林修の今でしょ講座

林修の今でしょ講座|今気になる肺炎とはどんな病気?肺にいいこと&食べ物

投稿日:2020年5月14日 更新日:

 

肺炎

 

コロナにおびえながら生活されている方も多いかと思いますが、そもそも肺炎はどんな病気なのでしょうか?

今回は「林修の今でしょ!講座 2時間スペシャル」の中から肺炎に関するお話や、肺機能を維持する方法の記事をまとめました。

肺のことを教えてくださったのは、みやざきRCクリニック院長の宮崎雅樹先生です。



 

 

番組情報

テレビ朝日
5月12日(火)19:00~21:00
「林修の今でしょ!講座 2時間スペシャル」
・今だからこそ気をつけたい 体の部位悩み解消SP

◇出演者
【MC】林修
【学友】礼二(中川家) 石田明(NON STYLE) 伊沢拓司/伊集院光
【講師】伊藤明子(赤坂ファミリークリニック院長 公衆衛生専門医)
内野勝行(金町駅前脳神経内科院長)
川本徹(みなと芝クリニック院長)
銅冶英雄(お茶の水整形外科 機能リハビリテーションクリニック院長)
藤田浩司(水天宮藤田眼科理事長)
保科孝行(保科クリニック院長)
宮崎雅樹(みやざきRCクリニック院長)

 

肺炎の種類

そもそも肺炎はどんな病気なのでしょうか。

肺炎には大きく分けて2種類あります。

・一般的な肺炎は細菌性

・新型コロナウイルスなどによる肺炎はウイルス性もの

宮崎先生によると、この2つの違いは肺炎にかかってしまうメカニズムが違うということ。

 

肺炎の種類別メカニズム

細菌による肺炎

一般的な肺炎は気管支のさらに奥にある肺胞という部位に細菌が入って炎症を起こす病気。

激しい咳、たんの他に免疫細胞が細菌に抵抗するため高熱が出て、ひどい場合は呼吸困難になる場合もあります。

しかし新型コロナウイルスの肺炎は、さらに重い症状が出る場合があるということ。

 

ウイルス性の肺炎

ウイルス性の肺炎の場合もやはり肺胞で炎症が起きます。

そこで免疫細胞が出てきますが、一部の人は免疫細胞が暴走し、ウイルスだけでなく健康な組織も破壊して重症化する場合があるのだとか。

新型コロナウイルスも最初は風邪のような症状が1週間ほど続きますが、多くの人は免疫細胞のおかげで回復するということです。

しかし中には重症化する人もいるのは、この免疫細胞の暴走が原因ではないかと言われているということでした。

ちなみにコロナ騒動が起こる前の肺炎は細菌性のものがほとんど、ウイルス性の肺炎は10数%だったということでした。



 

 

肺機能を維持するのによい方法

鼻呼吸

先生のお話では肺を鍛えて強くすることはできませんが、肺機能を維持することはできるということでした。

まず肺を弱らせないようにするには、鼻呼吸をすることが大切。

鼻毛がフィルターとなって、ウイルスや異物をブロックしてくれるのです。

逆に口呼吸だとブロックがうまく働かず、ウイルスが体内に侵入しやすいということでした。

 

せん毛を乾燥させない

2つめはせん毛を乾燥させないこと。

せん毛とは喉や気管にある毛のようなもので、最近やウイルスから守るボディーガードのような役割をしています。

しかしこれの弱点は乾燥。

鼻呼吸だと空気が加温、加湿されていい状態で肺に入っていきますが、口呼吸だと鼻に比べて加温加湿が弱まってしまうのです。

またせん毛の動きをよくするために、水分を適度にとることも言われていました。

 

肋間筋を鍛えて質のいい呼吸を

肺機能が低下している場合はちゃんとした呼吸ができていない他に、肺の周りの筋力が低下しているのも原因ということでした。

肋骨と肋骨の間の筋肉は肋間筋と呼ばれていますが、呼吸をするときに使われる筋肉です。

しかしこの呼吸筋が衰えていると質のいい呼吸ができません。

肺自体を鍛えることはできないけれど、肋間筋を鍛えることはできるというのが先生のお話でした。



 

 

口すぼめ呼吸

肺機能が弱っている人には口をすぼめてする「口すぼめ呼吸」が推奨されているということです。

口をすぼめて大きく息を吐き出し、吸い込むのを数回繰り返します。

口をすぼめることで抵抗が大きくなり、肺の手前の気管支が広がり、肺の周りの筋肉も鍛えられるのだそうです。

 

腹式呼吸

その他に紹介されていたのが腹式呼吸です。

まず背筋を伸ばし、ゆっくり息を吸い込みます。

この時お腹をふくらませるイメージでやるのがポイントです。

次にお腹をへこませながら、吸う時の倍の時間で口から息を吐き出します。

これは肺の他に、数回行うとよい睡眠にもつながる可能性があるということでした。

また腹式呼吸を行うことで副交感神経が刺激され、免疫力アップにもつながるんじゃないかということでした。

 

肺を老けさせない食べ物

1つはりんごに含まれるポリフェノールが肺機能を向上するという研究結果があるということで、りんごをお勧めされていました。

また誤えん性肺炎の予防には唐辛子がいいそうです。

これは高齢者の肺炎の多くを占めるもので、間違って食べ物を肺に吸い込んでしまって起こる肺炎のこと。

唐辛子に含まれるカプサイシンはむせることで、間違って飲み込まないシステムを刺激してくれるということです。

しかし取りすぎると腸を傷めてしまうので適量でということでした。

 

■こんな記事もあります

 

口すぼめ呼吸と腹式呼吸は慣れるまでは難しいかもしれませんが、今は割と時間があると思います。

よい睡眠、免疫力をあげるために、やってみるのもいいですね。



 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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