『包帯ごっこ』4巻あらすじ|15話〜18話
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医学生達のピュアな恋模様を描く『包帯ごっこ』。
ついに病院での実習が始まり、今回はいつきや日野に新しい出会いがありました。
そして、日野の過去も明かされています。
あらすじ&ネタバレを紹介していきます。
登場人物(キャラ)
■広瀬 いつき(ひろせ いつき・女)
勉強が好きで、勝算のある勝負しかしたくない、そんな高校生。
でしたが、日野と出会い、日野に恋し、その恋心が実らなかった事で臆病に。
今は大学4年生。
■日野 恭介(ひの きょうすけ・男)
バスケットで有名な男子高生でしたが、ケガをした事でバスケットを辞めています。
イケメンでモテモテ。
いつきと出会い、医者になる夢を持ちます。
いつきと同じ大学4年生。
■泉(せん・男)
骨肉腫で片足を失っている14歳の男の子。
いつも明るく元気。
車椅子バスケをやっていて、夢はパラリンピックに出る事です。
3巻ラストおさらい
病院での実習が始まった、いつきや日野達。
整形外科でお世話になる事に決まり、まず車椅子バスケを体験する事に。
バスケを遠ざけていた日野。
バスケに再び向き合えるのでしょうか。
続きの4巻、あらすじ&ネタバレを紹介いたします!
包帯ごっこ4巻あらすじ&ネタバレ
15限目
車椅子バスケを体験する日野。
なんだか難しい表情をしながらボールと向き合っていて、いつきも心配そう。
そこに、骨肉腫で片足を無くした泉(せん)という14歳の男の子が現れます。
泉は、車椅子バスケをやっていて、今日も練習に来たのでした。
日野がバスケをしていたと知った泉は、日野に懐きます。
泉は、将来パラリンピックに出たいと笑って日野に伝えます。
日野は、応援すると笑顔で答えます。
帰り道。
日野は、いつきに、バスケを遠ざけていた理由は罪悪感からだと思うと話します。
バスケは、頑張るのが当たり前だった、だけど怪我で出来なくなり、プロになるとかそういう事無しでただ楽しむ事に、昔の自分を裏切るような気持ちになっていた、と。
話の流れから、日野の兄の話になります。
何やら、兄との話は深そうです…。
車椅子バスケと向き合い、日野は過去を乗り越えられたのかな?と思います。
車椅子バスケは、障害者も健常者も楽しめるようなので、これをキッカケに日野がまたバスケを始めたらいいな、なんて思いました!
16限目
日野の兄・征臣は、日野の2歳年上。
勉強もスポーツもなんでも出来て、日野にとっては自慢の兄でした。
そんな征臣の影響で、日野は、小学校1年生から征臣と同じミニバスで、バスケを始めます。
その内、日野は、3年生で試合に出られるようになったり、4年生で名門学校からスカウトが来たり…と、征臣を抜いてしまったのでした。
それがキッカケで、征臣とは疎遠に。
征臣は寮のある中学校を選び、顔を合わせる事もなくなりました。
中学校に入学した日野は、バスケを続けますが、周りの妬みに負けないよう、一層練習に励みます。
もちろんそれは、高校でも。
だけど、ある日の試合中、日野は怪我をしてしまい、バスケが出来なくなってしまったのでした。
兄も、バスケも失い、日野は茫然自失。
だけど、いつきに出会い、医者になる夢が出来、日野はやっと暗闇から抜けだせたのでした。
日野は、いつきに、医者になって泉のような子の力になりたいと思ったと笑います。
日野の過去には、兄も関わっていたんですね。
大好きな兄も、大好きなバスケも失ったとなると、とても悲しかったと思います。
いや、悲しいなんて言葉じゃ表現しきれないかもしれないですね…。
17限目
整形外科に、泉が腕の骨折で入院する事に。
いつきと日野が担当として診る事になります。
いつきと泉が話していると、日野の話に。
日野が怪我をした時の事を、いつきは想像してみたけれど、気持ちはわからなかったと泉に話します。
そんないつきに、泉は、人の痛みなんて分かると思う方が傲慢、自分も分かるなんて絶対言われたくないと、いつもの元気な泉とは違う様子でいつきに言い放ちます。
ある朝。
いつきと日野は、待ち合わせて朝早くに泉の様子を見に行きます。
泉は、いつもと違う様子。
看護師に「嫌だって言ってるだろ!」と物を投げつけ、いつき達を見て、「全員出ていけ!」と強く言い放ったのでした。
人の痛みを分かろうと思う方が傲慢、確かにそうかもしれませんね。
いつもの泉と違うところも、気になります。
18限目
泉に何があったかというと、今回の入院は、骨肉腫の再発のチェックのためでもあったのでした。
でも、心が追いつかず、検査を3年も避けている泉。
骨肉腫の再発率は5〜10年で10%以下程度。
それは、泉にとっては、過酷な数字なのでした。
日野といつきは、泉を説得しに行きますが、骨肉腫が再発していたら最悪の事態もあり得る事に、泉は恐怖を感じていました。
日野には俺の気持ちはわからないと言われ、愕然とする日野といつき。
その日の夜、泉の事を2人で話し合おうと、いつきと日野は日野の家に行きます。
2人で話し合い、出た答えは、自分の気持ちは分からないと閉じこもっていても何も変わらない、自分の事を何も知らない人が救ってくれる事だってあるはず、また泉に素直に伝えてみよう、という事でした。
いつきは、日野がもう傷付かなくて済むようにと願うのでした。
骨肉腫は骨のガン。
再発していたら…と考えると確かに怖いですよね。
無事に泉は検査を受けてくれるのでしょうか。
再発はしていない事を祈り、5巻の発売を待つ事にします。
作品データ
作者:山形 あおな
タイトル:包帯ごっこ
巻数:4巻(15話〜18話、おまけマンガ)
出版社:株式会社 集英社(マーガレットコミックス)
今回は、新たなキャラ・泉の登場で、ストーリーが大きく展開しました!
いつきと日野の絆も深まったかなと思います。
気になる続きは5巻を楽しみに待ちましょう!
5巻は2025年7月頃発売予定との事です。
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