小平奈緒インタビュー・スピードスケート金!銀!に松岡修造が聞く
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松岡修造さんが帰国報告会で小平奈緒選手にインタビューをしているところをまとめました。
小平奈緒選手といえば、真面目で寡黙なイメージです。
そのイメージのままの会見でした。
小平奈緒選手、平昌オリンピックでの成績
小平奈緒選手
500 M 金メダル
1000 m 銀メダル
今回の平昌オリンピックでは、日本選手団の主将をつとめました。
松岡修造インタビュー
なお、読みやすさを考えて、一部添削していますので、ご了承ください。
・小平さんの言葉というのは、世界中に伝わってきました。
誠実さと本気さ、このオリンピックで一番感じたことは何だったでしょう?
世界の和とか、応援してくれてる皆さんとのつながりを感じました。
・1000mではできなかった、心の底から自分を信じることができた、というのが僕は一番嬉しかった。
信じることができたらそこには何が見えたんでしょう?
皆さんの笑顔が見れました。
と、とても素敵な笑顔で答えてくれました。
それを聞いて修造さん、「嬉しいですね」
・ちょうど走行会の時に、僕らみんなで「届け勇気」と、子供達といった時に、少し気持ちをもらった気がしたんですけれども、勇気というのはどういう形で競技を通してできましたか?
私にとって勇気とは覚悟することだと思います。
・最後その覚悟の勇気を含めて、日本の皆さんに勇気というのを伝えていただけますか、このメダルとともに!
小平選手は胸元にあるメダルを手に取り、
じゃあ皆さんに勇気を届けます、と言って「勇気」と可愛らしく言いました。
あまり聞いたことがない大きな声でした。。。
と言っても、普段の小平選手の声よりは大きい、という頑張って言った感じですが(^^;)
でも笑顔でとっても嬉しそうでした。
修造さんが「届いた!届いた!」と大きな声で盛り上げてくれました。
いいですね、修造さん。修造さんがいたら、絶対白けません(^^)
日本選手団主将として
帰国報告会の最期に、松岡修造さんが、小平奈緒選手に、日本選手団主将としての話しを聞きました。
・これだけスピードスケートが活躍できた、どんな思いで選手を見ていましたか?
私が主将ではあるんですけれども、選手それぞれが、自分たちが主役というつもりで、臨んでくれたのが、今回一番良かったかなと思います。
・世界ですごく流れていたのが、韓国の選手とともに、思いを共有できた、あれこそがスポーツだと思ったんです。何を一番伝えたかったのでしょう?
スポーツは言葉のいらないコミュニケーションだと思うので、 お互いを高め合って、お互いを尊重し合って、成長していくのがスポーツだと思うので、それが伝えられたらいいなと思いました。
・本当に感極まってくるね、ありがとうございます。
感想
小平選手はホントに「誠実さと本気さ」が伝わる選手です。
松岡修造さんの表現、しっくりときました。
そして、韓国選手とのエピソード、これこそスポーツだと思いました。
今回の平昌オリンピック、始まる前は、なんだか政治的なことばかりニュースになっていました。
オリンピックに政治を持ち込んで欲しくない、オリンピックを利用しないで欲しいと思っていました。
でも、オリンピックが始まり、精一杯の力を出して競技に挑む選手を見ていたら、始まる前のバタバタしたニュースのことは忘れていました。
それこそがスポーツなんだと感じました。
小平奈緒選手は、特にそのことを強く感じさせてくれたなと思います。
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ご覧いただきありがとうございました。