林修の今でしょ講座｜1日1パックの納豆で免疫力アップ！おすすめトッピング！

納豆の健康効果は、今までも沢山取り上げられてきました。

今回は、世界の医学会も注目しているという免疫力アップの成分を中心にまとめました。

Wの効果で免疫力をアップさせるおすすめのトッピングもご紹介します。

番組情報

テレビ朝日
林修の今でしょ!講座
2/18 (火) 19:00 ～ 20:54

■概要
コロナやインフルの脅威に打ち勝つ「長芋」VS「納豆」
腸内環境を整える最強山芋レジスタントスターチとは？
最新研究「納豆を1日1パックを食べると死亡率が10%下がる」!?

■出演
MC：林修
進行：松尾由美子(テレビ朝日アナウンサー)
講師：渡辺光博
学友：高畑淳子、伊沢拓司、山崎弘也、水野勝（BOYS AND MEN）

納豆の健康効果をおさらい

「林修の今でしょ講座」でも取り上げられてきた納豆の主な成分と、健康効果をおさらいです

世界が注目！免疫力がアップする納豆の成分

1日1パック納豆を食べると、死亡率が10％低下するという報告を、2020年1月に国立がんセンターが発表したばかりです。

今、世界の医学会が注目している成分とは「スペルミジン」という成分です。

免疫力をアップする「スペルミジン」

スペルミジンは大豆を発酵させることで作られる成分です。

納豆に含まれる「スペルミジン」という成分が、腸を元気にして免疫力をアップしてくれます。

マウスの実験では、スペルミジンを摂取すると寿命が約25％伸びたという結果が出ています。

人間で言えば、寿命が80歳から100歳まで伸びたことになりますね。

「スペルミジン」の働き

スペルミジンは、細胞の修復をして免疫細胞を活性化するという働きがあります。

腸内の免疫細胞は年齢と共に減少しますが、スペルミジンが活性化してくれます。

腸内の老化した細胞も修復してくれて、免疫力がアップするのです。

免疫力アップ！納豆におすすめのトッピング

納豆には、免疫力アップの成分が入っていますが、トッピングによってその効果がさらにパワーアップします。

免疫力アップにおすすめのトッピングをご紹介します。

納豆+酢

納豆の納豆菌とお酢のグルコン酸のWパワーで、腸内の善玉菌を増やしてくれます。

グルコン酸にも腸内の善玉気を増やす働きがあるので腸内を活性化！免疫力もアップです。

また、酢はカルシウムの吸収も助けてくれます。

納豆+白菜漬け

白菜の乳酸菌は、納豆の納豆菌とは最強の組み合わせになります。

ダブルのパワーで腸内の善玉菌が増えます。

他にも乳酸菌の入っている漬物やキムチもおすすめです。

また、デザートにヨーグルトを食べるのもいいとのこと。

花粉症に効く納豆の成分「レバン」

あまり聞いたことがありませんでしたが、納豆には「レバン」という成分も含まれています。

納豆のネバネバ成分である「レバン＆ポリグルタミン酸」と納豆菌が、花粉症などのアレルギーを抑制してくれるそうです。

1日1パック食べると花粉症の症状を軽減する効果が期待できます。

納豆は骨粗鬆症予防にも！

人間には正常な状態を保とうとする自己再生能力＝オートファジーという能力が備わっています。

骨も細胞の働きで、常に新しいものに作り替えられていますが、年をとると老化で再生能力が低くなっていきます。

納豆の中には、自己再生能力をアップして骨を強くするのに必要な2つの成分が含まれています。

骨にいい2つの成分「スペルミジン＆ビタミンK2」

スペルミジンは、自己再生能力を活性化し、ビタミンK2は骨を形成する働きを助けます。

この2つの成分によって、骨粗鬆症予防にも期待できます。

納豆にはビタミンK2が多く含まれていて、スペルミジンも納豆1パックで必要量が摂取できます。

熱を加えて効果は変わらない？

納豆菌は120℃でも死なないそうです。

スペルミジンも熱を加えても大丈夫です。

免疫力アップに必要な納豆菌とスペルミジンは、熱を加えても減りません。

ただし、ナットウキナーゼは加熱すると減少してしまいます。

ナットウキナーゼは、血管を若返らせ、血液をサラサラにしてくれる成分です。

納豆には、免疫力アップの他に、花粉症や骨粗鬆症の予防にもよいということですが、いずれも食べる量は1日1パックでいいそうです。

納豆は納豆菌が腸内で増えるので、沢山食べなくても大丈夫なのだそう。

1日1パックで、いろいろな効果が期待できるのは手軽でいいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。