林修の今でしょ講座|長芋の健康効果で免疫力UP!コロナやインフルに勝つ!
投稿日:2020年2月18日 更新日:
今回の『林修の今でしょ講座』は「長芋」VS「納豆」。
コロナウイルスやインフルエンザに打ち勝つための免疫力アップ効果を教えてくれました。
ここでは「長芋」についてまとめています。
番組情報
テレビ朝日
林修の今でしょ!講座
2/18 (火) 19:00 ~ 20:54
■概要
コロナやインフルの脅威に打ち勝つ「長芋」VS「納豆」
腸内環境を整える最強山芋レジスタントスターチとは?
最新研究「納豆を1日1パックを食べると死亡率が10%下がる」!?
■出演
MC:林修
進行:松尾由美子(テレビ朝日アナウンサー)
講師:田村哲彦
学友:高畑淳子、伊沢拓司、山崎弘也、水野勝(BOYS AND MEN)
長いもの健康効果
今回、番組で紹介された長芋の主な健康効果は次の3つです。
・腸を元気にして免疫力アップ
・インフルエンザ撃退
・認知症リスクを軽減
それぞれの健康効果についてみてみましょう。
腸が元気になって免疫力アップ!
腸には免疫細胞の70%が集中しています。
その腸を活発にする成分が長芋には入っているのです。
腸内の善玉菌を増やす「レジスタントスターチ」
レジスタントスターチとは、難消化性のでんぷんです。
通常でんぷんは消化されますが、レジスタントスターチは消化されにくいでんぷんです。
そのため大腸まで送られて、腸内細菌のエサになり腸内細菌を増やしてくれます。
レジスタントスターチは他の食品にも入っていますが、熱には弱いです。
長芋は生で食べられるので、他の食品と比べてしっかり摂ることができます。
・便秘解消
・肥満の予防
・血糖値の上昇を防ぐ
・インフルエンザ予防
という効果が期待できます。
どのくらい食べればいい?
免疫力アップには1日約100gでいいそうです。
長芋のカロリーは100gで約65㎉です。
いつ食べるのがいい?
より腸を元気にするためには、夕食時に食べるといいです。
夜寝ている間に腸内細菌が活動し、増殖するため夕食時がおすすめとのこと。
効率よい長イモの食べ方
レジスタントスターチをより効率よく摂取するためには、とろろよりも短冊切りにして食べる方がよいそうです。
とろろにすると、レジスタントスターチが細かく分解されて、胃や小腸で吸収されやすくなります。
そのため、大腸へ届く量が減ってしまうのです。
とろろで食べたいときには、オリーブオイルを足すと、より善玉菌が増えるのでおすすめとのこと。
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、胃や小腸で消化されにくく、大腸までとどき、より善玉菌を増やしてくれます。
おすすめ長いもレシピ
【長芋のポテトサラダ】
ジャガイモの代わりに長芋をつかったサラダポテトサラダがおすすめです。
レジスタントスターチは熱に弱いのですが、一度熱して冷やすことで、生で食べるよりも多くレジスタントスターチを摂取することができます。
じゃがいもよりもカロリーも抑えられ、ヘルシーなポテトサラダです。
インフルエンザウイルスを撃退
インフルエンザウイルスを撃退するスーパー成分は「ディオスコリンA」という成分です。
これは山芋類のたんぱく質なのですが、ウイルスを破壊する力を持っています。
スーパー成分「ディオスコリンA」
インフルエンザウイルスは、1回のくしゃみで100万個も飛び、体内に入ったウイルスは約20分ほどで細胞内に進入します。
これが、インフルエンザを発症するリスクになります。
ディオスコリンAは、約1分で体内のウイルスを破壊してしまうのです。
一週間に3回以上長芋を食べると、インフルエンザの発症率が約44%減少したという実験結果があります。
認知症リスクを軽減
最新の研究では、長芋の成分「ジオスゲニン」が認知症のリスクを軽減するという報告があります。
認知症は発症するまでの間に、脳内に認知症の要因となる成分アミロイドβがたまっていくのですが、その成分を取り除いてくれるというデータがあります。
マウスの実験によると、1日1回ジオスゲニンを投与したところ、アミロイドβを約50%減らしたとう結果がでました。
脳の認知機能を正常に戻す効果も期待できるとのことで、さらなる研究に期待したいです。
・林修の今でしょ講座|山芋.とろろのネバネバパワー!栄養と効果.食べ方まとめ
・林修の今でしょ講座|1日1パックの納豆で免疫力アップ!おすすめトッピング!
・名医の太鼓判/納豆の健康効果・食べ方.いつ食べるのがいい?酢納豆で血圧改善
長イモの健康効果はすごいんですね。
約1分で体内のウイルスを破壊できるのには驚きでした。
たまーにしか食べていなかったので、もっと積極的に食べたいです。
ヘルシーなポテトサラダが美味しそうで、今度作ろうと思います(^^)
最後までお読みいただきありがとうございました。