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マンガ『あつもりくんのお嫁さん(←未定)4巻』あらすじネタバレ&感想

投稿日:2020年2月2日 更新日:

 

あつもりくん

 

タアモさんの『あつもりくんのお嫁さん(←未定)』の4巻!

あらすじとネタバレをご紹介します。



 

 

4巻・あらすじとネタバレ!

3巻のラストでは、敦盛は錦への「好き」という気持ちを自覚し、それを錦へ伝えました。

4巻では、錦へのその気持ちがどんどん膨らんでいく様子や、敦盛からの気持ちを受け、錦が強くなっていく姿が描かれています。

 

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敦盛の錦への想い

敦盛に「好きだ」と言われた錦は、その言葉を力に、更に勉強を頑張っています。

そんな中、錦が東京でお世話になっている祖父が、日帰りで地元へ行くことになります。

それを聞いた敦盛は、錦を自分の家へ招きます。

敦盛の家で勉強会をする二人。

そして敦盛は、錦へ部屋の合鍵を渡します。

受験勉強で忙しいけれど、「できるだけ会いたい」そう言ってくれる敦盛。

そんな敦盛に心を打たれ、錦は将来の夢を決めます。

それは、医大を受ける敦盛と、同じ道。

同じ大学は難しいかもしれないけれど、医学部を目指したい。

その気持ちを錦は敦盛に伝えますが、なぜか敦盛は錦から目を反らします。

そこに祖父から、「悪天候で飛行機が飛ばず東京へ帰れない」と連絡が。

錦を1人にするわけにいかないと心配した敦盛は、錦を家に泊めることに。

でも、一緒に食べる夕飯のテーブルはなぜか別で、敦盛は遠い。

そして買い出しに出かけたコンビニの帰り道も、敦盛は遠くを歩く。

ぎこちない敦盛に、錦は寂しさを覚えます。

コンビニで買った花火を、2人で公園でしていても、なんだか敦盛は遠くて…。

錦は、花火をしに来たことも、祖父の飛行機が飛ばなかったことも、泊まることで期待をしてしまったことも、「なんでだろう」と思い、がっかりしてしまいます。

少し離れた場所から、無言で花火を見つめる2人。

そこに敦盛が、錦の隣にしゃがみこみ、手を握り、話し始めます。

錦が泊まってくれると言ってから、錦がかわいく思えて、緊張してしまったこと。

医学部へ進むと言ってくれて、嬉しかったこと。

もし錦と結婚したら、毎日こんなに楽しいのかと思い、泣きそうになったこと。

敦盛はずっと、『1人でも生きていける』と思っていたけれど、錦と出会ったことで、それは違うんじゃないかと思い始めたこと。

錦の存在で動かされた気持ちを話す敦盛に、錦は、花火をしに来たことも、祖父の飛行機が飛ばなかったことも、「よかった」と思い、温かい気持ちになるのでした。



 

 

錦と父の想い

夏休み。錦は、実家へ帰り、父へ自分の気持ちをきちんと話そうと決めます。

敦盛の存在のことも、自分の目指す将来のことも、きちんと話そうと。

近くに敦盛を感じられるから頑張れる…錦はそう思うのでした。

そして実家へ帰った錦は、父と母へ、医学部を目指したいと告げます。

母は応援してくれますが、父は反対します。

地元へ帰ってきて、普通に就職して、宝と結婚するのが幸せだと父は言います。

そんな父へ錦は、理想を押し付けないで欲しいと怒ります。

その錦を励ますのは、やはり敦盛の存在。

何気ないメッセージのやり取りで、錦は励まされます。

そして、かのの存在にも錦は励まされています。

かのは錦の話を聞いて、花火大会へと錦を誘います。

宝も地元へ帰ってくるから、3人で行こうと。

その後はうちへ泊まって、話をしようと言い、錦を励まします。

かのの優しさに感動する錦。

 

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花火大会。

宝のことが好きなかののため、錦は頑張ります。

2人で浴衣を着て、はしゃぐ錦とかの。

だけど、錦は敦盛と一緒に花火大会へ行きたかったと思い始めてしまい、心ここにあらずに。

敦盛に、かのと宝と花火大会へ行くことを連絡してから、返事も来ない。

受験勉強をしているんだろうとは思うけれど、携帯が気になって仕方ない錦。

そんな錦の姿を見て、宝は、「許嫁でなくなっても錦が一番大事なのは変わらないから、何かあったら相談して」と言います。

宝のことが好きな、かのの前で…。

かのは泣きそうな気持ちを抑え、帰ると言い出します。

錦もかのの気持ちを思いやり一緒に帰るのですが、帰り道、気まずくなる2人。

泣き出したかのを見て、錦は悲しくなり、東京へ帰りたいと強く思います。

そんな錦が実家へ帰ると、そこにいたのは敦盛。

錦に会いたくて、飛行機でわざわざ来てくれたんです。

敦盛の姿を見て、泣き出す錦。

その日、敦盛は錦の実家へ泊まることに。

錦の父と母へ、敦盛は、付き合っていると報告し、2人で錦の父を説得します。

それでも錦の父は、わかってくれません。

実は、錦の父は、早くに両親を亡くしているのでした。

宝も、両親を亡くして、似たような境遇。

だから、錦にも宝にも、幸せになってほしい。

錦もそんな父の気持ちをわかっているので、小さい頃からずっと、自分の道を歩みたいと言い出しにくかったのです。

翌日。父が宝へ連絡し、宝の車で敦盛を空港へ送ることに。

錦とかのも一緒に来て、4人で車に乗ります。

宝は、地元の景色が綺麗なところで車を止めます。

そこで敦盛はかのへ、話をしたいと言い、2人きりに。

敦盛の話は、『錦を好きなのかわからない』と言ったことについての撤回でした。

錦を「ちゃんと好きだ」と、かのに告げる敦盛。

敦盛の気持ちを聞いて、かのは、「悲しませたら絶対に許しません」と告げます。

シーンは変わり、かのは、宝と話がしたいと告げたようで、錦と敦盛は2人きりに。

それは、錦と敦盛に気を使ったからなのか、それとも、宝への好きな気持ちを頑張ろうと決めたからなのか…。

敦盛は錦へ、自分の気持ちを話します。

錦と出会って、変わりだした自分の気持ちについて…。

それを聞いた錦は、改めて、敦盛への気持ちを噛み締めます。

錦と敦盛、そしてかのと宝。

それぞれの想いが強くなる中、ストーリーは、5巻へ続いていきます。



 

 

《作品データ》

作者:タアモ
タイトル:あつもりくんのお嫁さん(←未定)
巻数:4巻
収録分:「デザート」2019年9月号〜2020年1月号
出版社:講談社(KCデザート)

 

感想

4巻の主軸は、錦に対する敦盛の気持ちだと私は思いました。

3巻までの敦盛は、なんだか大人びていて、感情が少ないような、掴みどころのない様子でした。

でも錦に出会い、どんどん人間らしさを取り戻していく姿が、とても魅力的に描かれていて、タアモさんらしさが表れていると思います。

心理描写が独特で、ドキドキとホッコリした気持ちを同時に与えてくれる、そんなタアモさんの表現が、私は大好きです。

錦も敦盛も、親に決められた将来から逃れようと頑張っています。

そしてその頑張る力が、お互いの存在なんです。

これからのストーリーも、とても楽しみです!

そして、かのと宝の関係も、これからの見どころですね。

 

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4巻が発売されたばかりですが、もう5巻が楽しみです。



 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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