名医の太鼓判|血糖値が上がりにくい食材・茶色い炭水化物の食事術
投稿日:2018年9月4日 更新日:
TBSの「名医のTHE太鼓判!」では、「血糖値の3つの新常識」として、血糖値スパイクを予防する食べ物「舞茸」、血糖値を上げてしまう「生活習慣」が紹介されていました。
最後は「食事術」です。
食事には茶色い炭水化物を取り入れるとよいとのこと。
どんな食事術で血糖値をコントロールして若さと元気を保つことができるのでしょうか?
番組情報
TBS
9/3 (月) 19:00 ~ 22:00
名医のTHE太鼓判!
血糖値をコントロールして若さと元気を保つ3時間SP
あなたと家族の健康を守ります!
「血糖値の3つの新常識」
・舞茸が血糖値スパイクを防ぐ
・茶色い炭水化物が糖質の吸収を穏やかにする
・かかと落としが骨ホルモンが分泌され血糖値を下げる
■出演
MC :渡部建(アンジャッシュ)、山瀬まみ
レギュラー:児嶋一哉(アンジャッシュ)、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)
ゲスト:今陽子、立川志らく、中条きよし、丸山桂里奈、芳村真理
医師:赤石定典、池谷敏郎、大竹真一郎、大谷義夫、平田雅人、丸田佳奈、森田豊
工学博士:田中昭弘、管理栄養士:浅野まみこ
血糖値スパイクとは?
おさらいです。
血糖値スパイクとは、食事前の血糖値は正常ですが、食後の血糖値だけが急激に上昇してしまうことです。
血糖値が乱高下することで、血管を傷つけ、心筋梗塞、脳梗塞、腎臓病などさまざまな疾患を招くと言われています。
血糖値が上がりにくい食材・茶色い炭水化物とは?
茶色い炭水化物とは、精製されていないお米や麦で、玄米、もち麦、胚芽パン、ライ麦パンなどがあります。
最近ではスーパーでも、美味しく炊ける玄米やもち麦、電子レンジでチンするだけの玄米や雑穀米が売られています。
パン屋さんでは胚芽パンやライ麦パンも定番でおいてありますので、手に入りやすいのではないでしょうか。
茶色い炭水化物が血糖値を上げにくい理由
食物繊維
炭水化物は糖質が多いのですが、茶色い炭水化物には食物繊維が多いので、糖質の吸収を穏やかにしてくれ、血糖値の急上昇を抑えることができるのです。
マグネシウム
茶色い炭水化物にはマグネシウムが多く含まれています。
マグネシウムには、インスリンの働きと分泌を活性化させる効果が期待できるのです。
※マグネシウムの含有量
150gのご飯で、マグネシウムの含有量は、玄米は74㎎、白米は11㎎
茶色い炭水化物の取り入れ方・食事術
生活習慣病の治療を行っている東京慈恵会医科大学でも、茶色い炭水化物を積極的に取り入れていました。
・ご飯は麦ごはん
・ヒジキの煮物に押し麦を混ぜる
・ミートローフにも押し麦を混ぜる
・ふろふき大根は味噌に押し麦を混ぜる
主食だけでなく、さまざま料理に押し麦を混ぜていました。
押し麦を混ぜると噛み応えがあり、よく噛むことにつながります。
またかさ増しにもなりますね。
こうすることで、血糖値を上げにくい効果があり、不足している食物繊維をしっかりとることができるのです。
普段の料理に茶色い炭水化物を混ぜるだけなので、すぐにでも実行できそうです。
前の記事でご紹介した、朝食に焼き舞茸を加えたら、より効果が得られそうです。
こんな記事もあります。
・名医の太鼓判|血糖値を上げる生活習慣と行動・対処法とかかと落とし
・名医の太鼓判|血糖値スパイクを予防する食べ物・舞茸の効果的な食べ方と栄養
さて、いかがだったでしょうか?
普段のご飯やパンを茶色いものに変えると
・血糖値が上がりにくい
・食物繊維が摂れる
・かさ増しにもなる
手軽に実践できて、体に良いなら言うことなしですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。