美容・健康

記憶力テストで認知機能チェック!MCI&認知症を早期発見!たけしの家庭の医学

投稿日:2018年12月27日 更新日:

 

たけしの家庭の医学

 

今、日本の社会問題ともなっている問題のひとつに、認知症があります。

認知症を防ぐ手立てはあるのでしょうか?

「名医とつながる!たけしの家庭の医学 3時間スペシャル」では、「4大認知機能チェックSP」として、認知機能のチェック方法が紹介されていました。

認知症を早期発見するのに重要な認知機能には、記憶力、視空間認知力、注意力、言語力があります。

ここでは番組の中から「記憶力」についてまとめました。

記憶力テストもあります。



 

 

番組情報

テレビ朝日
12月25日(火)19:00~21:48
名医とつながる!たけしの家庭の医学 3時間スペシャル
4大認知機能チェックSP

出演:MCビートたけし
アシスタント:澤田有也佳
ゲスト:かたせ梨乃、紫吹淳、具志堅用高、山田邦子、榊原郁恵、ガダルカナル・タカ
医師:東京医科歯科大学特任教授メモリークリニックお茶の水理事長 朝田 隆先生

 

認知症の発症率

現在、日本では65歳以上の7人に1人が認知症を発症していると言われています。

認知症はそのまま放置すれば進行するばかりですが、早期のMCIという段階で治療を始めれば、正常な状態に戻すことも不可能ではありません。

こう唱えるのは、認知症の第一人者であり、長年、認知症を研究している朝田先生です。

 

MCIとは

「MCI」とは軽度認知障害のことで、認知機能が衰え始めている状態です。

認知症ではないけれど、認知症一歩手前の予備軍です。

6年前のデータでは、MCIと認知症患者の数は合わせると約862万人。

現在では、1000万人以上の人が発症していると言われています。

ちなみに、このデータによれば、65歳以上の約4人に1人が認知症、またはMCIであるという計算になります。

 

MCIをチェックするポイント

認知症を予防する重要なポイントは、MCIにいち早く気づき早期に治療を始めることです。

そのため早く衰えがちな4つの機能をチェックすることが大事です。

 

4つの機能

・記憶力

・視空間認知力

・注意力

・言語力

 

ここでは、4つの機能のうち「記憶力」のチェックや改善方法をご紹介します。

 

記憶力チェック!

それでは、これから記憶力をチェックするためのテストをやっていきたいと思います。

準備するもの

次のものを準備してください。

・タイマー
・紙と鉛筆

 

記憶力テスト

①これから16枚のイラストを出しますので90秒かけて、できるだけ多く覚えてください。

 

それではスタートします。

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

①チリトリ

②タンバリン

③鼻

④扇風機

⑤カマキリ

⑥ゾウ

⑦玉ねぎ

⑧お玉

⑨消しゴム

⑩車

⑪バナナ

⑫靴下

⑬鳩

⑭あじさい

⑮サッカーボール

⑯タンス

 

イラストはここまでです。

 

覚えましたか?

 

では、次のテストへ進みます。

 

②100から7を順番に引いていく計算を行います。

100-7=93
93-7=86

という具合にです。これは頭の中で計算すればOKです。

制限時間は1分です。

それではスタートしてください。

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

終了です。

 

次のテストです。

 

紙と鉛筆を用意して、①で覚えたイラストが何だったのか、できるだけ沢山書き出します。

制限時間は1分です。

それでは、スタートしてください。

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

書き出せましたか?

 

ここまでがチェックと思われるかもしれませんが、実はここからが本当のチェックになります。

 

④もう一度別の紙を用意します。

これから、イラストを思い出すためのヒントを出します。

それを見ながら、もう一度16枚のイラストが何だったのか思いだして書き出してください

制限時間は1分です。

 

矢印の先にヒントがありますので、それを見て思い出して書いてください。

それでは、スタートしてください。

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

<ヒント>

①掃除道具 ②楽器 ③体の一部 ④電気製品 ⑤昆虫 ⑥動物 ⑦野菜 ⑧調理器具 ⑨文房具 ⑩乗り物 ⑪果物 ⑫衣類 ⑬鳥 ⑭花 ⑮スポーツ用品 ⑯家具

 

書き終わりましたか?

これでテストは終了です。

それでは、結果を見てみましょう。

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

↓ ↓ ↓

<答え>
①チリトリ ②タンバリン ③鼻 ④扇風機 ⑤カマキリ ⑥ゾウ ⑦玉ねぎ ⑧お玉 ⑨消しゴム ⑩車 ⑪バナナ ⑫靴下 ⑬鳩 ⑭あじさい ⑮サッカーボール ⑯タンス



 

 

チェックの結果について

このテストの結果、10個以上正解が書ければ、記憶力に問題はないでしょう。

10個未満の方は、要注意です。

この個数は、MCIの人と健常者それぞれの平均値から10個未満だと記憶力に問題があると設定しているそうです。

④でヒントが出ますが、ヒントを見ても思い出せないというのが問題になります。

 

記憶力について

記憶力には記銘・保持・再生の3つの過程があります。

記銘:覚える
保持:保つ
再生:思い出す

この内、記銘力は加齢によって最も衰えやすいのです。

記銘力が衰えると、新しく覚えられない、ヒントをもらっても思い出せなくなり、これが認知症につながる恐れのある、危険なものになります。

16枚のイラストの記憶力チェックは、この記銘力をチェックするテストです。

 

認知症で記憶力が落ちる理由

脳にある海馬は、記憶力を司る機能であり、この海馬が衰えると記憶力が低下していくとのことです。

認知症で記憶力が落ちるのは、この「海馬」が小さくなることで記憶力が低下すると考えられているそうです。

加齢と共に小さくなる海馬ですが、早めに対処すれば記憶力は改善することができるとのこと。

次に、朝田先生が教えてくださった記憶力改善方法をご紹介します。



 

 

記憶力予防・改善

記憶力を改善するポイントは、

・毎日続けること

・記憶力の記銘、保持、再生のうち「再生=思い出す」トレーニングをすること

思い出すトレーニングをすると、情報をインプットする力も鍛えられるそうです。

 

トレーニング法

記憶力を改善させるトレーニング法は、

「1つ前の食事のメニューを思い出す」ことです。

朝ご飯のときには、前の日の夕食を、
昼食のときは、朝ごはんを、という具合です。

上手くいかなくても、諦めずに思い出そうとすることが大切です。

思い出そうとすることで海馬が活性化し鍛えられるとのことでした。

昨日食べたメニューを思い出すことで再生がトレーニングできる、これなら気軽に毎日続けられそうですね。

 

 

認知症はがんと同様、早期発見、早期の段階でトレーニングを行うことで改善できるかもしれない、というのは希望になりました。

大切なのは続けること。毎日、楽しみながら続けることが、認知症を防ぐカギとなるのかもしれません。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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