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美容・健康

インフルエンザワクチン解禁・予防接種のタイミングと新薬ゾフルーザ/2018-19

投稿日:

風邪インフルエンザ

「今年はもうインフルエンザが流行の兆し」、とテレビの音が聞こえてきて、ちょっとビックリしました。

局地的にはインフルエンザが流行しているとのこと。

ワクチンが解禁になり、予防接種を受けるタイミングなどがテレビで紹介されていたのでまとめました。

インフルエンザには、今年は新薬も登場しているようです。



 

 

番組情報

「モーニングショー」
テレビ朝日
10/3 8:00~

※記事について
この記事は、2018年10月3日に放送された内容からまとめたものです。
解説は池袋大谷クリニック医院長の大谷義夫先生です。

 

インフルエンザが流行の兆し?

9月3日~28日の間に17都道府県44学級で学級閉鎖がありました。

「そんなことになっていたなんて」と、ちょっと驚きましたが、これは例年のことなのだそうです。知りませんでした。

でも、地域によっては1ヶ月~2ヶ月くらい早いところもあって、出だしはやや早いとのこと。

 

今シーズンのインフルエンザの型は?

今のところはA型が検出されているそうです。

A型の主な症状:40℃近い高熱、せき、筋肉痛、関節痛など

 

予測では、A H1N1型、A香港型、B型(山形系統・ビクトリア系統)となっていて、今シーズンのワクチンは、これらすべてに対応しているとのことでした。

 

予防接種のタイミング

では、ワクチンはいつ打てばいいのでしょう?

ワクチンの有効期間は約5ヶ月ほどです。

今すでに、流行の兆しがあるので、予防接種を受けた方がいいのでは?とちょっと焦りますが・・・

インフルエンザの流行のピークは1~3月なので、それを踏まえてもう少し後に打つことをおすすめしていました。(10/3の放送時点でのお話です)

今も流行の兆しはありますが、来年の3月~4月上旬頃の流行と比べたら、やはり来年の方が、かかるリスクは高いので、そちらに主眼をおいた方がよいとのことです。

逆算すると、10月中旬から11月いっぱいくらいでしょうか?

ちなみに、子供は2回打つので、1回目を10月中旬、2回目を11月あたりに、とおすすめされていました。

また、すでに流行の兆しがあるインフルエンザですので、例えば受験生など、11月や12月に大事な行事がある場合は、今打つのは有効とのこと。

100%予防できるわけではありませんが、発症率と重症化する可能性は抑えることができます。

 

インフルエンザ予防接種は午前中がおすすめ

予防接種を受けるなら午前中の方が、抗体が3~4倍多かったという研究結果がでています。

これは、T細胞という免疫力を高める細胞の働きが、午前中の方が活発になる可能性があるからではないかと考えられているそうです。

時間に余裕があるなら午前中がいいかもしれませんね。



 

 

インフルエンザの新薬「ゾフルーザ」とはどんな薬?

インフルエンザに「ゾフルーザ」という新薬がでました。

従来の薬との比較です。

■従来の薬(例:タミフル)
インフルエンザのウイルスが細胞内に入り増殖。増えたウイルスが、細胞の外に拡散するのを抑える。

■新薬「ゾフルーザ」
・インフルエンザのウイルスが増殖するのを抑える(世界初)
・服用して24時間で、体内からウイルスが検出されないレベルまで減少

 

タミフルゾフルーザ
服用1日2回、5日間インフルエンザ診断後1回飲めばいい
対象成人及び体重37.5kg以上の小児体重10kg以上からOK
薬代3割負担で1,170円(5日分)3割負担で1,730円(大人1回分)

 

解熱までの時間や副作用には、大きな違いはないそうです。

ゾフルーザは、従来の薬に比べて、ウイルスが減少するのが早いので、他人に対しての感染性が早く低下すると考えられます。そうなると、会社を休む期間も短くて済むかもしれません。

その点が特徴ですが、デメリットは、新しい薬なので、まだデーターが十分ではないという点です。

「休む日数が少なくて済む」というのも、データーが十分ではないので、今後そうなるかもしれない、ということでした。

 

今できるおすすめのインフルエンザ予防法

ワクチンを打つまでに、今できるインフルエンザ予防の方法を、大谷先生が教えてくれました。

■質の良い睡眠
質の高い睡眠をとるために、睡眠の1時間前に39℃~40℃のお風呂に入り、ストレッチなどの軽い運動をする。深部体温があがり、下がったところで寝やすくなる。

■のどを乾燥から守る
加湿器、のどあめ、ガムをかむなどで、のどを保湿する

■おすすめの食材
ヨークマートとはちみつ。
ヨーグルトは、食べ続けることで免疫力アップ(腸内環境を整える)、はちみつは強い抗炎症作用があり、咳止めよりも有効という論文があるそうです。

 

まとめ

・予防接種を受けるタイミングは、有効期間5ヶ月を意識して時期を選ぶ

・新薬「ゾフルーザ」は、世界で初めてインフルエンザウイルスの増殖を抑える薬で期待大

・今できる予防法は、質の良い睡眠、のどを乾燥から守る、予防によい食材(ヨーグルト、はちみつ)をとる

 

さて、いかがだったでしょうか。

インフルエンザはかかった人はもちろん辛いですが、周りにも迷惑をかけてしまうので、日々の対策とワクチンで何とか予防したいです。



 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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