林修の今でしょ講座|はちみつの種類や健康効果!血糖値&殺菌&骨粗鬆症
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「林修の今でしょ講座」の「はちみつ」VS「バター」から、今回は「はちみつ」について、健康効果や効率的な摂取方法などをまとめました。
はちみつには、ウイルスや細菌を撃退する抗菌作用、血糖値上昇を抑え血管を老けさせない、骨粗鬆症予防の効果もありました。
番組情報
林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル
3/10 (火) 19:00 ~ 21:48
テレビ朝日
■概要
大注目「ハチミツ」VS「バター」驚きの健康パワーを学ぶ!ハチミツに秘められた抗菌力・血管&骨の最新研究が続々!
■出演者
MC:林修
進行:松尾由美子(テレビ朝日アナウンサー)
講師:佐藤、薫、平柳、要(はちみつ)/堀、賢
学友:伊沢拓司、伊集院光、賀来千香子、高橋優斗(HiHi、Jets)
ハチミツの3つのパワー
ハチミツには、主に次のような3つのパワーがあります。
はちみつの栄養素
ハチミツには、グルコースやフラノボイドなど豊富な成分が含まれています。
その数なんと190種類!
栄養の宝庫なのです。
細菌&ウイルスをを撃退!
細菌を撃退
細菌の中には、体内に入ると食中毒を起こすものもあります。
はちみつの成分は、、消毒物質を作り出すため、食中毒のもとになる細菌を撃退してくれるのです。
ウイルスを撃退
ウイルスには脂肪でできた膜があり、その膜が殺菌成分からウイルスを守っています。
インフルエンザウイルスやコロナウイルスは、その脂肪の膜に守られてナカナカ死滅しません。
だから厄介なんですね。
そんなウイルスに関して、長崎大学で行われた研究結果が発表されました。
ハチミツの成分であるフラノボイドがインフルエンザウイルスの増殖を抑える働きがあるとのこと。
試験管内での実験では、インフルエンザウイルスの膜が壊れたので、新型コロナウイルスにも良い結果を期待したいとのことでした。
細菌には、
大腸菌、サルモネラ菌、コレラ菌、ボツリヌス菌、ブドウ球菌、など
ウイルスには、
新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、ノロウイルス、アデノウイルス、HIV、などがあります。
はちみつに含まれるフラノボイド
フラノボイドとはポリフェノールの一種です。
ウイルスの遺伝子を破壊する効果があるので、細菌やウイルスを撃退する効果が期待できます。
どのくらい食べればいい?
1日30gが適量です。
約大さじ1杯になります。
食べ過ぎるとお腹が緩くなることもあるので注意です。
また、生後1年未満の乳幼児が食べると、乳児ボツリヌス症を発症する恐れがあるので、1歳未満の乳児には食べさせないように注意しましょう。
より抗菌力をアップさせる食べ方
生姜と酢、はちみつを使ったドレッシングがおすすめです。
・生姜
生姜に含まれるジンゲロールは殺菌作用がつよい
・酢
酢酸が殺菌パワーを持っている
生姜とお酢とハチミツを合わせることで、より抗菌作用が高まり、ウイルスを撃退するパワーがアップ!
ハチミツの種類
ハチミツにはいろいろな種類がありますが、味も成分も栄養も変わるそうです。
アカシア
クセのない味で砂糖代わりになる。
初心者におすすめです。
みかんハチミツ
柑橘系の香りとほのかな酸味が特徴です。
■みかん蜂蜜
百花ハチミツ
百花蜂蜜は、いくつもの種類の花から集められた蜂蜜のことです。
ちなみに、1種類の花の蜜から採られたものは「単花蜜」と呼ぶそうです。
■百花蜂蜜
そばハチミツ
黒砂糖のような濃い味で、鉄分が豊富です。
■そば蜂蜜
マヌカハニー
マヌカハニーとは
マヌカハニーとは、ニュージーランドに生息するマヌカという植物の花からとられたハチミツで、抗菌パワーがずば抜けています。
抗菌作用はハチミツの約8倍です。
マヌカハニーに含まれる成分
メチルグリオキサールという成分が、胃がんの原因ピロリ菌を除去するほどのパワーを持っています。
インフルエンザにも効果があります。
MGO400+
MGO100+
MGO30+
などの表記があります。数字が大きい方が成分の含有量が多く、値段も高くなります。
ただ、数字の小さいものでも抗菌には十分効果があるそうです。
大事なのは続けることだそうです。
■マヌカハニー
マヌカハニーの代わりに
マヌカハニーはちょっと高いという人には、そばハチミツがおすすめです。
他のハチミツに比べミネラル・抗酸化力のあるルチンが豊富です。
またウイルス撃退パワーが多い鉄分も豊富で、通常のハチミツの5倍あります。
血管を老けさせないハチミツ
甘いハチミツはカロリーや糖分が気になります。
食べると血糖値が上がるのでは?と心配になりますね。
でも心配はご無用。
ハチミツは砂糖に比べ甘さは3倍、カロリーは25%減です。
血糖値を上げない!
イランのマシュハド医科大学で、肥満の人が
・1日70g
・1ヶ月間ハチミツor砂糖を摂取
という実験を行いました。
その結果、空腹時血糖は
・砂糖の場合は+2.2%
・ハチミツの場合は、-4.2%
となりました。
パンケーキやトーストにハチミツ
パンケーキやトーストは糖質が多いので、食べると血糖値が上昇します。
でも、ハチミツは血糖値の上昇を抑えてくれるので、一緒に食べるとよいとのこと。
コレステロールを減らす!
また、悪玉コレステロールは、
・砂糖は+2.4%
・ハチミツ-5.8%
という結果になったそうです。
ハチミツの成分フラノボイドの効果
ハチミツに含まれるフラノボイドという成分には、
・血管を広げる
・血流を改善
という効果が期待できます。
その結果、血管を老けさせないのです。
効果的な摂り方
より血管を老けさせない!パワーがアップする摂り方です。
■ハチミツ+コーヒー
コーヒーのクロロゲン酸は、血糖の悪玉コレステロールを減らしてくれます。
フラノボイドとクロロゲン酸でWのパワーで、動脈硬化を撃退してくれます。
なお、フラノボイドは熱に強いので、温かいコーヒーに入れても問題ありません。
ハチミツをとるタイミング
ハチミツは、すぐエネルギーになるので、朝摂ればエネルギーになり元気がでます。
夜は血管が気になる人におすすめですが、元気になって眠れなくなるので、寝る2時間前までに摂ることがおすすめです。
骨粗鬆症予防
マレーシアの大学がラットを使った実験では、カルシウムを摂ったときより、ハチミツを摂った方が、骨密度が上昇したという結果が出ています。
フラノボイドには、骨を強くする効果が期待できます。
骨粗鬆症予防にいいプラス食材
■ハチミツ+ヨーグルト
骨粗鬆症予防には、カルシウムと一緒にとると尚良いです。
■肉じゃが
ジャガイモに含まれるマグネシウムは、カルシウムと同様に骨を強くする成分があります。
フラノボイドも、マグネシウムも熱に強いので、煮物に使っても大丈夫です。
ハチミツは肌にもいい?
ハチミツのビタミンCが、シミの原因を抑えてくれます。
炎症予防効果があるので、アトピーやニキビなどにもイイと言われています。
また、はちみつに含まれるオリゴ糖が、善玉菌のエサになり腸内環境を整える役割もしてくれるそうです。
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はちみつを大量にいただいたことがあり、それからよく使うようになりました。
少し苦手意識があったのですが、粒マスタードとはちみつで作ったドレッシングはすごく美味しいし、煮物に入れても、コクが出てすごく美味しくなります。
それ以来、お砂糖代わりに使うようになりました。
はちみつを料理に使うの、おすすめです。
最後までお読みいただきありがとうございました。