林修の今でしょ講座|豚肉の栄養ビタミンB1と健康効果・効率的な食べ合わせ
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コロナウイルスが深刻化している現代・・・。
外出を極力控え、マスクをして手洗いうがいをするのももちろん大事ですが、ウイルスに負けない免疫力をつけるのも大事じゃないかと思います。
今回は「林修の今でしょ!講座 2時間スペシャル」の中から丈夫な体を作る豚肉と鶏肉の記事をまとめました。
こちらでは豚肉の効果的な食べ方などを書いています。
豚肉のことを教えてくださったのは國澤純先生です。
番組情報
テレビ朝日
4月14日(火)19:00~21:00
「林修の今でしょ!講座 2時間スペシャル」
・豚肉&鶏肉パワー 最強食材はどっち?
MC:林修
副担任:斎藤ちはる(テレビ朝日アナウンサー)
スーパー学友:木村拓哉
講師:國澤純(国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所)
梶本修身(東京疲労・睡眠クリニック院長)
豚肉に豊富な栄養素ビタミンB1の効果
ビタミンB1は免疫力をアップさせる
國澤純先生の話によると、豚肉に含まれているBG細胞は免疫力をつけるのに大切ということでした。
丈夫な体を保つためには、体内のボディーガード免疫細胞が大切だということ。
そんな免疫細胞を作る栄養素が豚肉には超豊富だというのです。
免疫力を高めるのに大事なビタミンB1ですが、地球上の食品の中で最も多く含むのが豚肉ということで、鶏肉の中にも含まれているものの、鶏の10倍の量が豚肉に入っているのだそうです。
食品のランキングだと、ひれ肉、生ハム、豚もも肉の順に特に多く含まれるということでした。
免疫細胞が多く集まるのは腸で、そこに約6~7割溜まるということ。
その理由は腸に「パイエル板」という免疫細胞が集まる集会場があるから。
ここはビタミンB1が不足すると小さくなってしまって免疫細胞の数を維持できなくなり、感染症にかかりやすくなってしまうということでした。
しかし日常的にビタミンB1をしっかりとると、1~2週間で元の大きさに戻ることが多いようです。
ビタミンB1は記憶力の低下を防止する
豚肉に超豊富なビタミンB1は脳に大切な栄養素で、勉強などに大切な記憶力にも効果的ということです。
人間の脳は海馬という場所が記憶をつかさどっています。
B1を与えたのと与えなかったマウスで実験してみたところ、与えなかったマウスの神経細胞は減少してしまいました。
先生いわく人間は20歳を過ぎると神経細胞が1日約10万個死ぬということですが、それをおさえてくれるのが豚に含まれているビタミンB1。
しかし食べすぎると排泄されてしまうので、他の食材とバランスよく食べるのが大事ということでした。
豚肉は体をよく動かす人にもおすすめ
また、ビタミンB1にはエネルギー補給効果もあり、食事でとった栄養をエネルギーに変換する働きがあるので、体をよく動かす人は豚を食べるといいそうです。
クエン酸はビタミンB1とともにエネルギーに変換されるので、食後にクエン酸が多く含まれるオレンジジュースを飲んだり、パイナップルが入った酢豚を食べるのも効果的だそうです
パイナップルを食後に食べてもOKです。
ビタミンB1を効率的に摂取できる食材
そしてニンニクと一緒に豚肉を食べると、ニンニクに含まれるアリシンがビタミンB1の吸収を約10倍高めてくれるということでした。
アリシンは玉ねぎやニラにも含まれるので、豚キムチなどもいいとのことでした。
豚肉の脂質
豚肉の脂質は血管の病気から守ってくれる?
豚の脂身に多く含まれるアラキドン酸は、血管を健康にしてくれる効果があり、高血圧や血栓の予防になるということです。
豚を食べると体内で血管を元気にするアナンダマイドという成分になります。
豚の脂身に多く含まれるアラキドン酸ですが、その成分が多い豚の部位はレバー。
レバーといえば鶏肉のイメージが強いですが、豚のレバーは鶏と比較すると約2.5倍血管を元気にする成分が含まれているということです。
またニラレバ炒めは豚レバーを使っていることが多く、スーパーでも買える血管元気食材ということです。
食べ方としては豚のニラレバ炒めや、滋養食として食べられていた豚レバーを入れた味噌汁などが良いそうです。
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豚肉に含まれるビタミンB1の健康効果には、いろいろありました。
また、レバーも積極的に摂りたい部位でした。
レバーは苦手な人も多いかもしれませんが、レバニラ炒めはまだ食べやすいかも。
豚肉は比較的よく使う食材なので、普段の食事で取り入れやすいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。