『新婚だけど片想い』なかよし4月号・29話あらすじ「ドキドキしすぎて」
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なかよしで連載されている、雪森さくら先生の新連載「新婚だけど片想い」
4月号掲載、第29話のエピソードをご紹介します。
巻頭カラーで登場の今回はどんな展開が待っているのでしょうか?
登場人物
■白井皐月
16歳の高校生。自他ともに認める才色兼備で、みんなに褒められる自分が大好きだが努力もしている。
家事も得意。実家は旧名家の家柄だが経済的に苦しく、親の都合で久遠と婚約することに。
■有栖川久遠(くおん)
17歳のイケメン天才棋士。父親はIT社長で裕福な家の息子だが、「家を継がず一生囲碁ができるならなんでもいい」という冷めた性格。
その塩対応さで皐月を悩ませている。「氷の王子」と呼ばれている。
■有栖川高貴(こうき)・・・久遠と母親違いの弟で、中学3年生の受験生。久遠のことは嫌っているように見える。
■しーちゃん・・・皐月の友達。
■エリナ・・・皐月の友達。
■秋山・・・しーちゃんやエリナと親しくしているメガネ男子。皐月にちょっかいを出してくる。
■菅原みこと五段・・・久遠の姉弟子で23歳
■椎名塁八段・・・久遠の兄弟子で21歳
■有栖川スミレ・・・久遠と高貴の母親
■中岡介光(すけみつ)九段・・・久遠たちの囲碁の師匠であり先生。
■飴屋慧(あめやけい)・・・皐月のクラス委員の男子。読者モデルをやっているほどの美少年。
■目黒憂佳(ゆうか)・・・普段は関西棋院にいる美人囲碁棋士。久遠とは以前タイトルをとったら結婚すると勝手に約束していた。
■飴屋マイ・・・飴屋家の次女で飴屋の姉。動画などを投稿しているインフルエンサー。21歳。
■輝花コウ(きはなこう)・・・棋聖(日本国内の棋戦における七大タイトルのうちの1つ)、名人、本因坊の三冠保持者。23歳。
第28話おさらい
山田六段に啖呵をきった久遠は、苦戦しながらもタイトル戦で勝ちます。
帰ってきた久遠と軽くキスをする皐月でしたが、久遠は疲労で倒れてしまいます。
珍しく皐月に甘える久遠は、汗かいたから背中を拭いてほしいと言ってきます。
第29話あらすじ
ベッドでお喋り
過労で倒れた久遠は、珍しく皐月に甘えます。
そして一緒に寝ることになるのですが、ドキドキして寝られない皐月。
それは久遠も同じでした。
眠れないなら何か話すかとタイトル戦の話になり、あらためておめでとうと言う皐月です。
久遠は子供のころから棋士になりたかったらしく、皐月は家でやっている化粧品を作る仕事を継ぎたかったと語り合います。
そして話していて眠くなってきて皐月のほうが寝落ちてしまいます。
久遠はこの状態で寝られるのかとあきれつつ、つい転がり落ちたスマホの輝花と飴屋の皐月へのメッセージを見てしまうのでした。
輝花の挑発
久遠は棋院会館でばったり輝花に会います。
輝花は、皐月ってすごいマメで好きな人に尽くすタイプで可愛すぎると挑発するようなことを言ってきます。
輝花は「本気になってもいい?」とにやにや。
「本気になってもいいけど、だめです」ときっぱり言う久遠に、「親が決めた婚約者っていうなら結構チャンスあるかもしれない」と久遠の心をざわつかせることを言うのでした。
久遠のやきもち?
一方皐月は、久遠の帰りを待っていましたがなかなか帰ってきません。
しかも一緒に寝ていたあの時以来、ほぼ会っていない気がしていました。
そこへ飴屋から電話があります。
体育祭の打ち上げの話で盛り上がっている間に久遠が帰って来て、皐月は久遠が帰ってきたことに気が付きませんでした。
ようやく久遠が帰ってきたことに気づいて電話は中断に。
「今日勝てば、ほぼ挑戦権ゲットって聞いて」と、おめでとうと言うも、あいかわらず久遠の反応は薄いままです。
皐月はその情報を輝花から聞いたようで、皐月が「いい人だよね」と言う一方で久遠はあいかわらずの塩対応なのでした。
作品データ
「新婚だけど片想い」
・作者:雪森さくら
・第29話:「ドキドキしすぎて」
・掲載本:なかよし4月号掲載
・『新婚だけど片想い』なかよし6月号・31話あらすじ「いとしいな」
・『新婚だけど片想い』なかよし5月号・30話あらすじ「見せたくないのに」
・『新婚だけど片想い』なかよし2月号・28話あらすじ「このまま一緒に」
最初は一緒に寝たり甘い感じで始まりましたが、なんだか不穏な雰囲気が漂っていますね。
飴屋はともかく輝花は要注意人物な気がします。
久遠の焼きもちくらいだったら可愛いですが、これ以上波乱が起こらないことを祈ります。
「新婚だけど片想い」次回はなかよし5月号(4月3日発売)に掲載です。
最後までお読みいただきありがとうございました。