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平野歩夢USオープン2018優勝!試合結果とインタビュー/スノボードハーフパイプ

投稿日:

 

スノーボード

 

平昌オリンピックで、スノーボード、ハーフパイプで銀メダルを獲り、記憶にも新しい平野歩夢選手がUSオープンで優勝しました。

1月にあったXgameも優勝しているので、2冠達成は日本人初の快挙です。

Going! Sports&News、S☆1などから、試合の様子や、平野歩夢選手の言葉、他の日本人選手の結果など、情報をまとめました。



 

 

US オープンとは

オリンピック、Xgameと並ぶ世界3大大会の1つです。

平野歩夢選手は、今年1月にXgameで優勝しています。

このUSオープンで優勝すれば、2冠は日本人初になります。

ただ、この大会は、昨年大けがをした大会でもあります。

また、今回は、五輪で金メダルを獲ったショーン・ホワイト選手の参加はありませんでした。

 

試合前の平野歩夢選手が語る

試合前に、平野歩夢選手は、

「自分ができる全力を出したい、本当にトップ狙いたいと思っている」

「自分の攻めランで後悔ない形をいい結果に運べれば」

と意気込みを語っていいました。

 

今回のコースについて

でも、コースについて、このようにも言っています。

「本音を言えばだいぶ苦手な壁の形をしている」

大会によってパイプの幅・壁の角度が違うので、平野歩夢選手自身が苦手なコースのようでした。

 

平野歩夢選手の最高難度の技

平野歩夢選手の史上最強のルーティーンは、

2つ目のジャンプから、

②FSダブルコーク1440

③CABダブルコーク1440

④FSダブルコーク1260

⑤BSダブルコーク1260

というものです。

最後の技、バックサイドダブルコーク1260は左側の壁を使います。

 

苦手とする理由

①バックサイドダブルコーク1260は背中側から落ちるように回転するため、着地の際地面がみえにくい

②去年の大会で左側の壁で転倒して、左膝靭帯と内臓を損傷する大怪我をした

 

そのため、決勝前日は、苦手な左側の壁で、トリックを何度も確認していましたが、バックサイドダブルコーク1260は一度も成功しませんでした。

 

決勝の様子

1回目の滑り

グーフィースタンス

ストレート

インディグラブ

FSダブルコーク1440

CABダブルコーク1080

FSダブルコーク1260

BSダブルコーク1260

綺麗にトリックを決めていきましたが、着地が乱れてしまいます。

最後立てずに失敗。

点数は 74.49、この時点で第2位

 

2回目の滑り

同じルーティンを滑ります。

グーフィースタンス

ストレート

インディグラブ

FSダブルコーク1440

CABダブルコーク1080

FSダブルコーク1260

BSダブルコーク1260

左の壁を攻略、見事滑り切りました。

89.62 この時点で1位

現地の実況は、フロントサイドダブルコーク1440が決まると、

「ファンはこれを見るために足を運びました

平野は最高難度のトリックを難なくやってみせる資質の持ち主だ」

と興奮

 

3回目の滑り

3回目は最初のダブルコーク1440で失敗してしまいました。



 

 

決勝の結果

優勝、平野歩夢選手 89.62

第2位、片山来夢選手 86.75

第3位、S.ジェームズ選手 83.62

第8位、安藤南位登選手 66.50

 

海外メディアの反応

海外で、平野歩夢選手がどのように言われているのでしょうか?

海外メディアスのノーボード専門誌編集長や記者は、

・彼はショーン・ホワイトと並ぶ世界最高の選手だと思う

・彼は史上最も貧欲な選手、大一番の勝負強さもある

 

スノーボードコメンテーターは、

「平野にニックネームをつけるなら忍者だ。とても静かで口数が少なく必要のないことは言わない。でも試合では、今まで見たことがない最高のものを見せてくれる。」

 

いずれも絶賛しています。

 

インタビュー

試合後のインタビュー

「いやよかったです。
オリンピックとかいろんな大きい大会ばっかだったから、体も疲れていたし、
最初出るか出ないか US オープン迷ってたんですけど、やっぱこれからも人が時間かけなきゃできないものに自分はこだわって、それをスタイルという風に見てもらいたいなと思っているし、
そういう足跡のない場所に、自分は歩いて行きたいなと思っています。」

「去年のケガしたから、ここだとちょっと、感じるものがありました」

「ここを通過点に、また自分のやりたいことに生かせればいいなと思っています。」

「ここでは優勝できてなかったから、自分もやり残したことまだまだあった。去年あんな思いをしたから晴らせた感じ」

と話していました。

 

大会後の祝勝会

「やっと優勝できました」と笑顔の平野歩夢選手。

去年怪我した壁の恐怖心はもうありませんか ?という問いには、

「そうですね、もうほぼないと言うか、全くないですね。順調に回復したっす。」

 

そう語っていました。恐怖心も克服したのですね。よかったです。

「足跡のない場所に、自分は歩いて行きたい」

カッコイイです。

今回のUSオープン、優勝候補筆頭でした。

その期待通りに優勝、平野歩夢選手自身にも、ハーフパイプファンにも、最高の時間になったことでしょう。

 

 

ご覧いただきありがとうございました。



 

 

 

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