僕らは奇跡でできている9話|あらすじネタバレ&感想
投稿日:2018年12月7日 更新日:
「僕らは奇跡でできている」は、生き物好きで一風変わった大学講師の相河一輝(高橋一生)と、戸惑いながらも彼のペースに巻き込まれていく周囲の人間の関係をほのぼのと、そして思わずくすっと笑ってしまうテンポで描かれているドラマです。
第9話(12/4放送)では、そんな登場人物の恋の行方と、誰にも知られたくない秘密が少しだけ明らかになります。
琴音の告白
ある日一輝は琴音から告白される。
「私と付き合ってください。先生のことが好きなんです。」
琴音(矢作穂香)のストレートな告白に、驚きながらもはっきりと断る一輝。
諦めきれない琴音は一輝と育実(榮倉奈々)の関係に探りを入れる。
双方に直接気持ちを問いただすが、どちらもはっきりと答えてはくれなかった。
沼袋の秘密
こんにゃく農家の家に生まれ、自分の進路に悩む新庄(西畑大吾)はアリについて熱く語る覆面男の動画配信をよく視聴していた。
あるとき、配信中に映りこんだぬいぐるみと同じものが沼袋(児島一哉)の机の上に置かれていることに気が付いてしまう。
驚き、声を上げる新庄を慌てて別室に連れ出す沼袋。普段は無口で寡黙な沼袋の慌てる姿が、周りの人間を驚かせる。
育美と一輝
山田や琴音から育美への気持ちを問われ、口ごもる一輝は自分の気持ちについて考える。
そんな中、侵入したヤモリを捕まえるために自宅に一輝を呼んだ育美は、ヤモリに驚いて一輝に抱き付いてしまう。
自分の行動に動揺を隠せず、一輝を意識する育美。
一方で一輝は、「目に見えない気持ちに言葉を付けた人はすごい」と感動しながら、何とか自分の気持ちを言葉にして育美に伝えることを決める。
一輝の育美へ感情は「面白い」というものだった。
出会った頃のイラついた様子や、突然見せた涙、楽しくて不思議で、時には嫌な気持ちになることもある育美との時間をフィールドワークに重ねて「面白い」という言葉に当てはめた。
一輝から「つまり、僕は水本先生のことが面白いです」と言われた育美は、どこか考え込むような表情を見せた。
琴音には再度、自分は女として結婚の対象になりうるかと問われるが、「興味ありません」と答える一輝だった。
樫野木の気持ち
学生に慕われ、鮫島(小林薫)にもかわいがられる一輝を面白く思わない樫野木(要潤)。
娘から元妻の再婚予定相手の情報を聞き出しては、一喜一憂していた。
離婚の原因は明らかにされていないが、どうやら「フィールドワーク」という言葉がキーワードのようだった。
あるとき、樫野木の娘から、「樫木が過去にフィールドワークをしていた」と聞いた一輝は、何気なくその話題を持ちかける。
そんな一輝に対しイラつきがピークに達した樫木は「ここから消えてほしい」と怒鳴りつけてしまう。
突然の暴言に硬直し、言葉を失った一輝は、翌日学校に現れなかった。
一輝を家に呼ぶというだけでも意識してしまうのに、突然抱き付いてしまい、動揺する育美。
それに対し、ヤモリのことで頭がいっぱいの一輝。
そんなやり取りが、なんとも微笑ましく、二人をくっつけてしまおうとする山田さんの気持ちがよくわかります。
今回、何とか自分の思いを言葉にした一輝でしたが、今後二人の関係がどうなるのか、次回も楽しみです。
また、思わず言ってはいけない一言を投げつけてしまった樫野木は、鮫島から「目を背けている問題があるのではないか」と言われ、図星を突かれた様子でした。
翌日、学校へ来なかった一輝の行き先も気になります。
いよいよ次回が最終回です。
どんな終わりになるのでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。