルセチンは、緑茶では特に煎茶に多く含まれています。ウーロン茶や紅茶にも多く、ペットボトルのお茶でもOKです。
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身近なお茶が、老化ストップ食材だったとは嬉しいです。
とても手軽に、簡単に摂取できますね。
私はコーヒー党で、お茶を飲む機会が少なかったので、これからは積極的に飲みたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。