和菓子ランキング結果ベスト11・外国人プロも絶賛|ニッポンスゴイデスネ視察団
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今回は、外国人のお菓子職人や料理人に聞き取り調査の結果、スゴイと感動した 「世界最強の和菓子」のベスト11です。
外国の方に教えられることが多いこの番組ですが、和菓子は何がランクインするのでしょうか?
興味津々です。
番組情報
テレビ朝日
2/2 (土) 18:56 ~ 20:54
ニッポン視察団!外国人料理プロが“味”と“技術”に感動!世界最強 和菓子ベスト11
■番組概要
・「どら焼き」…時間をかけて作る粒が残ったあんこがオイシイ!
・「わらび餅」…貴重な粉をふんだんに使ったトロッともちもち食感
・「ようかん」…350年伝わる、粘りある弾力のヒミツ
・「せんべい」…割らずにパリパリに仕上げる職人技
■出演
MC:爆笑問題(太田光・田中裕二)
番組ナビゲーター:綾小路きみまろ
進行:井澤健太朗(テレビ朝日アナウンサー)
ゲスト:峰竜太、米倉涼子、川田裕美
世界最強和菓子:第4位~11位
日本で働く外国人のお菓子職人や料理人67名に聞き取り調査をして、味や見た目、食感、作り方など、様々な観点からすごいという和菓子のランキングです。
第11位:練り切り
季節感があり、見た目の繊細さを絶賛です。
練り切りは、白あんをベースとした生菓子で、その芸術性の高さから特に上等なお菓子、上生菓子とも呼ばれます。
外国人プロは、小豆、砂糖、お米などの限られた素材で、美しい色と形を作り出しているところがすごいと言います。
■紹介されたお店
鶴屋吉信
第10位:かりんとう
カリカリ食感と、中まで火が通り、油の旨味がしみ込んで美味しいとのこと。
高温の油で揚げると、外はカリっとなりますが、中まで火を通してしみ込ませるには、低温でなければできないので、どのように作っているのか、外国人の方には興味があるようです。
紹介された麻布かりんとでは、食感と旨みを両立させるために、180℃ → 178℃ → 175℃ → 170℃、と4度揚げをしているそうです。
4度めは、油よりも生地中心部の温度が175℃と高くなり、その温度差で油を浸透させているのだそうです。
製造工程をみた外国人プロは、凄い技だと感心していました。
■紹介されたお店
麻布かりんと
第9位:どら焼き
柔らかい生地で餡子を挟んだコンビネーションがいいと人気です。
特に外国人プロから人気だったのが玉英堂のどら焼き「虎家喜」でした。
粒あんと生地のバランスがよく、何個でも食べられてしまうそうです。
玉英堂のどら焼きは、豆の食感を生かすよう、なるべく粒が残るように4日かけて餡を作ります。
■紹介されたお店
玉英堂
第8位:みたらし団子
さっぱりした飽きない味、醤油と砂糖のバランスがいいとのこと。
また、材料はお米で固くなりやすいのに、もちもちした食感を保つ製法に驚いていました。
お団子は普通上新粉という乾燥した粉を使いますが、髙木屋老舗では生新粉という半生状態の粉を使っていました。
練り上げたときにもちもち食感になるそうです。
生地は3分ほど突いたら、いったん冷水に浸け冷ましてから再度つきます。この作業を3回繰り返します。
熱をもった生地を団子にすると、水分が蒸発して固くなってしまうので、生地を冷ますことで、固くならないお団子になるのだそうです。
■紹介されたお店
柴又 髙木屋老舗
映画「男はつらいよ」で登場するお団子屋さんです。
今では、外国人も大勢訪れ、みたらし団子は、1日500本以上売れるそうです。
第7位:酒まんじゅう
ふっくらした生地と餡子、その中でも日本酒の香りが残った大人の味「酒まんじゅう」が人気でした。
日光東照宮近くの和菓子店「湯沢屋」には、連日外国人が来て酒まんじゅうを食べていくそうです。
しっとりフワフワの皮が美味しい酒まんじゅうです。
■紹介されたお店
湯沢屋
第6位:わらび餅
ゼリーのような食感、口の中でとろけると人気です。
外国人プロには、わらび餅の素材が想像できないとのこと。
スーパーで売られているわらび餅用の粉は、さつまいもなどのでんぷんから精製した物も多いです。
これでも美味しいわらび餅は作れますが、本わらび粉だと特によくのびる粘りを味わうことができます。
紹介されたぎおん徳屋では、本わらび粉100%を使っているそうです。
本わらび粉は1キロ、1万円ほどするとのこと。
■紹介されたお店
京都 ぎおん徳屋
第5位:カステラ
見た目は乾いてみえるのに、しっとりした食感とザラメ部分が人気です。
スポンジとの違いは、卵白を泡立てたメレンゲを使わない、日本ならでは水飴を使っているところ。
またザラメには、水分を吸収して保つという性質があるので、カステラ独特のしっとりとした食感になっています。
■紹介されたお店
長崎 カステラの長崎本舗 糖庵
第4位:ようかん
固すぎず、柔らかすぎない、日本独特の食感が人気。
ようかんの独特の食感は、寒天によるものでした。
その寒天は長野県の特産です。長野県の寒暖差のある気候が、寒天づくりに適しているからだそうです。
イタリアの人は、お茶とようかんは、エスプレッソとチョコレートの関係に似ていると言っていました。
■紹介されたお店
和歌山 紅葉屋本舗
本煉羊羹 1本1,296円
世界最強和菓子:ベスト3
さて、ベスト3です!
第3位:せんべい
人気は醤油せんべいとのこと。
噛んでいるとお米の旨味を感じる、パリパリの食感も驚きとのことでした。
■紹介されたお店
東京 神楽坂地蔵屋
第2位:大福
餡子の口当たりと、弾力のある生地で人気です。
特に人気は豆大福。塩加減や豆の食感などのバランスがいいとのこと。
豆大福は、お餅と赤えんどう豆、餡子しか使わないシンプルなお菓子。
出町ふたばでは、調和を大切に、塩を正確に計っています。
■紹介されたお店
京都 出町ふたば
第1位:たい焼き
海外では、焼き立てのアツアツを楽しむスイーツは珍しいそうです。
特に人気だったのは、浪花家総本店のたい焼き。
生地が薄くサクサクのたい焼き。
生地が薄いので焦がさず焼くのが難しいです。
浪花家総本店では、強火で焼いて生地を膨らまし、綺麗な形のたい焼きに仕上げています。
そして薄い生地を焦がさずに焼くために、生地は薄力粉と水だけで砂糖を使っていませんでした。
■紹介されたお店
東京・麻布十番
浪花家総本店
和菓子のイチオシ手土産
番組の中で紹介された和菓子のイチオシ手土産
■川田裕美さんが紹介
東京・中目黒本店「菓匠雅庵」
わらび餅 1箱734円
■峰竜太さんが紹介
東京・日本橋三越本店「榮太樓総本舗」
繁盛団子かつを武士盛り 1本216円
■米倉涼子さんが紹介
京都 紫野和久傳
れんこん菓子 西湖 1本324円
外国人絶賛の菓子職人
外国人プロの人が知っているスゴ技の和菓子職人さんです。
■日本初飴細工専門店 あめ細工吉原 千駄木本店
飴細工師 吉原さん
■神奈川県鎌倉市 創作和菓子手毬
創作和菓子家 御園井裕子さん
まとめ
結果は以下のようになりました。
第1位:たい焼き
第2位:豆大福
第3位:せんべい
第4位:ようかん
第5位:カステラ
第6位:わらび餅
第7位:酒まんじゅう
第8位:みたらし団子
第9位:どら焼き
第10位:かりんとう
第11位:練り切り
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練り切りはもっと上位かと思いましたが、意外でした。
かりんとうやおせんべいも人気なんですね。
そして1位はたい焼きでした。私もたい焼きは大好きです。
庶民的なお菓子が1位で、なんだか嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。