肌のシワ・たるみ予防のミネラル!カルシウムを効率的に摂る方法|主治医が見つかる診療所
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ミネラルは体内では作れない栄養素で、若さや寿命に大きく関係します。
その中でもカルシウムにはいろいろな役割があります。
カルシウムを効率的に摂る情報をご紹介。
番組情報
11/14放送
主治医が見つかる診療所
上手にとって10歳若返る!ミネラルの裏ワザSP
MC:草野仁、東野幸治
アシスタント:森本智子(テレビ東京アナウンサー)
ゲスト:岩尾望、沢松奈生子、陣内孝則、藤田ニコル、光浦靖子
番組主治医:秋津壽男(循環器内科)、石原新菜(内科・漢方内科)、上山博康(脳神経外科)、中山久徳(内科・リウマチ科)、南雲吉則(乳腺外科・形成外科)、姫野友美(心療内科)
栄養学:赤石定典管理栄養士
ミネラルとは?
ミネラルは5大栄養素の1つで、生命を維持するのにとても重要な栄養素です。
ミネラルは体内で作れないため、不足すると爪がすぐ欠けたり、足がつったり、肌のシワやたるみ、抜け毛の原因になります。
ミネラル不足を放置していると、認知症や血管がもろくなるなど、さまざまなところに影響してきます。
最近は、日本人のほとんどはミネラル不足だと言われていて、特にカルシウム、亜鉛、マグネシウムなどは不足している傾向にあるそうです。
・たんぱく質
・炭水化物
・脂質
・ビタミン
・ミネラル
カルシウムが不足するとどんな影響があるの?
骨
カルシウムが不足すると骨粗しょう症のリスクが高まります。
肌
美容の観点からは、お肌のシワとたるみの原因にもなります。
アメリカのエール大学の研究で100名以上の女性のデータを調べたところ、骨密度が低いとシワが深く、骨密度が高いとシワが浅いという結果だったとのこと。
カルシウムは骨を作るだけでなく、筋肉や神経の働きもコントロールしています。
カルシウムが減ると、筋肉の動きに悪影響を与え、シワやたるみにつながってしまうのです。
また、顔の骨密度が低下すると顔の骨が小さくなるので、これがシワやたるみの原因になることもあると言われています。
歯
カルシウムが不足すると歯のエナメル質が弱くなるおそれや、歯を支える骨の密度も低下するため、歯がしっかり支えられなくなる危険もあります。
体型
カルシウムはインスリンの分泌にも関係していて、不足すると糖尿病のリスクが高まります。
また、代謝にも関係しているので肥満になってしまうおそれもあります。
肌のシワ・たるみ予防!カルシウムを効率よく摂取する方法
野菜+小魚
牛乳100g中のカルシウムの量は110㎎ですが、それよりもカルシウムを多く含む野菜が次の通りです。
■野菜
カルシウム含有量(100g中)
・小松菜170㎎
・野沢菜130㎎
・春菊120㎎
■ビタミンD
カルシウムが多く含まれている野菜とビタミンDを一緒に摂ると、吸収率がよくなります。
・干しエビ
・桜えび
・シラス干し
など
小魚やしいたけもおすすめです。
■ポイント
野菜にはシュウ酸カルシウムが含まれています。
これはアク抜きしてしまうと無くなってしまうので、アク抜きせずに油いためがおすすめです。
小松菜と桜えびの炒め物なんていいですね。
骨付き肉+酢
お酢の酢酸が、骨からカルシウムを出してくれるので、カルシウム摂取量が約1.8倍アップします。
酢たまご
酢たまごを作って、毎日の食事に取り入れるとよいそうです。
①生たまごを殻付きのまま酢の中につけて、1週間ほど冷蔵庫で寝かせる。
②殻が溶けてほぼなくなり、半熟のような状態のたまごになる。
③フォークなどでつつき、たまごの周りの薄皮を破いて取り除き、黄身を崩しながらよくかき混ぜる。
④ザルでこし、残った殻を取り除いて完成。冷蔵庫で1週間ほど保存できる。
酢たまごには、殻に含まれていたカルシウム成分が溶け込んでいます。
毎日大さじ1~2杯程度、水や牛乳で薄めて飲むと、カルシウム不足の解消、高血圧、糖尿病の改善も期待できます。
また、飲むのに抵抗がある方は、ドレッシングや肉を漬け込むなど、普段の料理に使ってもOKです。
■注意
リンを沢山とるとカルシウムは排出されてしまいます。
リンも必要なミネラルですが、現代人は摂りすぎの傾向にあります。
というのも、スナック菓子、清涼飲料水、加工肉などに含まれているからです。
カルシウム不足とリンの過剰摂取が重なると、骨粗しょう症のリスクが高まるので注意しましょう。
こんな記事もあります。
・林修の今でしょ講座|長生き朝食ランキング2019秋ベスト20!長寿メニューとは?
・名医の太鼓判|美肌フルーツポポーとは?購入は?ネット通販でお取り寄せできる?
赤石先生は、酢たまごをとてもおすすめしていました。
でも私はちょっと抵抗あるかな(^^;
気が向いたら試してみますが、それよりも小松菜の炒め物などの方が取り入れやすいかな。
最後までお読みいただきありがとうございました。