獣になれない私たち7話|あらすじネタバレあり・見逃し無料・動画配信は?
投稿日:2018年11月23日 更新日:
ストーリーも後半になり、ようやく少し話が動き出しました。
前回、恒星が晶に札束を見せていましたが・・・。
第7話(11/21放送)のあらすじです。
第7話あらすじ
秘密をはぐらかす恒星
5tapとは違う店で飲む深海晶(新垣結衣)と根元恒星(松田龍平)。
恒星は、札束を晶に見せて「これは粉飾決済に加担したお金」と話します。
「税理士としての信用は失う。命はあっても人生は終わり」
「だがしかし、その男は反乱を起こす。爆弾を作って逆に脅迫してやる」
と深刻そうに続ける恒星の話を、晶は真面目に聞いていましたが、最終的には
「という80年代くらいの映画の話」とはぐらかされてしまいます。
そんな恒星に晶は拍子抜けして「そういうところがだめなんじゃない?」と言いますが、「そっちこそ京谷(田中圭)とどうなの」と切り返され、
晶は「京谷は初めて愛されることを知った相手だった」と話します。
しかし今となっては元カノとの問題と板挟みになっています。
結局恒星は、呉羽に対し真面目な話をしてこなかったし、晶は京谷と本音で話してこなかったのです。
2人は本音でいろんなことを言い合える仲になってきましたが、似ているところが多いなと感じます。
ツクモクリエイトジャパンでは
晶の働く会社、ツクモクリエイトジャパンでは、最近社長の九十九剣児(山内圭哉)が設置した監視カメラのせいで、みんな自由に働けないでいました。
これまで適当に仕事をしていた新人営業の上野発(犬飼貴丈)や営業の松任谷夢子(伊藤沙莉)も「メンタルが持たない」と言い出します。
しかし晶とSEチームリーダーの佐久間久作(近藤公園)は普段と変わらず仕事をしていました。
佐久間は「俺、会社って信頼が大事だと思ってるから、それをあきらめると関係性がつかめない」と晶に話すのでした。
これまでも2人は真面目に仕事をこなしていたので、「また社長が妙なことを始めた」くらいにしか思っていないのかもしれません。
あいかわらず晶の悩みの種になる朱里
晶が5tapで飲んでいると、橘呉羽(菊地凛子)がやってきます。
呉羽は晶と一緒に飲みながら「晶の相手のこと考えられるとこ好き。私はその武器持ってない」と楽しそうに話します。
晶が呉羽と別れて家に帰ると、長門朱里(黒木華)が家の前で眠りこけていました。
朱里は、京谷の母の千春(田中美佐子)が晶に送ったお酢と、晶が5tapで立て替えたお金を返しにやってきたのでした。
朱里はお金を返したものの、もう終電がないからとそのまま家の前で寝ようとします。
晶は仕方なく朱里を家に泊め、翌朝、起きない朱里にメモと合鍵を残し出社するのでした。
朱里のことを迷惑に思いつつも、放っておけないのは真面目な晶らしいなと思います。
面倒見のいい晶らしさが表れているシーンでした。
変わっていく晶
会社で晶は、たまたま松任谷と上野の会話を聞いてしまいます。
「昔から真面目にやりすぎていたけどやめた。期待されるの嫌」という松任谷。
「生まれてこの方期待されたことがない」という上野。
それを聞いた晶は京谷の働く樫村地所との会議で、自分1人でやるはずだった仕事を上野に任せることにします。
尻込みする上野に、京谷は「いいんじゃないですか?仕事はチームでするものですし」と晶をフォローします。
会議のあと晶は、京谷と話す機会がありましたが、朱里のことは言うのを止めました。
今まで1人で何でもしょい込んでいた仕事も上野に振り、晶の変化が感じられたシーンでした。
でも、仕事を上野に振れたのは、京谷のフォローもあったからだと思うので、個人的には、上手くいけばいいのに、と思ってしまいます。
晶をかばう恒星
5tapでは店長のタクラマカン齋藤(松尾貴史)に愚痴を言いながら飲む朱里の姿がありました。
同じく5tapに来ていた恒星は、朱里が無職で京谷の元カノなのだと齋藤にバラします。
京谷と晶は今どうなっているのかと聞く朱里に「お前のせいでこじれてんだろ?よく晶のテリトリーに来れるよね」と恒星は晶をかばうように言います。
「自分が一番不幸だと思ってるでしょ。不幸の背比べは楽しいですか?」と言う恒星に朱里はビールをぶっかけて出ていきます。
そこへ事情を知らずにやってきた晶は、何か恒星が怒らせるようなことを言ったのだと思い「私は言わなすぎだけど、恒星さんは思ったこと言いすぎ」と言って出ていきます。
晶が去ってから恒星は「納得いかない」と言うのでした。
恒星が朱里に言った言葉に、正直スカッとしました。よくぞ言ってくれた!と。
でもビールかけられちゃって可哀そうな恒星さんでした。
いつか素直な気持ちを晶に伝えられるといいのですが。
晶と朱里
5tapを出た後、朱里は晶の家に戻ります。
晶は朱里の分のビールを買って帰り、ふてくされる朱里に差し出します。
晶:「私と朱里さんって似てると思う。京谷と会う順番が違ったら、私が朱里さんの立場だったかも。帰れる実家がないのも同じ」
朱里:「京谷は私にあなたみたいになってほしかったと思ってたと思うけど、私はどんどん逆のことをした」
晶:「私たち誰の人生を生きてきたのかな」
翌朝目が覚めると、朱里の姿はありませんでした。
晶と朱里はお互いに自分が持っていないものを求めていたのかもしれませんね。
そして無意識のうちに2人とも京谷に振り回されてきたのかもしれないなとも思いました。
京谷との別れと新たな出発?
晶は千春に「相模湾を見に来ませんか?」と誘われ、京谷の実家にやってきます。
容態が悪化した父、克己(白石タダシ)を京谷と兄の拓馬(金井勇太)は入院させたいのですが、千春はそれを拒んでいます。
理由は、入院しても良くなるわけではないこと、そして自宅で看取ると何年も前から決めていたからです。
晶は「その覚悟、一緒に抱えてもらえませんか?」と、千春の代わりに京谷と拓馬を説得します。
京谷は晶と相模湾の浜辺を歩きながら「晶が言ってくれなかったら、息子なのに母さんの気持ちが分からなかった」とお礼を言います。
そんな京谷に晶は「私、京谷が好きだった。私の人生捨てたもんじゃないって思ったし、京谷と別れるのは人生捨てるのと同じだった。笑ってごまかして、ほんとのこと何も言えなかった。でもそれは自分の人生を放り投げてた。だから京谷とは終わりにする」と言い、寝転がって「やっと言えた」と笑顔を見せました。
そして捨て台詞のように「可愛くなくて何が悪いんじゃボケ。うっさいわ!」と言いました。
結局京谷は、自分がマンションを出て、今は朱里と一緒に住んでいないことを晶に言いそびれます。千春と一緒に晶の後姿を見送りながら、
京谷:「ねえ母さん。愛ってなんだ?」
ようやく京谷に言いたいことが言えて「よく頑張ったね」と晶に言ってあげたい気持ちになれました。
晶は千春の話をよく聞いてあげていましたが、穏やかな千春を本当の母親のように慕っていた面もあったのではないかなと思います。
ただ京谷と別れてしまったら、もう千春との絡みはなくなってしまうかもしれないので、そこは少し残念な気もしますね。
しかし克己の入院の件はこれでひと段落ついたので良かったなと思います。
【コラム】松田龍平のセリフに込められた“人生を取り戻す”ヒント 『けもなれ』晶と京谷の別れが意味するもの#けもなれ #新垣結衣 #松田龍平 #田中圭 #佐藤結衣
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11月に何かが?
5tapで、生活できれば仕事も辞めようかな、と楽しそうに齋藤に話す晶。
晶は齋藤に、恒星が話していた映画の話をしてみますが、実際のストーリーとはちょっと違うことを知ります。
そして粉飾決済に加担した話は本当だと気づく晶。
そこへやってきた恒星に
晶:「爆弾はいつ作るの?不正書類はいつ出すの?」
恒星:「爆弾は作らないけど不正書類は11月末に出す」
それは偶然にも晶のマンションの更新日と同じ時期でした。
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さて、次回はどんな展開になるでしょうか?
最後の方で、朱里は晶の会社の中途採用に応募していました。
今までの朱里の行動には、イライラしましたが、ちょっと怖くなったのは私だけでしょうか?
そろそろ朱里の過去に何があったのか、もう少し明かされるのかもしれないなと楽しみにしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。