林修の今でしょ講座 美容・健康

林修の今でしょ講座・卵の疑問解決!血糖値.健康に効果的な食べ方.青い卵アローカナとは?

投稿日:2018年5月30日 更新日:

 

林修の今でしょ講座

 

テレビ朝日の番組「林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル」は2本立てです。

そのうち「卵ってそんなにスゴイの?まだまだあった国民の卵の疑問を全部解決」の卵の特集をまとめました。

卵は、以前はコレステロールが多いので食べ過ぎてはいけない、1日1個と言われていました。

でも最近は、その話は間違いと言われていますね。

番組ではいろいろな卵の疑問に答えながら、新情報が紹介されていました。

健康維持の参考にしていただければと思います。



 

 

番組情報

テレビ朝日
「林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル」
2018年5月29日(火)
21:00~21:48

概要
(1)「卵ってそんなにスゴイの?まだまだあった国民の卵の疑問を全部解決」
(2)「健康長寿は摂っている!血管&肝臓を老けさせない最強油No.1決定戦」

MC:林修
進行:松尾由美子(テレビ朝日アナウンサー)
講師:伊藤明子、赤石定典/佐田政隆
ゲスト:中山雅史、伊集院光、滝沢カレン/キムラ緑子、ビビる大木

 

前回のおさらい

①卵を食べても血中コレステロールは上がらない
1日1個と言われていたが、医学的にはもっと食べてもいい

②黄身に含まれる栄養素「コリン」は、脳を老けさせないので認知症予防が期待される

③白身に含まれる「卵白たんぱく質」は、筋肉を老けさせない。つまづきなどを防ぐ

 

国民の卵の疑問を全部解決 Q&A

生卵、温泉卵、ゆで卵で栄養は変わる?

答:「少し変わる」

■黄身
黄身にはビタミン、ミネラルがあり、加熱すると少し減る。

■白身
白身にはたんぱく質が含まれており、加熱しても栄養には変化がない。

ただし吸収率は、加熱すると90%、 生卵だと50%なので、タンパク質を摂りたいのなら加熱した方がよい。

ゆで卵は固く茹ですぎると、今度は吸収されにくくなるので、程々の硬さが良いとのこと。おすすめは温泉卵。

まとめると、ビタミン・ミネラルを摂りたいのなら生卵、タンパク質を摂りたいのなら加熱して、ということです。

 

タンパク質がマックスに取れるゆで卵の作り方

・水に卵を入れて強火で加熱

・沸騰後3~5分茹でる

温泉卵よりも少し固めのゆで卵ができます。

タンパク質を効率的に取れて、黄身もとろとろなので、ビタミン、ミネラルの損失を最小限に抑えられるおすすめのゆで卵です。

目玉焼きの場合は、殻を割って焼くので、殻に守られていない分、栄養が少し流れ出てしまいますが、それほど大きな損失ではないということです。

鍋卵ゆで卵

 

血糖値の上昇を防ぐ卵の食べ方は?

答:「卵かけご飯」

卵には血糖値の上昇を抑えるパワーがあります。

卵かけご飯は、卵のタンパク質が糖質を包み込み、血糖値の上昇を抑えてくれます。

青のりをかけると、食物繊維でダブルコーティングされるので、なお良いです。

 

卵にかけるベストな調味料は?

答:「醤油」

お医者さんが選ぶ卵にかけるベストな調味料は、お醤油でした。

お醤油はGI 値が低く、お醤油に含まれるメラノイジンという成分が血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。血糖値上昇の観点から言うとお醤油がよいとのこと。

塩分が気になる方は、減塩醤油やスプレー式の容器で醤油の量を減らすといいです。

 

■ソースの良い点
野菜や果物が原料なので、ビタミンやミネラルが豊富

■ケチャップの良い点
生のトマトよりリコピンが豊富

 

白玉と赤玉、色の違いで栄養は変わる?

答:「栄養は変わらない」

・白いニワトリは白い卵、赤いニワトリは赤い卵を産む

・赤玉の方が若干高いのは、赤いニワトリの方が餌をたくさん食べるから

・赤玉でも値段の高い卵(DHA入りなど)は特殊卵といい餌が違う

 

黄身の色の違いは?

黄身の色の違いによって栄養価の差はありません。色の違いは餌によって変わります。

白っぽいものはトウモロコシ、赤っぽいものにはパプリカや唐辛子が入っています。



 

 

卵はサイズによって栄養は変わる?

答:「変わる」

卵のサイズが変わっても黄身の量は変わりませんが、白身の量は変わります。

結果的にタンパク質が増えると言うことです。

 

ニワトリの卵とうずらの卵で栄養価は変わる?

栄養価はニワトリの卵の方が高いですが、血管に良いと言われているビタミン B 12に関してはほとんど変わりません。

※ビタミン B 12は貧血を予防してくれる

 

お腹の調子が悪い時

お腹の調子が悪い時は、卵の栄養がお腹の調子を悪くする細菌と戦う力をつけてくれます。

おすすめなのは温泉卵。

卵の栄養を上手に摂るには温泉卵が一番とのこと。

 

子供の卵アレルギーについて

離乳食の早い段階で卵を食べさせると、卵アレルギーの予防につながります。

卵アレルギーは子供に多く、大人になると治る人が多いのだとか。

卵アレルギーは、0歳児約54%、18歳以上になると5%未満

 

卵の保存

スーパーで売っている卵は、工場で綺麗に洗浄されているので、出荷時点で菌はほとんどいません。

冷蔵庫での保存は、パックのままが理想的なのだそうです。

 

卵料理の保存方法は?

答:「冷凍」

食中毒のリスクを下げるには、冷凍保存がおすすめです。

冷蔵庫だと扉の開け閉めで温度が一定ではありません。

食中毒菌が活性化する温度は10から60度なので、冷凍なら食中毒菌は活性化しないとのこと。

火を通すことで食中毒菌が死滅するので、解凍するときはしっかり火を通すのがポイントです。

冷凍に向いている卵料理は卵焼き。

 

 

 

カレーライスに卵のトッピングは正解?

答:「正解!」

カレーライスだけだとビタミンやミネラル、タンパク質が少ないので、卵のトッピングで不足分を補えます。

 

お蕎麦に卵を入れるのは正解?

答:「正解!」

お蕎麦単体だと、タンパク質やビタミンが少ないので、卵を入れることで不足分を補えます。

月見そばなんていいですね。

 

先生注目の卵

先生注目の卵は、「アローカナ」という少し青みがかった卵です。

注目しているポイントは、

・栄養価が豊富

・疲労回復に期待できるビタミン B 群が普通の卵の10~20倍

・主な産地は北海道・千葉・福岡など

殻は薄っすらと青いのですが、中は普通の色の卵です。

まだあまり流通していませんが、直売所や通販で購入できるそうです。

 

 

 

レシピ

脳を老けさせないおすすめの卵料理

ブロッコリースプラウトの炒り卵和え

ブロッコリースプラウトには栄養価の高いスルフォラファンが含まれています。

スルフォラファンは脳の認知機能を上げる効果があります。

ブロッコリースプラウトは熱に弱いので、炒り卵を作って食べる直前にあえるとよいでしょう。

 

筋肉を老けさせない卵料理

鳥のささみを使ったそぼろ丼

ささみは高タンパク低脂肪。

ささみのひき肉のそぼろと、卵のそぼろ、高タンパクの食材が筋肉を老けさせない効果があります。

 

 

まとめ

・ビタミン、ミネラルを最大限摂りたいなら生卵

・タンパク質を最大限摂りたいなら温泉卵、ゆで卵

・血糖値の急上昇を抑える卵の食べ方は卵かけご飯。食物繊維が豊富な青のりをかけるとなお良い

・血糖値の上昇を緩やかにする調味料は醤油

・白玉と赤玉、色の違いで栄養は変わらない

・卵はサイズによってタンパク質の量が変わる

・冷蔵庫での保存はパックのままが理想的

・卵料理は冷凍保存がおすすめ

 

さて、いかがだったでしょうか。

卵は栄養価が高いとは思っていましたが、血糖値も抑えられますし、コレステロールを心配しなくてもいいので、食事にもっと取り入れたいです。

黄身がトロトロのゆで卵が、すごく美味しそうだったので、早速作ってみようと思います。



 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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