ゲイシャGEISHAとは?ナイジェリアと国民食サバのトマト漬け缶詰
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西アフリカで人気の「ゲイシャ・GEISHA」をご存知でしょうか?
日本の商品ということで、「芸者」と何か関係があるのかと思ったのですが、どうやら食べものらしいのです。
サハラ砂漠の南西に位置する西アフリカで食べられている「ゲイシャ・GEISHA」とは、どんな食べ物なのでしょうか。
GEISHA・ゲイシャとはサバのトマトソース缶
「GEISHA」とは日本の芸者をローマ字にしたもののようです。
ナイジェリアで人気の缶詰ですが、現地の日本人には「ゲイシャ缶」と呼ばれているので、読み方は「ゲイシャ」でいいようです。
「ゲイシャ」とは、サバをトマトソースで煮込んだ缶詰のことです。
日本の商品と書きましたが、日本の「川商フーズ」という企業の商品です。
缶詰には、芸者の絵が書いてあって、日本らしさが表現されていると思います。
実際、外国人に芸者の絵が人気でお土産にされていたので、缶詰にも書いたそうです。
この「GEISHA」はとても人気があり、現地では類似品も出ているそうです。
味はどうなのでしょう。日本のものと類似品、同じなのでしょうか?
日本人のことです、きっと味にもこだわっているのでは?と思ってしまいます。
この芸者の絵で、日本製と類似品を見分けてくれるといいのですが・・・。
川商フーズとは
「川商フーズ」がどんな企業かというと、
・「ノザキのコンビーフ」で有名な「野崎産業」
・鉄鋼製品の販売、加工の企業「川鉄商事」
が合併してできた企業です。
鉄鋼製品?と思いましたが、川鉄商事では製缶加工を行っていました。
「GEISHA」はガーナやナイジェリアでは国民食
「GEISHA・ゲイシャ」はガーナやナイジェリアなどの西アフリカでとても人気です。
すでに日本製だと忘れられるほど定着しているとのこと。
「ゲイシャ」の缶詰はサバの他、ツナやフルーツ、野菜などの種類があるそうで、欧米や中東などでも販売されていますが、西アフリカでは「ゲイシャ」と言えばサバというくらい浸透しています。
ナイジェリア料理では、ヤマイモ、豆、トマトを使うことが多いようです。
トマトはメジャーな食材なので、トマトを使ったシチューなどもあるそうです。
ナイジェリアの人にとっては、トマトベースの味はなじみがあったのでしょう。
手軽だし、保存もきくので受け入れられて人気が出たのかもしれませんね。
どうして西アフリカに?
どうして日本の商品が遠い西アフリカで人気になったのでしょうか?
詳しいことは分かりませんでしたが、きっかけは政府始動の計画だったようです。
戦後の政府の計画に、缶詰産業の振興というのがあり、安いサバを使って缶詰をつくりましした。「GEISHA」と名付けられた缶詰は、世界各地に輸出されて、その中の西アフリカに定着したということです。
戦後ということは、随分前からこの缶詰はあって、随分まえから輸出されていたのですね。
ナイジェリアの人達も、長いことこの缶詰を食べてきたからこそ、国民食となっているのでしょう。
日本の商品が受け入れられて、食べられているのはちょっと嬉しいです。
ナイジェリアについて
ナイジェリアは、国名こそ知っていますが、どんな国なのか知りませんでした。
調べてみたら、アフリカ最大の経済大国でした。そして人口もアフリカ最大でした。
「そうだったんだ」と、自分の知識のなさを改めて痛感です(^^;)
旅行先としてはどうなのかな?
見どころがありそうなので、調べてみましたが、外務省のHPをみたら、地域によって危険レベルが「レベル2」~「レベル4」までありました。
「レベル2」で「不要不急の渡航はやめてください」というレベルです。
「渡航する場合は、特別な注意を払い十分な安全対策を」とあります。
旅行には不向きのように感じましたが旅行ツアーはありました。
もし旅行を考えるのなら、きちんと調べる必要がありそうです。
「ゲイシャ」は日本で買えるの?
残念ながら「ゲイシャ」は日本では未発売です。
amazonに「GEISHA」という商品はありますが、こちらはサバではなく、まぐろです。
サバとトマトは相性がよいので、日本でもレシピはいろいろあります。
サバやサバの水煮缶をトマトで煮込んだり、パスタソースにしたりする人も多いのではないでしょうか。
「ゲイシャ」と同じような感じがしますが、実際の「ゲイシャ」は、現地の人に合わせた味にしているかもしれませんね。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
ゲイシャは、
・サバをトマトソースで煮込んだ缶詰でした。
・西アフリカのナイジェリアなどで人気で、国民食になっていました。
・日本では未発売です。
どうしても食べてみたいかたは、個人輸入かな?(^^;)
それでは、
最後までお読みいただきありがとうございました。