天皇陛下の退位と即位の予定・どんな儀式?意味と行事日程
投稿日:2018年3月30日 更新日:
天皇陛下の退位を含めた行事の基本方針が決定しました。
天皇陛下の退位と即位について、いろいろな行事があるので、どんな行事があるのか日程と行事の意味をまとめました。
2019年「代替わりの行事」の日程
2月
2/24:在位30年式典
4月
4/30:天皇退位
5月
5/1:新天皇即位
10月
■10/22
<午前>
・即位礼当日賢所大前の儀
<午後>
・即位礼正殿の儀
・祝賀御列の儀(パレード) ⇒ 台風19号の復旧対応優先のため11/10に延期
・饗宴の儀(10/22・25・29・31)
※延期の検討がされているのは、祝賀御列の儀(パレード)の部分だけです。
■10/23
総理大臣主催 晩餐会
11月
■11月9日
天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典
皇居前広場で開かれる
「嵐」がパフォーマンスをすることでも話題
■11/10 午後3時~
祝賀御列の儀(パレード)
■11/14~15
大嘗祭
■11/16・18
大饗の儀
行事の意味
「在位30年式典」とは
・天皇陛下の在位30年を祝う式典
・国立劇場で行われる
在位20年のとき(2009年)
・国立劇場で式典が行われ1000人が参加。記念の演奏など行われた
・皇居前広場では国民祭典が行われ、3万人が集まりEXILEがお祝いの曲を披露
「退位礼 正殿の儀」とは
・国事行為(内閣府の予算で行われる)
・退位に伴う式典の名称
「即位礼 正殿の儀(せいでんのぎ)」とは
・国事行為(内閣府の予算で行われる)
・新天皇の即位を内外に示す儀式
「祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)」とは
・国事行為(内閣府の予算で行われる)
・パレードのことで、出発点と到着点は決まっている
出発地点:皇居
到着地点:東宮御所
「饗宴の儀(きょうえんのぎ)」とは
・国事行為(内閣府の予算で行われる)
・即位を披露する祝宴
前回は4日間にわたり計7回行われました。
各国の王室関係者や元首など、約3000人が参加し、ダイアナ妃も出席されています。
天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典
天皇陛下御即位奉祝委員会が主催する祭典
・開催日時:令和元年11月9日(土)13時30分~18時40分
・会場:皇居外苑、内堀通り、皇居前広場(国民公園)
<スケジュール&概要>
・第1部
13時30分~15時45分
皇居外苑と内堀通りでパレードが行われ、自由に観覧することができます。
・第2部
17時10分~18時40分
二重橋前特設舞台および皇居前広場で祝賀式典が行われ、観覧には申し込みが必要です。
・奉祝曲:作詞「岡田惠和」、作曲「菅野よう子」
・ピアノ:辻井伸行
・歌唱:嵐
・司会:谷原章介、有働由美子
「大嘗祭」(だいじょうさい)とは
・皇室行事(皇室費で行われる)
・新天皇即位後、初めての新嘗祭(にいなめさい)で、1度だけ行うもっとも重要な儀式
・詳細は「秘儀中の秘儀」と言われる
・新天皇が、特設された「大嘗宮」で、その年に収穫されたお米などを備え、自らも食べ、国の安明と五穀豊穣を祈る
・「大嘗宮」は建設などに約18憶円かかり、終了後は取り壊される。平成の「大嘗祭」終了後の一般公開では、18日間で44万人を超える人が見学した
・宗教的な儀式のため、皇室行事となっている
大饗の儀(だいきょうの儀)
・皇室行事(皇室費で行われる)
・大嘗宮の儀の後に行われる儀式
・天皇が参列者に白酒(しろき)・黒酒(くろき)・酒肴を賜り、ともに召し上がる儀式
前回「即位礼正殿の儀」が行われたのは1990年です。
その時のことを踏まえ、宮内庁からは「即位礼 正殿の儀」と「大嘗祭」の日程を離して欲しいと希望がありました。
前回は日程が近かったので、かなりの負担があったそうです。
今年の秋をめどに式典委員会を設置して式典の内容などを検討していくのだそうです。
前回、7回行われていた「饗宴の儀」については、簡素化するなどの検討をしていくようです。
日程が決まり、行事についても耳にするようになると、「平成が終わるんだなぁ」と、実感が湧いてきます。
新元号は何になるんでしょうか?
気になりますね。
※新元号は「令和」になりましたね。
こんな記事もあります。
・GW平成から令和へ代替わり行事日程スケジュール・今からでも間に合う改元イベント
・GW何する?どこ行く?一人で楽しむ過ごし方/おひとり様おすすめ
・GW予定なしの人へ!笑える!泣ける!ハラハラ系などおすすめ映画5選2019
最後までお読みいただきありがとうございました。