平昌パラリンピック・新田佳浩銀!クロスカントリー結果記録・スプリントクラシカル
投稿日:2018年3月14日 更新日:
平昌パラリンピック、クロスカントリー、男子スプリント・クラシカル(立位)に出場していた、新田佳浩選手が銀がメダルを獲得しました!
男子スプリント、クラシカル(立位)の結果・記録(タイム)をまとめました。
クロスカントリーとは
雪の上をスキーやストックを用いて走る競技です。
「雪原のマラソン」と呼ばれています。
種目は、走法と距離を組み合わせた種目が行われます。
走法は大きく分けて、クラシカル走法とフリー走法があります。
今回はクラシカルなので、スキーを左右平行に保ちながら、作られている2本のシュプール上を滑る走法になります。
男子スプリント・クラシカル(立位) 結果
金:Alexandr Kolyadin、カザフスタン
銀:新田佳浩、日本
=3:Mark Arendz、カナダ
=3:Ilkka Tuomisto、フィンランド
4:Witold Skupien、ポーランド
4:Hakon Olsrud、ノルウェー
5:Alexandr Gerlits、カザフスタン
5:川除大輝、日本
5:Alexander Ehler、ドイツ
6:Grygorii Vovchynskyi、ウクライナ
6:Haitao du、中国
6:Luca Tavasci、スイス
記録・タイム差
カナダとフィンランドの選手は、同タイムでした。
順位 | 選手 | 国 | 記録 | タイム差 |
金 | Alexandr Kolyadin (LW4) | カザフスタン | 04:19.7 | |
銀 | 新田佳浩 (LW8) | 日本 | 04:20.5 | 0.8 |
3 | Mark Arendz (LW6) | カナダ | 04:20.8 | 1.1 |
3 | Ilkka Tuomisto (LW8) | フィンランド | 04:20.8 | 1.1 |
立位のカテゴリー
下肢障がい
重い順に
①LW2
②LW3
③LW4
試合後のコメント
金メダルの選手とは金さの差で銀メダルとなりました。
新田選手はゴールした後、悔しさで「あーと叫んでいました」
でもその後、家族に囲まれ笑顔でした。
金メダルに届かなかったことは、悔しかったと思いますが、力を出し切った結果なので、きっと納得しているのだと思いました。
お子さんは、
「お父さんがまた一歩歩いたから、僕もそれに合わせて一歩ずつ歩いて行きたい」
まだ小学生だと思います。しっかりしたお子さんです。
奥様は、
「ひとつの夢に向かって頑張っている新田さんのことを尊敬している、メダルという形に手が入ったことはありがたい」
新田選手は、
「いい時も、悪い時も、支えてくれたのが家族、信じてくれていた家族に、メダルという形を残すことができて嬉しい」
そうおっしゃっていました。
新田佳浩選手は、パラリンピックに6大会連続で出場しています。
2002年のソルトレークシティー大会で銅1個、
2010年のバンクーバーで金メダル2個を獲得しています。
2大会振りとなりましたが、今回は銀メダルです。
長く大会に出場して37歳の新田佳浩選手、凄いですね。
このメダルは、新田選手にとってももちろんですが、ご家族にとっても、大事なメダルです。
おめでとうございます。
ご覧いただきありがとうございました。