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平昌オリンピック

平昌五輪寒かった!サイバーテロも!食事は評判・不評?満足?評価は?

投稿日:2018年3月1日 更新日:

 

オリンピックシンプル

 

平昌オリンピックも終わってしまいました。

日本は金4つ、銀5つ、銅4つのメダルを獲ることができました。

日本選手の方の活躍、テレビの前で見ていて感動しました。

さて、そんな平昌オリンピックですが、選手の方々にとっては、パフォーマンスを発揮できる環境だったのでしょうか?

平昌オリンピックでは、開始前から寒さや強風など、問題点が指摘されていました。

今回は、終わってみて、よかったと評価されている点、問題があったと言われている点をまとめてみました。



 

 

評価された点

まず、評価されている点をまとめました。

よかった点としては、

・過去最多92の国と地域が参加
・女性選手の割合が冬季五輪で過去最高の42%
・氷の質がよかった
・選手村の食事がよかった

ということが挙げられています。

氷の質については、選手から、反応が良かったとの意見がありました。(IOC 選手委員会がヒアリングしたそうです。)

実際にスケート競技では、世界記録が2、オリンピック記録が15出ています。

 

また、オリンピック村での食事が評判がよかったようです。

ほとんどの日本人選手が、選手村の食事が美味しいと言っていました。

インタビューでも、高梨沙羅選手はお米が、女子カーリングチームは、韓国料理が美味しかったと言っています。

日本料理のブースはなかったそうですが。

 

アメリカでも、食事は評判がよく

・料理のメニューは18ページ
・調理師約180人
・韓国料理、洋食、ハラルフードなど、900種類の料理を完璧に提供した

と報道されています。

 

その他、選手村ではサムスン電子が、参加選手全員に、自社の最新スマートフォン「 Galaxy Note 8」五輪バージョンを提供しています。

simカードがついているので通信で使えました。

 

このようなサービスもあり、選手たちは選手村や競技場の施設、大会運営におおむね満足しているということでした。(IOC 選手委員会ヒアリング結果より)

 

食事は、実際に日本人の選手が美味しかったと言っているので、その通りかと思います。

でも宿舎については、不具合を聞いたので、「満足」というのはちょっと意外だったかな。

でも、考えてみれば、問題は報道されるけど、問題なければ報道はされないので、不具合は一部の人だったのでしょうね。

 

では、問題点についてはどうでしょうか?



 

 

問題点

問題点については次のことが言われています。

・気象条件の悪さ
・競技の開始時間
・セキュリティの問題

 

問題点1・気象条件の悪さ

気象条件は、開始前から問題にされていましたが、実際にやっぱり問題だったようです。

 

スノーボード女子スロープスタイル

スノーボード女子のスロープスタイルは、強風のため予選が中止となり、全員が決勝に進む形になりました。

そしてその決勝では、26人中25人が転倒するという結果になりました。

このような状況は、競技としてどうかと思いますが、それよりも危険だと思いました。

転倒すればケガをする可能性もあります。

 

スキージャンプ男子ノーマルヒル決勝

スキージャンプ、男子ノーマルヒルの決勝も、強風で競技が度々中断しています。

選手が10分以上待たされたりしたため、体が冷えてしまい、体調のコントロールが難しかったと思います。

そして、競技の中断があったため、終了時刻が日付をまたいでしまい、午前0時19分となりました。

テレビで葛西紀明選手が「寒い」と言っていたのが印象的です。

葛西紀明選手の話では、

風の強さは信じられない。
音がすごい。
気持ちが怯んでしまうくらい。
こんな経験はほぼない。
「こんなの中止でしょう」と心の隅でちょっと思っていた。

と言っています。

 

選手が安全に、最高のパフォーマンスを発揮する環境ではなかったように思います。

 

問題点2・競技の開始時間

次の競技について、競技の開始時間が次のようになっていました。

・スキージャンプ、午後9時半競技開始
・フィギュアスケート、午前10時競技開始

 

スキージャンプは開始時間が遅すぎて、フィギュアスケートは早すぎました。

スキージャンプは、終了時間が日をまたいでしまいました。

 

フィギュアスケートは、通常は午前中に練習をして、試合は午後からになります。

団体戦では、転倒する選手が続出し、競技開始時間の影響があったのかな、とも感じます。
選手全員が、同じ条件だと言われればそれまでです。

ただ、もし、時間が影響しているのであれば、選手が転倒する可能性をできるだけ少なくするのは大切なことかな、と思いました。

転倒は、ケガにつながると思います。

 

このような時間になってしまうのは、オリンピックの放映権料が関わっていると思われます。

IOC の収益の80%は放映権料になっています。

その放映権料を地域別で見てみると
・アメリカ約51%
・ヨーロッパ約23%

この数字を見てビックリしました。ほとんどアメリカとヨーロッパが占めています。
これで、アメリカ、ヨーロッパの時間に合わせた競技時間になってしまうのですね。

 

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問題点3・オリンピック会場の警備、セキュリティ

開会式

開会式の時に舞台に侵入者がありました。

犯人は一般のチケットで入場して、観客席前の柵を乗り越えて乱入したそうです。

手を振ったり写真撮影をするなどして開会式を妨害しました。

 

スピードスケート会場

スピードスケート男子の表彰式後に、半裸の中年男性がリンクに乱入しています。

 

なぜ、簡単に侵入されてしまったのでしょうか。

実は、強風のため、手荷物検査を行うセキュリティゲート(テント)を解体してしてしまったのだそうです。

そのため、入構証の目視だけで入場可能になってしまい、セキュリティが甘くなりました。

 

結局これも、気象条件の悪さが関係しています。

自然の力には勝てませんが、寒さと強風は分かっていたことなので、何か対策が打てたらよかったですね。

 

サイバー攻撃

開会式を標的にしたコンピュータウイルス「オリンピック・デストロイヤー」によるネットワーク障害が発生していました。

そのため、入場券の出力ができず、会場内の通信網もダウン。大変な混乱だったようです。

 

ボランティアの辞退

平昌オリンピックでは、約1万4000人のボランティアでしたが、寒さ対策や古い宿舎など、待遇面に不満を持つ2000人が辞退したそうです。

ボランティアは、大会を支える大事な役割を担っています。
人数が不足すると、大会の運営にも関わってきます。

また、原因は分かりませんが、韓国の気象衛星がダウンしてしまい、日本のものを借りていたとのことです。

冬の競技は、外で行うものが多いので、天気の予測は重要です。気象衛星のダウンは痛いですね。

 

まとめ

よかった点としては、

・過去最多92の国と地域が参加
・女性選手の割合が冬季五輪で過去最高の42%
・氷の質がよかった
・選手村の食事がよかった

 

そして、問題点としては、

・気象条件の悪さ
・競技の開始時間
・セキュリティ問題

ということでした。

 

よかった点の氷の質や、食事については、選手がよいパフォーマンスを発揮するのに、きっとよい影響を与えることができたのではないでしょうか。

問題点は、どれも選手が安全に、最高のパフォーマンスをするためには、改善したい項目です。

 

これらは、2年後の東京オリンピックにも通じるところがあると思います。

日本での開催は真夏で暑さ問題があります。

平昌オリンピックよりも、規模が大きくなる東京オリンピック。セキュリティはさらに厳しくしなければいけません。

競技時間については、放映権の問題もあるので、改善はできるのでしょうか?

日本もすでに対応策を考えているようですが、どのように解決していくのか、気になるところです。

 

2年後の東京オリンピック、世界中の人々が、安全に楽しく、選手の人は思いきり力を出し切れる、そんな大会になるといいと思います。

 

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それでは、
最後までお読みいただきありがとうございました。



 

 

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