映画『ルパンの娘』あらすじ&感想|観月ありさの役どころは?
投稿日:2021年10月24日 更新日:
2019年と翌年2020年にテレビドラマで放送されていた「ルパンの娘」が映画になって帰ってきました!
原作は横関大さんのシリーズものです。
映画版ではLの一族の秘密が明かされたり、とある重要な人物として観月ありささんも出演されています。
監督は「のだめカンタービレ」や「テルマエ・ロマエ」などを担当された武内英樹監督!
ドラマはどんな感じだったのかなどを交えつつ、映画の紹介をしていこうと思います。
テレビドラマ『ルパンの娘』とは?
「ルパンの娘」は2019年と2020年に深田恭子さん主演で放送されていました。
泥棒一家「Lの一族」の長女、三雲華(深田恭子さん)は高い盗みの能力を持っていましたが、普通の生活がしたいと思いながら図書館で働いていました。
ある日のこと、華は桜庭和馬(瀬戸康史さん)と運命的な出会いをします。
しかし華の家は泥棒、和馬の家は警察。
ロミオとジュリエットのような関係。
そんな2人でしたが数々の困難を乗り越えて結婚し、杏という女の子も授かります。
Lの一族が指名手配されており、死んだことにしたため事実婚という形でしたが、幸せな毎日を送っていました。
そんな杏もまたLの一族の血を受け継いで、危険を感じると小さいながらも能力を発揮していました。
2020年のドラマ版では三雲家の家系図にもう1人名前が書かれており、華の父、尊(渡部篤郎さん)が、華は実は自分たちの子供ではないとぽつりと言って終わっていました。
この時点で映画化の情報が出ていましたが、詳細な発表はしばらくありませんでした。
『ルパンの娘』主要キャスト
三雲華(深田恭子さん)
泥棒一家「Lの一族」の長女。普通な平穏な暮らしがしたいと思っているが、ついいつもみんなに巻き込まれて泥棒するはめになってしまう。和馬と結婚し、杏と3人で幸せな生活を送っていたが、今回出生の秘密を知ることに。
桜庭和馬(瀬戸康史さん)
警察官の一家の長男。苦難を乗り越えて華と結婚し、一人娘の杏を授かる。正義感にあふれまっすぐな性格だが、肝心なところでいつも犯人に捕まってしまう。
三雲尊(渡部篤郎さん)
華の父。美術品を狙うダンディな泥棒。泥棒に定年はないと言っていたが、突然今回泥棒引退の言葉を口にする。
三雲悦子(小沢真珠さん)
華の母。宝飾品専門の泥棒。年齢を感じさせない美魔女(65歳)。尊と相変わらずバカップルぶりを見せている。
三雲渉(栗原類さん)
華の兄。引きこもりだがあらゆる情報を盗み出す天才ハッカー。色々なものも発明して華たちが泥棒をするときに役立てている。
三雲マツ(どんぐりさん)
華の祖母。「お茶の子さいさいや!」が口癖の伝説の鍵師。三雲家で唯一関西弁を喋る。80代だがパワフル。
円城寺輝(大貫勇輔さん)
華の幼なじみの大泥棒。いつも突然現れてダンスしながら歌を歌い、華たちのピンチを救う。
三雲玲(観月ありささん)
尊の妹。もう1人のLの一族で、ものを盗むときに人を殺すことも厭わない。ある事件をきっかけに死んだことにされていた。
『劇場版 ルパンの娘』あらすじ
杏と和馬と3人で幸せな生活を送っていた華。
ある日、尊はLの一族の高齢化の話を持ち出し、突然泥棒の引退宣言をします。
そして3人に少し遅い新婚旅行をしてくるようにとディーベンブルグ王国の旅行をプレゼント。
しかしそこには尊に悦子、マツの姿がありました。
尊はここで最後のLの一族の仕事をしようとしていたのです。
しかし杏が謎の組織に捕まってしまい、杏を返す引き換えにこの国に眠る王冠を盗ってこいと要求されます。
華たちは泥棒スーツに身を包み城へ忍び込みますが、そこには謎の敵JOKERの姿が。
OKERの正体は?
更には和馬も捕まってしまい事態はどんどん悪い方向へ・・・。
華は2人を取り戻すことができるのでしょうか?
そしてJOKERこと玲の目的とは?
映画の注目ポイント
ドラマ版を見ていなくても楽しめる!
ドラマ版の続きとして作られていますが、ドラマを見ていなくても十分楽しめる内容になっています。
そして冒頭で、マツがこれまでのあらすじをざっくりと話してくれるので安心です。
ところで原作のマツは関西弁ではないようですが、ドラマ版ではどんぐりさんの関西弁キャラがいい味を出していますね。
円城寺のミュージカルシーンが映画でも!
円城寺はドラマオリジナルキャラクターだそうですが、「ルパンの娘」実写版にはなくてはならない存在です。
突然現れて歌って踊るだけで笑ってしまいますが、今作では大スクリーンでミュージカルシーンが見られます。
円城寺を演じる大貫勇輔さんは、普段はミュージカルや舞台を中心に活躍されているようなので、ダンスや歌唱シーンも見どころありです。
円城寺は「泥棒ワールドカップ」というよく分からないものに出場していますが、その合間に華たちのピンチを救いにやってきてくれます。
そして無事メダルもとった円城寺ですが、ちょうど今年はオリンピック開催の年だったので合わせたのかもしれませんね(笑)
ミュージカルシーンがオリジナルで入れられたのは「のだめ」や「テルマエ・ロマエ」と同じ武内監督だったからなのかな?とも思いました。
アクションシーンにも注目!
ルパンの娘といえばアクションシーンも多いのですが、今回スタントなしで撮影されたシーンも多かったようです。
華とJOKERとの対決シーンはハラハラしてしまいました。
JOKERのメイクはかなり濃くて個性的なので、ぱっと見誰なのか分からず怖いです。
コメディ要素多めの映画ですが、小さいお子さんはちょっと注意が必要かもしれませんね。
回想シーンで泥棒スーツを着た観月ありささんが出てくるのですが、現在ではその姿で出てこないので、素顔の観月さんが見られるその恰好がもっと見たかったなと個人的には思いました。
渉がついにタイムマシン発明!?
ルパンの娘は色々とキャストの方のパロディなどがあるのですが、渉がタイムマシンまで発明してしまい驚かされました。
過去に行くシーンは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のようでした。
ドラマ版ではほとんどセリフがなかった渉ですが、映画版ではかなりセリフが多めです。
美雲(橋本環奈さん)ともちょっといい感じになっているので、そのあたりも見どころの1つかなと思います。
「劇場版 ルパンの娘」のあらすじと感想をご紹介しました。
これで完結だそうですが、まだ続編が作れそうな終わり方だなと思いました。
また何らかの形で帰ってくるかもしれませんね。
原作は「ルパンの絆」が最新作で最終巻だそうですが、映画版とは違う結末のようです。
原作と実写版は結構違いがあるようなので、原作も読んでみたくなりますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。