この世界の片隅に・原作あらすじ結末ネタバレ.主題歌.キャスト/松坂桃李. 松本穂香
投稿日:2018年5月19日 更新日:
2018年7月スタートのTBSドラマ日曜劇場「この世界の片隅に」、主演は松本穂香さん。
ドラマ「この世界の片隅に」のキャスト、主題歌、原作、あらすじ(ネタバレ)などをまとめました。
放送日時
TBS
日曜劇場「この世界の片隅に」
毎週日曜よる9時〜9時54分
原作
こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊、「漫画アクション」連載)
「戦争と広島」をテーマに描かれた作品
出演・キャスト
松本穂香・・・北條すず
松坂桃李・・・北條周作(すずの夫)
新井美羽・・・幼少期のすず
尾野真千子・・・黒村径子(周作の姉)
稲垣来泉・・・晴美(径子の娘)
田口トモロヲ・・・北条円太郎(周作の父)
伊藤蘭・・・北条サン(周作の母)
伊藤沙莉・・・刈谷幸子(北條家の隣人)
木野花・・・刈谷タキ(隣人刈谷幸子の母)
土村芳・・・堂本志野(夫が出征中の主婦)
塩見三省・・・堂本安次郎(堂本志野の祖父)
久保田紗友・・・浦野すみ(すずの妹)
二階堂ふみ・・・白木リン(すずの友人で遊女)
村上虹郎・・・水原哲(すずの)幼馴染)
宮本信子・・・森田イト(すずの祖母)
仙道敦子・・・浦野キセノ(すずの母)
ドロンズ石本・・・浦野十郎(すずの父)
主題歌
音楽:久石 譲
原作あらすじ・ネタバレ
主人公すずは、想像力が豊かで絵を描くのが上手。
すずは、広島市江波で少女時代を過ごし、太平洋戦争中に北條周作という青年と結婚、呉に嫁ぎます。
知り合いもいない見知らぬ地で、周作の姉、径子に小言を言われながらも、戦時下の物資不足をユーモアと生活の知恵で乗り切り、すずは段々北條家の人達に受け入れられていきます。
ある日、すずは偶然知り合い友達になった遊女の白木リンが、周作の元恋人だったことに気付いてしまいます。
周作は家族の反対に遭い、リンを諦める代わりに、幼少時に街で出会った「浦野すず」という女性なら結婚してもいいと条件をだし、家族が探し出したすずと結婚したのでした。
すずは幼少期に、お使いに出た際に周作と会っていたのです。
すずは自分が、周作にとってリンの代わりではないかと思うようになります。
そんなすずの元を、幼馴染の水原哲が訪れます。
お互い憎からず思っていた相手、哲は出征前にすずに会いにきたのです。
周作は哲を納屋の二階へ泊まらせます。
そしてすずに行火をもたせ「折角だからゆっくり話でもしたらいい」と哲の部屋へ行かせ、家の鍵を閉めてしまいます。
すずはそんな周作に腹が立ち、自分は周作のことが好きなのだと改めて自覚するのでした。
やがて日本の戦況は劣勢になり、あるとき時限爆弾の爆発に巻き込まれ、すずは目の前で晴美(周作の姉 黒村径子の娘・姪)を亡くし、すず自身も右手を失ってしまいます。
晴美を守れなかったことを径子に責められ、自分も絵を描く右手を失ったすずは自暴自棄に。
すずは、北條家での居場所を失いつつありました。
戦火は激しくなり、北條家にも焼夷弾が落とされます。
すずを見舞いにきた妹のすみに、祭りの日に実家に帰ってくるよう誘われ、一度は広島に帰ることを決めますが、帰る当日、径子から謝罪を受け、北条家に残ることを決意します。
その日は、8月6日、広島に原爆が落とされ、爆心地から約20キロ離れた北條家でも、閃光と衝撃波を受け、故郷の広島方面には巨大なキノコ雲が。
8月15日、ラジオで終戦を知ったすずは泣き崩れます。
大切な人は何のために亡くなったのか、今まで信じていたものは何だったのか。
リンのいた遊郭は空襲によってひとたまりもなく破壊されていた。
すずの母は、8月6日、祭りの準備に出掛け、その後の消息は分からない。
父は原爆症で亡くなった。
兄、哲も亡くなった。
妹のすみは原爆症で苦しんでいる。
生きて終戦を迎えた周作とすず。
周作
「すずさん わしとすずさんが初めて会うたんはここじゃ、この街もわしらももうあの頃には戻らん、変わり続けて行くんじゃろうが。わしはすずさんはいつでもすぐわかる。ここへほくろがかるけえすぐわかるで」
すず
「周作さん ありがとう この世界の片隅に うちを見つけてくれて ありがとう周作さん。ほいでもう離れんで…ずっとそばに居って下さい」
廃墟のようになった広島市内の瓦礫の中で出会った孤児の少女。
晴美の生まれ変わりのように感じ、呉の北條家に連れて帰ったのでした。
「この世界の片隅に」は、2016年にはアニメーション映画になっています。
すずの声をのんさんが担当しています。
原作は、すず、幼馴染の哲、周作、周作の元恋人のリン、4人の関係が深く描かれていますが、映画では、サラッとしているようです。
特にリンとのエピソードはかなり削られているらしいです。
「この世界の片隅に」の原作は、戦争が大切な日常を奪う、いかに悲惨なものかを描いていますが、実は恋愛ストーリーだったりもします。
映画がそうだったように、ドラマも原作通りとは限らないので、どんなドラマになるのか楽しみにしたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。