林修の今でしょ|みかんを食べて健康長寿!みかんの効果的な食べ方&選び方
投稿日:2019年12月10日 更新日:
「林修の今でしょ!講座」で紹介されたみかんのパワーをまとめました。
冬になると何気なく食べているみかんですが、みかんには動脈硬化、骨粗しょう症、冷え性、肥満を防ぐというすごいパワーがありました。
美味しいみかんの選び方や効果的な食べ方など、ぜひ参考にしてください。
番組&先生
11/20放送
ゲスト:室井滋、伊集院光、宮本茉由
教えてくれた先生は、旭川医科大学教授 太田嗣人先生です。
みかんの栄養と効果
血管を老けさせない
みかんには「β-クリプトキサンチン」という成分が豊富で、この成分には強い抗酸化成分があります。
活性酸素を抑える効果が期待できるため、血管が錆びるのを防ぐ効果が期待できます。
そのため、
なのだそうです。
骨粗しょう症予防
みかんを3個~4個以上食べている人は、骨粗しょう症の発症リスクが最大92%低いという結果が出ています。
β-クリプトキサンチンが骨の破壊を防いでくれます。
この辺りのことは、こちら↓の記事で詳しく書いていますので、参照してくださいね。
また、みかんに含まれるビタミンCが骨を丈夫にしてくれます。
ビタミンCとカルシウムを一緒に摂るとさらに効果的です。
健康に効果的なみかんの食べ方
1日に食べるみかんの量は?
1日3個が適量とのこと。
糖分が含まれているみかんの食べ過ぎはよくありません。
太田先生は糖尿病治療を専門にしていて、その観点から3個がベストとのことです。
健康によいみかんは甘いの?すっぱいの?
甘い方がβ-クリプトキサンチンが多く含まれているので、甘いものを選びましょう。
食べるタイミング
β-クリプトキサンチンを効果的に摂取するには、食事の後に食べるのがよいでしょう。
脂溶性なので食事でとった油で、効率的に摂取できます。
白いすじは食べるのが○
白いすじには毛細血管を強くする「ヘスペリジン」という成分が含まれているため、冷え性改善が期待できます。
ヘスペリジンは果肉よりもすじにとても多く含まれているので、すじも食べるのがよいのです。
みかんの皮の使い方
みかん皮には「リモネン」という香り成分が含まれていて、嗅ぐだけで肥満改善の効果が期待できます。
交感神経が興奮して体温アップで代謝がよくなります。
また、食欲を抑える効果も期待できます。
みかんの皮を使う一番手軽な方法は、お風呂に入れることです。
これはかなり簡単。みかんを食べたら即実行です。
みかんの効果は1年つづく!
冬の間に摂取したβ-クリプトキサンチンは、約3ヶ月から半年もつそうです。
β-クリプトキサンチンは体に残りやすい成分だからです。
みかんの季節(11~4月)に食べておけば、次のシーズンまで体内に残っていることになります。
甘いみかんの選び方
1番甘いのは、皮がシワシワなもの、次が軸が細いものです。
皮がシワシワなものが一番水分が少なく甘さが凝縮しています。
皮がシワシワで軸が細かったら一番です。
箱で買う場合は、箱に「秀」と書かれているのがおすすめです。
次に「優」です。
みかんの美味しさを長持ちさせる
ヘタから水分が蒸発してしまうので、鮮度を保つには、ヘタ部分を下にして置いておくとよいそうですよ。
みかんのパワーまとめ
みかんの期待される効果をまとめると次のようになります。
こんな記事もあります。
・林修の今でしょ講座|柿の健康効果!インフルエンザ撃退!乾燥肌や腸内環境改善!
・骨粗しょう症予防にみかん!栄養と効果・効率的な食べ方・夏は?ジュースは?|名医の太鼓判
・いわし缶の栄養効果で血管を老けさせない!調理も簡単|林修の今でしょ講座
日本人が冬によく食べていたみかんにはこんなパワーがあったのですね。
旬の冬場に食べると言うのも理にかなった食べ方でした。
太るからと敬遠していたみかんも、1日3個までならOK
食べないと損ですね(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。