フィギュアルール改正.変更点まとめ・新ルールいつから?ジャンプ.採点方法
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今シーズ、フィギュアスケートの国際ルールの改正が行われます。
4日からスペイン・セビリアで国際スケート連盟(ISU)の総会が行われていて、変更内容が検討されていましたが、現時点で決まっていることをまとめました。
フィギュアスケート・ルール改正
ジャンプ重視ではなく、演技全体のバランスを重視する方向で改正検討
変更点
ジャンプの数の変更
フリーで繰り返し跳ぶことができる4回転ジャンプを1種類
男子の変更:演技時間・ジャンプの数
■フリーの演技時間
4分半→女子と同じ4分に短縮される
■ジャンプの数
8→7に減
採点方法
技術点
技術点で各要素につける出来栄え点をプラス5~マイナス5の11段階に拡大
※現行は3~マイナス3の7段階
ジャンプの採点
現行は、演技後半に跳んだジャンプは基礎点が1.1倍だったものに制限がかかった
↓
改正後は、以下のジャンプのみが1.1倍となる
・ショートプログラムは最後の一つ
・フリーでは最後の三つ
新ルール適用
2018~2019年シーズンから適用される
近年、難しいジャンプを数多く跳ぶことで、高得点を狙うようになっていました。
今回の改正は、ジャンプの質の高さ、演技全体のバランス、出来栄えを重視した変更になっているようです。
ジャンプの数や演技時間など、男子選手への影響は大きそうです。
特に演技時間が短くなることは、コーチ陣にとっては不評です。
短い時間の中に、多数のコンテンツを入れることになり、選手への負担が増えます。
演技全体のバランスや出来栄えを考えれば、短くまとめるのはかなり大変ということのようです。
ジャンプが1本減ったからと言って、30秒も縮まるわけではありませんし、今までと勝手が変わり確かに大変です。
ルール変更が度々行われる競技は意外とありますね。
その度に、そのルールに対応していく選手は、本当にすごいと思います。
それができるのが、トップアスリートとということなのでしょうね。
ご覧いただきありがとうございました。