名医がおすすめ!お餅のトッピング健康食材ベスト3|林修の今でしょ講座
投稿日:2018年12月12日 更新日:
「林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル」から、名医がおすすめする「お餅と組み合わせて食べたい食材ベスト3」をまとめました。
番組情報
テレビ朝日
12/11 (火) 19:00 ~ 21:48
林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル
冬にこそ名医が勧める3大食品「そば・甘酒・もち」驚きの健康パワーを徹底解明
MC:林修、進行:松尾由美子(テレビ朝日アナウンサー)
講師:友竹浩之 / 尾関健二 / 川本徹
学友:高橋英樹 鈴木杏樹 光浦靖子 / 八木亜希子 伊集院光 濱田龍臣 / 向井理 劇団ひとり 新井恵理那
お餅はご飯より太りにくい?
もち米のでんぷん質は、アミロペクチンという消化されにくい成分です。
そのため、消化に時間がかかります。
腹持ちがよいため、余分な間食も減ってダイエット効果も期待できます。
また、パントテン酸という成分はさまざま栄養素をエネルギーに変換するため、脂肪の蓄積を予防してくれる効果が期待できます。
これらの効果により、白米を茶碗1杯食べるなら、お餅は2~3個食べても大丈夫です。
■もち米と白米のでんぷん質
<もち米>
アミロペクチン 100%
<白米>
アミロペクチン 80%
アミロース 20%
■可食部100gあたりのカロリー
もち米 202kcal
お米 168kcal
■パントテン酸の含有量(100gあたり)
白米 0.25mg
お餅 0.34mg 白米の約1.5倍
お餅と組み合わせて食べたい食材ベスト3
名医が選んだお餅と組み合わせるとよい食材のベスト3です。
3位:肝臓を守る「大根おろし」
・大根おろしに含まれる「ビタミンC」が肝臓の解毒作用を助ける
・パントテン酸とビタミンCを一緒に摂ると、パントテン酸がビタミンCの働きを助け、肝機能を強化する期待ができる
・ネギをいれるとより効果的
・ネギに含まれるアリシンが肝臓の有害物質を排出してくれる
2位:骨を丈夫にする「チーズ」
・チーズのカルシウムとお餅の栄養素が丈夫な骨を作ってくれる
・骨を作るのに重要な栄養素はカルシウムとタンパク質
・骨の約40%はたんぱく質
・チーズには牛乳の約5~10倍のカルシウムが含まれている
・お餅には白米の約1.5倍のたんぱく質が含まれている
・お餅×チーズに海苔を巻いて食べれば栄養効果がアップ
・海苔にはビタミンKが豊富に含まれている
・ビタミンKはカルシウムとタンパク質を使い丈夫な骨を作りだす栄養素
1位:腸内環境を整え、肥満抑制効果「きな粉」
・お餅ときな粉を合わせて食べると血糖値の上昇を抑え、肥満を予防
・食物繊維の量は、きな粉大さじ1=豆腐3丁
・「セカンドミール効果」がある
※セカンドミール効果とは
朝食で食物繊維を豊富に摂ると血糖値の上昇を抑えることができ、次の食事までよい影響を与える。
きな粉は3~4時間くらいは効果が続く。
まとめ
・お餅はご飯より太りにくい
・アミロペクチンにより消化されにくく、パントテン酸により脂肪の蓄積を予防してくれる効果が期待できる。
・白米茶碗1杯は、お餅は2~3個分
お餅と組み合わせて食べたい食材ベスト3
1位:きな粉(肥満抑制効果)
2位:チーズ(骨を丈夫にする)
3位:大根おろし(肝臓を守る)
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さて、いかがだったでしょうか。
年末年始、お餅を食べる機会が増えると思います。
上手に食べて、健康に役立てましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。