『太陽よりも眩しい星』3巻(9話〜12話)あらすじ|マーガレット掲載 たまほし
投稿日:2022年6月28日 更新日:
『高校デビュー』『青空エール』『素敵な彼氏』など、ヒット作連発の河原和音さん。
『太陽よりも眩しい星』の3巻も、朔英のまっすぐな想いにキュンとしてしまう展開でした。
エピソードを紹介します。
登場人物(キャラ)
■岩田 朔英(いわた さえ・女)
背が高く、何かと頼りになる女の子。高校1年生。
幼馴染の光輝の事がずっと好き。
■神城 光輝(かみしろ こうき・男)
朔英の幼馴染。高校1年生。
子供の頃とは違い、格好良くてモテる。
■小野寺 翡翠(おのでら ひすい・女)
可愛らしい女の子で朔英・光輝のクラスメイト。
恋話好き。
■鮎川(あゆかわ・男)
朔英の隣の席の男の子。
■神城 昴(かみしろ すばる・女)
光輝の従姉。同じ高校の3年生。
何でも出来て美人。
2巻ラストおさらい
朔英は光輝に誘われ、学校行事『英語フェスティバル』略して英フェスの練習を2人でする事に。
そんな中、光輝は朔英に男らしい姿を見せます。
そして、「いつまでも小学生じゃない!」と光輝は朔英に言います。
光輝の発言の意味は?
気になるところで2巻は終わっていました。
太陽よりも眩しい星 3巻あらすじ&ネタバレ
3巻も、2人は少しずつ近づいていきます。
朔英の一途な思いはどうなる?
あらすじ&ネタバレを紹介していきます!
episode.9 天気雨
朔英と光輝は公園で英フェスの練習をします。
英フェスの練習も終わり、朔英は勇気を出して光輝と映画に行きたいと言います。
光輝は、いつ行く?と乗り気。
夏休みに観に行く事になります。
朔英は嬉しく思います。
英フェス本番。
ステージに立つ翡翠のスカートの中を盗撮しようとする3年男子に対し、朔英は翡翠を庇おうとし、ステージから落ちてしまいます。
そして、なぜ朔英がステージから落ちたのかを、たまたま知った光輝は、その3年男子と揉め事を起こしてしまいます。
朔英は光輝を助けようと急いで向かいますが、実際に助けたのは光輝の従姉・昴。
美人な昴に、朔英は、光輝の好きな人はこの人ではと思います。
朔英と光輝、近づいたかと思ったら次の問題が出てきて…という感じですね。
しかも今回はライバルの登場。
河原和音さんの描写は、絵とモノローグで気持ちを表すのが上手なところがすごいです。
光輝の表情の描き方から、光輝の好きな人は…本当に昴なのではと思ってしまいます。
episode.10 ビハインド
朔英は、光輝の好きな人が昴なのではという思いが消えません。
そんな中、クラスメイトで英フェスの打ち上げに、焼肉に行く事に。
光輝はその日部活の試合がありますが、朔英が行くと知り遅れて行く事にします。
打ち上げ当日。
朔英は鮎川と話が合い、話をしていると、クラスメイトにお似合いだとも言われてしまいます。
翡翠が迷惑だろうと庇いますが、鮎川は迷惑じゃないと言い出します。
そこに光輝が現れますが、鮎川の発言は聞いてなかった様子。
朔英は安心すると共に、鮎川が何を考えているのかわからないと思います。
帰り道。
皆で同じ電車に乗りますが、朔英と光輝は終点までで、最後は2人きりに。
話の流れで昴の話になり、光輝の見た事のない表情や感じに、朔英はうらやましく思います。
それでも、朔英は2人きりの時間を楽しむのでした。
鮎川、まさか朔英が好き?
朔英はいい子だから惹かれるのはわかるけれど、複雑な事にならないといいなと思います。
そして気になるのは光輝の気持ちですよね。
昴の事が好きなのかな?というように描かれているけれど、違うといいなと私は思ってしまいます。
episode.11 夏のはじまり
部活終わり、朔英がたまたま入った教室には鮎川が。そこは囲碁将棋部。
鮎川しか部員がいなく、朔英は鮎川と将棋をする事に。
鮎川にとって朔英は、気を使わなくて楽な相手。友達の好きとか恋愛の好きとか分けて考えた事無いとのこと。
そしてその日の夜、クラスのグループラインを通して、鮎川は朔英を友達に追加します。
ある日、朔英は校内で昴に会います。
昴と話している内に、やはり光輝の好きな人は昴なのではないかという確信がどんどん出てきてしまいます。
昴には、光輝がまだ幼稚園や小学生のイメージだと言います。
そして、光輝が小学生感覚で女の子を映画に誘っちゃってごめんと謝ります。
それに対し朔英は、子供っぽいと思った事は無いと返し、その場を去ります。
夏休みに入り、朔英と光輝が映画に行く日。
光輝は朔英の私服をかわいいと褒めます。
電車が揺れ、2人の顔が近付いてしまい、赤面する光輝。
いい感じの2人なのでした。
やはり鮎川は朔英に好意をもっていそうですね。
そして、昴は光輝を好きそうに描かれています。
でも最後の光輝の態度からして、光輝は朔英の事が好きだといいなと思ってしまう私です。
episode.12 10年間
映画館。
席は近く、耳元で話しても平気そうな光輝。
それなのに、さっきはなぜ赤面したのかと朔英は考えます。
映画がの後、2人は、映画の話や子供の時の話で盛り上がります。
そして、今年で出会ってから10年目だという話になります。
感慨深く思う朔英。
朔英が通行人に道を聞かれますが、光輝はナンパと勘違いし朔英を助けます。
いつも女の子扱いしてくれる光輝に、朔英は嬉しく思いますが、調子に乗らないようにしなきゃと考えます。
でも、光輝は、話の流れで、小学生じゃなく男として見てほしいと朔英に言います。
帰り際、朔英は今日すごく楽しかったと、また遊びたいと光輝に伝えます。
光輝は笑顔で、映画の続編も見ないとと答えます。
2人での映画は、とてもいい感じの雰囲気で終わるのでした。
光輝の、男として見てほしい発言の意味、気になります!
そこまで言うって事は、朔英の事好きなのではと思います。
そうじゃなきゃ罪な男ですよね。
作品データ
作者:河原 和音
タイトル:太陽よりも眩しい星
巻数:3巻(9話〜12話)
出版社:株式会社 集英社(マーガレットコミックス)
3巻、昴という新たなキャラの登場と共に、鮎川の言動が気になる展開でした。
でも、朔英と光輝が少しずつ近づいていっているので、私は嬉しく読みました。
光輝の好きな人が誰なのか、そこがはっきり描かれていなく、朔英の気持ちに感情移入しやすいのが、河原和音さんの世界観という感じで素敵だなと思います。
4巻はいつ発売か書かれていませんでした。
でも今まで4ヶ月ペースで発売されているので、順調に行けば10月・11月頃かなと思っています。
(あくまで私の予想です)
4巻、楽しみに待っています!
最後までお読みいただきありがとうございました。