名医の太鼓判|酢ベジで血圧と血糖値を改善!酢の種類と使い分け・栄養と効果
投稿日:2018年9月10日 更新日:
今回の「名医のTHE太鼓判!」のテーマはお酢です。
この前の記事で、骨粗しょう症の予防にいいという「きび酢」についてまとめました。
ここでは、「血圧・血糖値が高めの人」向けのお酢です。
番組情報
TBS
9/10 (月) 19:00 ~ 20:00
名医のTHE太鼓判!
「お酢の新常識」
目的に合わせて食べ方と種類がわかる・お酢SP
骨・血管・白髪を改善
・きび酢…骨粗しょう症予防に期待!
・酢べジ生活…夫の血圧が1か月で改善
・黒酢…黒酢生活の人の髪が黒髪!なぜだ
■出演者
MC:渡部建(アンジャッシュ)、山瀬まみ
レギュラー:児嶋一哉(アンジャッシュ)、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)
ゲスト:金田朋子、中島ひろ子、中山秀征、久本雅美
医師の先生:大竹真一郎、中山貞男、林泰史、丸田佳奈、森田豊、平柳要
血圧・血糖値が高めの人には「酢ベジ生活」
「酢ベジ」とは、お酢とベジタブル(野菜)のことでした。
お酢と野菜を食事にとり入れる生活を「酢ベジ生活」と呼んでいます。
「酢ベジ」とは?
「酢ベジ」とは、お酢に様々な野菜を漬け込んだものです。
お酢につけた野菜は、そのまま食べたり、料理に使ったりします。
番組で紹介された酢ベジは、
・酢生姜=血糖値を下げる効果が期待できる
・酢タマネギ=サラダなどにすぐ使えて便利。血液サラサラ効果が期待できる
・酢ミョウガ=そうめんや冷ややっこに。夏にはちょうどよい。香り成分にリラックス効果がある
・酢にんにく=にんにくに血管を拡張する効果があるので、血圧を下げる効果が期待できる。レンジでチンするとにおいが弱まる。みじん切りにしてお酢につける。1ヶ月ほど置くと臭みがとれ食べやすくなる。
酢タマネギと酢ミョウガを使ってイワシの南蛮漬けなども作っていました。
⇒ 「酢たまねぎ」のサプリ
「酢ベジ」の栄養と効果
「酢ベジ」が血圧を下げるのはなぜ?
どうして「酢ベジ」が血圧を下げるのでしょう?
お酢の成分「酢酸」は、細胞の中に入るとアデノシンという物質ができ、アデノシンが血管を広げると言われています。
そのため血圧が下がるのです。
お酢が血糖値を下げるのはなぜ?
お酢が血糖値を下げるのはなぜでしょうか?
体に入った糖は小腸で、酵素によって分解され吸収されます。
吸収されると血糖値上昇につながります。
お酢を一緒に摂ると、酵素の働きを抑えてくれるので、糖の分解や吸収を妨げる効果があります。
そのため、血糖値の上昇を抑えてくれると考えられています。
特に「酢生姜」は、生姜にも糖の吸収を抑える効果があるので、Wのパワーで血糖値上昇を抑えてくれる効果が期待できます。
お酢の種類の使い分け
穀物酢
小麦やトウモロコシなどの雑穀を原料としたお酢。一番一般的なもの。酸っぱさが揚げ物と相性がよい。
リンゴ酢
りんごが原料。甘くさわやかな香りなのでサラダと相性がよい。リンゴポリフェノールが血管を広げるので、血圧が下がる効果が期待できる
バルサミコ酢
ブドウを樽で熟成させたもので甘酸っぱい。カレーと相性がよい。甘酢漬けとカレーが相性がよいのと同様
実験結果
番組では、具志堅用高さんが10日間、酢にんにくを食べて、血圧改善に挑戦しました。
結果は、167/88 → 153/85
血糖値は、金田朋子さんが挑戦。
10日間、酢生姜を食べた結果です。
結果は、最高265だった血糖値が → 132
このような結果になりました。効果あります。
「酢ベジ」は、そのまま食べてもいいですが、料理に使えるのが便利です。
料理の方が出番が多いかもしれません。
簡単だし、普段の食事に取り入れられるので、今すぐにでも始められますね。
こんな記事もあります。
・お酢の健康法は1粒で!酸っぱいのが苦手でも大丈夫!目的に合わせて選べます!
・名医の太鼓判|黒酢の栄養と効果で髪の健康を保つ!白髪は改善するか?
・名医の太鼓判|お酢の種類で効果が違う!骨粗しょう症予防にはきび酢!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。