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諏訪湖御神渡りとは?現在の状況は?5年ぶり今年はみれた!2018

投稿日:2018年1月30日 更新日:

 

湖氷

 

今年は日本海側では大雪、都内でも23㎝雪がつもるという、とても寒い冬になっています。

寒いとその対応で大変なこともありますが、反面、自然の神秘的な景色をみることができると、盛り上がっている場所もあります。

長野県諏訪湖の御神渡り、聞いたことがあるのではないでしょうか?

最近は、温暖化の影響もあり、なかなか見ることができなくなっていましたが、ここのところの寒さで、5年振りに御神渡りがみられそうです。



 

 

御神渡りとは

長野県の諏訪湖でおこる自然現象で、神様が通る道と言われています。

諏訪大社は、諏訪湖を挟み南に上社、北に下社があります。
御神渡りは、上社と下社をつなぐように湖氷に現れる現象で、氷が割れて盛り上がり、道筋のように見えます。

諏訪大社上社の男神(おがみ)が、下社の女神のもとへ行くために通った道とされています。

日本らしい言い伝えですね。

 

御神渡りができるためには

御神渡りができるためには、まず諏訪湖が凍らなければなりません。湖がしっかりと凍る、全面結氷という状態にならないとできないのです。

また、ただ寒いだけではなく、寒暖差が必要とのこと。
気温低下と気温上昇という寒暖差があると、氷が伸縮します。氷が膨張した際にぶつかりあった氷がせりあがることによって御神渡りができます。

本州で本格的に観ることができるのは、諏訪湖だけのようです。

条件が重ならなければいけないので、なかなか難しいのでしょうね。
毎年みられるわけではないことが納得できます。

前回の御神渡りは2013年で、もし今年みることができれば5年振りです。

 

御神渡りは誰が決めるの?

御神渡りは、毎年現れるわけではないので、御神渡りができたかどうかを確認する人がいます。

八剱神社の宮司さんです。この時期になると毎朝諏訪湖を確認しているそうです。

「拝観式」で、南から北へ走る筋2本、東から西へ走る筋1本を確認して、氷の亀裂の入り方でその年の天候や、農作物の豊作・凶作などを占います。



 

 

御神渡りができるとき

御神渡りは、氷が伸縮してできます。

氷が持ち上がる際には、氷がぶつかりあう音がパリパリ、ミシミシとしています。

そして、ボンと氷がはじけ持ち上がります。

その時の音は、御神渡りを観に来ている人がビックリするくらいの音だそうです。

自然が起こす不思議な音、聞いてみたいです。

 

現在の状況は? 御神渡りはできている?

2018年1月30日現在、八剱神社の宮司さんによると、御神渡りと言ってよいものはできているようです。

ただ、まだ完全ではないため、ハッキリと「御神渡りです」とは言っていませんでした。

「たぶんこれが拝観式の候補になると思う」という言い方でした。

今後、他にも筋ができると思われますが、最初にできた大きなものを「御神渡り」というそうです。

もう一度大きな寒さがくれば、岸から岸へ渡り、盛り上がりももっと大きくなるのではないか?ということでした。

※2月1日現在

御神渡りが出現したというニュースがありました。

拝観式で3本の筋を確認して、正式に認定されるそうです。

 

 

天気予報は? 御神渡りは?

天気予報によると、今後1週間は冷え込むようです。

天気予報通りなら、最高気温と最低気温の差が10℃前後あります。寒暖差があるので、御神渡りができる可能性は高いとのこと。

節分か週明けあたりには御神渡りがみれるのではないかと、期待されてます。

※2月1日に出現しています。

 

日本には八百万の神といって、自然のもの全てに神が宿っているという考えた方がありました。
御神渡りはそんな日本の文化がうみだした、自然を敬う気持ちを表しているように思います。
天候は私たちにはどうすることもできません。最近は自然災害も多いので、自然の脅威とともに、偉大さを感じます。

 

それでは、
最後までお読みいただきありがとうございました。



 

 

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