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林修の今でしょ講座

林修の今でしょ講座|みかんと柿の健康効果比較!みかんVS柿!どっちを食べる?

投稿日:

 

みかんと柿

 

冬に美味しい果物、みかんと柿。

どちらを食べるべきなのか?

「林修の今でしょ講座」から、みかんと柿の成分や健康効果を比べました。



 

 

番組情報

林修の今でしょ!講座
12/10 (火) 19:00 ~ 21:48
テレビ朝日

みかんについて教えてくれた先生は、旭川医科大学教授 太田嗣人先生です。

柿について教えてくれた先生は、奈良県マーケティング課 濱崎貞弘先生です。

 

風邪予防には柿

ビタミンCは白血球の働きを強化して免疫力を高めてくれるので、風邪予防になります。

ビタミンCの量では、柿に軍配です。

冬の果物で比べてみると、柿が一番多いのです。

100g中のビタミンCの量

・リンゴ4㎎

・みかん35㎎

・柿70㎎

 

インフルエンザ予防には柿

風邪インフルエンザ

柿に含まれる「柿タンニン」は、ポリフェノールの中でも最強だと言われています。

インフルエンザ、鳥インフルエンザ、ノロウィルスなど13種類のウイルスで実験したところ、全てのウイルスの活動をとめたのが「柿タンニン」でした。

みかんには残念ながらそういった効果は期待できません。

 

骨粗しょう症予防にはみかん

骨にいいみかんの成分と効果

みかんに含まれる「β-クリプトキサンチン」という成分が骨の破壊を防いでくれるので、骨粗しょう症予防の効果が期待できます。

1日に3個~4個以上食べている人は、骨粗しょう症の発症リスクが最大92%低いという結果が出ているとのこと。

また、みかんに含まれるクエン酸は骨を丈夫にするカルシウムの吸収率をアップしてくれます。

クエン酸は柿にはほとんど含まれていません。

 

骨にいい柿の成分と効果

柿は、柿の葉にカルシウムがたくさん含まれています。

でも柿の葉をいただくのはなかなか難しいですね。

一番手軽なのは、柿の葉茶です。

柿の葉茶は市販されているので、お手軽です。

せっかくカルシウムがたくさん含まれているということで、現在は、柿の葉を食べられるように研究をしているそうです。

 

どちらも骨によい成分は入っていますが、柿の葉は摂取方法が限られるので、みかんの方が手軽ですね。

 



 

 

血管を強くするのは?

血管にいいみかんの成分と効果

みかんに含まれる「β-クリプトキサンチン」に強い抗酸化作用があり、血管が錆びるのを防ぐ効果が期待できます。

 

血管にいい柿の成分と効果

柿に含まれる成分が、食後の血糖値の急上昇を抑えてくれるため、血管を傷つけるのを抑制し、血管を元気に保つことができます。

 

みかん、柿、ともに血管によい成分が含まれています。

みかんは抗酸化作用によって血管そのものの老化を防ぎます。

柿は血糖値上昇を抑えることで、血管に悪い影響を与えないようにします。

 

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血流改善にはみかんも柿も効果あり

血流改善にいいみかんの成分と効果

みかん

みかんに含まれる「ヘスペリジン」という成分が血流をよくして冷え性改善の効果が期待できます。

「ヘスペリジン」は吸収率がよくないのですが、緑茶と一緒に摂ると吸収率が高くなります。

緑茶のカテキンが吸収率アップしてくれるので、カテキンを含む紅茶でもOKです。

「ヘスペリジン」は皮にも含まれています。

脂と一緒に摂取すると吸収率がアップし、苦みも抑えられるので、天ぷらやきんぴらなどおすすめだそうです。

また、皮に含まれる「リモネン」という成分が、肌の表面を保湿し、毛細血管の血行をよくする効果があるので、皮をお風呂に入れるといいそうです。

 

血流改善にいい柿の成分と効果

柿

柿には「シトルリン」という成分が含まれていて、血流改善作用があります。

シトルリンは加熱することで2倍以上に増えるので、天ぷらにするのがおすすめとのこと。

また、血流を改善することで肌に栄養がいきわたり、乾燥肌の改善にもなります。

おすすめのメニューは、柿トーストです。

パンにバターを塗りスライスした柿をのせて焼きます。

小麦のたんぱく質が肌の細胞の再生を助け、バターのビタミンAが、肌の新陳代謝を促進してくれます。

 

みかんにも柿にも、血流を改善する成分が含まれています。

寒い冬は縮こまりがちで、血流が悪くなり体も冷えますね。

みかんも柿も、体を温めてくれる冬には嬉しい果物です。

 



 

 

認知症対策はみかん

認知症

認知機能にいいみかんの成分と効果

みかんに含まれる「ノビレチン」というポリフェノールの一種が、認知症対策に効果が期待できるのではないかと、現在研究が進んでいます。

認知機能テストを行った結果、冬は夏に比べて認知機能が4、5歳衰えていたという研究結果があります。

最新研究では、柑橘類をよく食べる人は、認知症の発症が14%低下するという結果も出ています。

ノビレチンは柿には含まれていないそうです。

柿の効果としては、硬さがあるので食べる動作、噛むことが脳に刺激を与えてくれます。

 

腸内環境改善には柿

腸内環境を整える柿の成分と効果

腸内環境改善には食物繊維が大切です。

食物繊維はペクチンという物質ですが、ペクチンがゴボウの2.5倍含まれています。

みかんにも、白いすじのところにペクチンは含まれています。

ただ、たくさん摂取するのがなかなか難しいため、腸内細菌の効果を期待するのは難しいとのこと。

ここは、みかん博士の太田先生も負けを認めていました。

 

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長期保存の方法

みかん

みかんは冷凍するのがおすすめです。

冷凍してもみかんの成分や効果は変わりません。

冷凍みかんの作り方

冷凍する前にみかんを水で洗います。

周りの氷の膜ができて乾燥を防ぐことができます。

ラップなどせずにそのまま冷凍して構いません。

食べるときには自然解凍します。

4カ月は美味しく食べられます。

 

柿は、何といっても干し柿にするのがよいでしょう。

干すと水分がとび、味や成分が凝縮されるので、生の柿よりも栄養価が高くなります。

 

■こんな記事もあります。

 

みかんと柿、それぞれに健康効果がありますが、どちらも甲乙つけがたいです。

どっちということもなく、どちらも適量を美味しくいただけばいいですよね。

ちなみに、みかんは1日3個、柿は1日1個くらいが適量とのことです。



 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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