この差って何?口臭予防&改善に口呼吸マスクやサポーター!いびきや口の渇きにも!
投稿日:2020年2月26日 更新日:
寝ている時についつい口を開けっ放しで寝てしまい、起きたら喉が痛くなってしまったという経験はありませんか?
口を開けて寝ると、口内細菌が増えて口臭の原因にもなります。
今回は「この差って何ですか?」で紹介された、口を開けて寝た時のデメリットや改善方法についてまとめました。
放送日時・概要
2月25日(火)19:00~20:00
「この差って何ですか?」
・いつものアレをやめたらこんなに差がつきました
■出演
MC:加藤浩次、川田裕美
レギュラー:土田晃之、上地雄輔
パネラーゲスト:池田美優、小沢一敬、はるな愛
専門家:永澤守(かつしかキュアクリニック 院長)、中城基雄(中城歯科医院 院長)
口を開けっ放しにする2つのデメリット
口内細菌の研究をしている中城基雄先生によると、口を開けっ放しにすると口呼吸になってしまい、2つのデメリットがあるとのこと。
感染症にかかりやすい
1つ目は風邪、インフルエンザなどの感染症にやりやすいということです。
鼻呼吸をしていると、鼻毛や粘膜がフィルターの役割をして体内に入る細菌を減らす効果があります。
しかし口呼吸の場合はフィルターがなく、最近が喉から直接体内に入りやすく、感染症になりやすいということでした。
口臭の原因になる
2つ目は口が乾きやすくなって、口臭がきつくなってしまうということ。
唾液には菌の増殖を防ぐ役割がありますが、口が乾いて乾燥して唾液が減ってしまうと、菌が増殖して口臭がきつくなってしまうのです。
口臭の検証実験
無意識に口が開いていることが多い、おかずクラブのゆいPさんにが検証実験を行いました。
<ゆいPさんの数値>
■寝る前に歯を磨き、寝る前の口内細菌の数を測定 → 5000個
※口内細菌量は2万5000個以下なら通常値。5000個はほぼ無臭状態
■医療用の機器を使い口臭を測定 → 10ppbでほぼ無臭レベル
ちなみに臭いレベルは以下のように測定されます。
測定値(単位:ppb) | 口臭レベル |
0~80ppb | ほぼ無臭 |
81~200ppb | オナラ |
201~500ppb | 硫黄臭 |
501~800ppb | 生ごみ臭 |
801~1,000ppb | 魚の腐敗臭 |
検証結果
カメラをセットしていつも通り寝てもらいましたが、口を開けてイビキをかいて寝ていたゆいPさん。
起床後、再度口内細菌の数をチェックをしてみると、菌は約8倍にまで増えてなんと4万個に!
口臭も約37倍強くなって368ppbになってしまい、硫黄のような臭いがするレベルにまでなってしまいました。
口呼吸改善サポーターをつけて再度検証
次に睡眠中強制的に口が開かなくなるサポーターを装着して寝てもらいました。
サポーターをして寝たら、口を開けないようになるので、鼻呼吸になりました。
起床後、早速口内細菌をチェックをしてみると、細菌は約8000個になっていて、口を開けて寝た時と比べると約5分の1にまで減少していました。
また口臭の強さも25ppbとほぼ無臭状態に変わっていて、口を開けて寝た時と比べると約15分の1日まで減っていました。
口呼吸から鼻呼吸へ改善するサポーターとは
サポーターはこんな感じ↓のもので、いろいろ種類が出ています。
値段は1,000円~2,000円くらいで、手軽に使えると思います。
口呼吸から鼻呼吸へ改善!マスクタイプ
マスクタイプもあります。
検証結果まとめ
結果をまとめました。
口内細菌の数 | 口臭 | |
歯磨き後 | 5000個 | 10ppb |
口を開けて寝た時 | 4万個 | 368ppb |
サポーター装着時 | 8000個 | 25ppb |
ちなみに、一般女性3人にも同じ検証をしてもらったところ、口内細菌は約4分の1にまで減り、口臭は8分の1まで軽減されるという結果になりました。
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口臭が気になる人は、朝起きた時に口が乾いていないか気にしてみるといいかもしれません。
口の渇きを感じるようなら、普段から鼻呼吸を意識する、寝るときにサポーターやマスクを使ってみるのもいいかもしれませんね。
また口呼吸はいびきの原因にもなるので、いびきで悩んでいる人も使っているようです。
サポーターやマスクはネットで購入できます。
値段もそれほどしないので、手軽に使えると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。