『新婚だけど片想い』なかよし11月号・第25話あらすじ「この先は」
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なかよしで連載されている、雪森さくら先生の新連載「新婚だけど片想い」
11月号掲載、第25話のエピソードをご紹介します。
今回はどんな展開が待っているのでしょうか?
登場人物
■白井皐月
16歳の高校生。自他ともに認める才色兼備で、みんなに褒められる自分が大好きだが努力もしている。
家事も得意。実家は旧名家の家柄だが経済的に苦しく、親の都合で久遠と婚約することに。
■有栖川久遠(くおん)
17歳のイケメン天才棋士。父親はIT社長で裕福な家の息子だが、「家を継がず一生囲碁ができるならなんでもいい」という冷めた性格。
その塩対応さで皐月を悩ませている。「氷の王子」と呼ばれている。
■有栖川高貴(こうき)・・・久遠と母親違いの弟で、中学3年生の受験生。久遠のことは嫌っているように見える。
■しーちゃん・・・皐月の友達。
■エリナ・・・皐月の友達。
■秋山・・・しーちゃんやエリナと親しくしているメガネ男子。皐月にちょっかいを出してくる。
■菅原みこと五段・・・久遠の姉弟子で23歳
■椎名塁八段・・・久遠の兄弟子で21歳
■有栖川スミレ・・・久遠と高貴の母親
■中岡介光(すけみつ)九段・・・久遠たちの囲碁の師匠であり先生。
■飴屋慧(あめやけい)・・・皐月のクラス委員の男子。読者モデルをやっているほどの美少年。
■目黒憂佳(ゆうか)・・・普段は関西棋院にいる美人囲碁棋士。久遠とは以前タイトルをとったら結婚すると勝手に約束していた。
■飴屋マイ・・・飴屋家の次女で飴屋の姉。動画などを投稿しているインフルエンサー。21歳。
第24話おさらい
ライバルが去って期末テストも終わり、夏休み到来です。
飴屋の姉、マイの動画協力のため、皐月と久遠、飴屋は海に来ていました。
インフルエンサーのマイは、動画を見ている視聴者に「飴ちゃんだ」と気づかれ、写真などを求められて困っている様子。
そんなマイを庇った皐月も、男子に絡まれてしまいます。
そこへ久遠がやってきて、男子たちを追っ払います。
やっと静かな洞窟で二人きりになった皐月と久遠。
キスする雰囲気になりますが、久遠は皐月に上着を着せ、オレの前では簡単に見せたらだめと言います。
皐月は久遠に抱きついて、むしろ見てほしいとキスするのでした。
第25話あらすじ
洞窟でのキス
洞窟で熱いキスを交わす2人。
皐月はもっと側に行きたいと願いますが、流れてきた浮き輪を踏んだ感触で、ウミヘビだと勘違いして大パニック。
そんなハプニングもあり、いいムードは壊れてしまいますが、久遠は「この先は入籍してからな」と言ったのでした。
多忙な中でのイチャラブデー
久遠の対局予定を見ていたら、ほぼカレンダーはイベントで埋まっていることに気づく皐月。
対局や地方のイベント、先輩の祝賀会に師匠の再戦も来月だから気合い入れないと、と忙しそうな久遠です。
しかし久遠は、イチャラブデーのことを忘れていませんでした。
夕方からは予定が空くということで、どこか行きたいところはないかと聞かれた皐月は、月末にある花火大会に行きたいと話します。
無理しないでという皐月に、久遠も行きたいという気持ちを伝えるのでした。
約束の花火大会の日
花火大会の当日、久遠からの連絡はなし。
皐月はとりあえず浴衣を着て出かけようとしますが、久遠がスマホを忘れていることに気づきます。
家の中から花火を見ながら、久遠はずいぶん変わったと感じていました。
囲碁もどんどん強くなって、タイトル戦も3つも勝ち進んでいました。
皐月は久遠にふさわしい自分になりたいと思っていましたが、どんな自分になりたいんだろうとふと思います。
思い出した母の言葉
そんなことを考えていると、久遠が対局が長引いてスマホ忘れたと慌てて帰ってきます。
皐月は笑顔で、今日勝ったことを喜び、おめでとうと言います。
久遠は今からでも花火に行こうとしますが、疲れているだろうから家で見ようと皐月。
久遠はそんな皐月に、自分より人のことばっかり、と抱き寄せます。
皐月は、確かにその通りだと気づき、今自分がどんな気持ちでいるのか話します。
皐月は何かやりたいことを見つけて、自分の世界を持ちたいと言います。
というのも、堂々と久遠の側にいたいから。
久遠は生前母が言っていたことを思い出しながら、皐月が生きて側にいてくれるならなんでもいいよと後ろから抱きしめるのでした。
作品データ
「新婚だけど片想い」
・作者:雪森さくら
・第25話:「この先は」
・掲載本:なかよし11月号掲載
・『新婚だけど片想い』なかよし6月号・31話あらすじ「いとしいな」
・『新婚だけど片想い』なかよし5月号・30話あらすじ「見せたくないのに」
・『新婚だけど片想い』なかよし4月号・29話あらすじ「ドキドキしすぎて」
皐月は確かに他人のことを自分より優先することが多いですね。
長所でも短所でもあると思うので、久遠の前では素の自分でいられたらいいなと思います。
「新婚だけど片想い」次回はなかよし12月号(11月2日発売)に掲載です。
最後までお読みいただきありがとうございました。