あつもりくんのお嫁さん(←未定)6巻・最終巻|あらすじ&ネタバレ!
投稿日:2021年1月22日 更新日:
1巻からあらすじを追っていた『あつもりくんのお嫁さん(←未定)』。
ついに最終巻を迎えました。
最後はとても感動的なラストになっています。
早速、あらすじとネタバレを紹介していきます!
登場人物(キャラ)
・錦(にしき)
まっすぐ素直な高校1年生。
敦盛の事が大好き。
敦盛を追って、地方から東京の高校へ進学してきました。
・敦盛(あつもり)
真面目で頭がいい高校3年生。
錦の彼氏。
大きな病院の跡取り息子だけど、決められたレールの上で生きているのが嫌。
5巻ラストおさらい!
5巻ラストでは、錦と敦盛の温泉旅行のエピソードで終わっていました。
実は、その旅行は、敦盛にとっては『駆け落ち』で…!
「ずっと探しものをしている」と言う敦盛に、錦は付き合います。
そして、夜。
泊まった旅館の部屋で、敦盛は錦に話があると言います。
その話は、敦盛の弟・雪鹿(ゆきしか)が、家を継ぎたいと言っている事。
そしてそれを、敦盛の父も認めている事。
敦盛は、どうしたいのかを探しに来たという事…。
錦は迷う敦盛に、「私はどんな敦盛でも大好きだよ」と伝えます。
その言葉に、敦盛は、改めて錦の事を『心強い味方』と思い、錦にプロポーズをします。
そして、探しものは、「錦を幸せにしたい、それだけのことだった」と告げる敦盛。
2人の駆け落ちの夜は静かにふけていくのでした。
6巻あらすじ&ネタバレ
6巻は最終巻なだけあって、クライマックスへ向けてどんどん話が進行していきます。
あらすじとネタバレをご紹介します!
敦盛の父への思い
5巻ラストから引き続き、旅行の朝から6巻は始まります。
朝、敦盛は夢を見て目覚めます。
それは、敦盛が10歳の頃、父と一緒に喫茶ロイヤル(錦の祖父がやっている喫茶店)へ、初めてご飯を食べに行った時の夢。
敦盛にとって、最初で最後の父とのいい思い出の夢なのでした。
目が覚めた敦盛は、錦に夢の話をし、「物心がついた頃から跡継ぎとしてしか見られていなかったのが息苦しくて家を出た」と吐露します。
「俺はただ息子として話がしたいんだな」と話す敦盛に、錦は、敦盛の事をもっと知れたみたいで嬉しいと思います。
旅行も終わり、また普段の生活に。
敦盛は、父に、また錦に会ってもらえるよう頼みます。
だけど父は、もう会う気は無い様子。
敦盛は頭を下げて父に頼み込みます。
そこまでする敦盛に心を動かされ、父は「勝手にすれば?」と返します。
敦盛父の気持ちはどうなる?
錦が敦盛父に会う日が来ました。
お迎えに来てくれた西条さん(敦盛の運転手)に、錦は秘密の話を聞きます。
それは、喫茶ロイヤルが、敦盛父にとって、素直になれる場所だと言う事。
敦盛の父、そして母と改めて話をする錦と敦盛。
敦盛は、錦との将来を真剣に考えていると伝えますが、錦はそれを遮り、祖父が倒れた時(5巻参照)に助けてくれた事のお礼を改めて錦は告げます。
そして、敦盛父を、喫茶ロイヤルに食事に来ないかと誘います。
最初は断る敦盛父でしたが、敦盛が父と一緒に行きたいと後押ししてくれたおかげで、この後皆で行くことに。
そして喫茶ロイヤルで、錦の作ったオムライスを敦盛父も食べます。
錦は自分を変えてくれた敦盛の事を話し、敦盛もまた、自分を変えてくれたと錦の話をします。
そして敦盛は、父の事をもっと知る為に実家に戻ると話をします。
敦盛も、敦盛父も、そこから自分の気持ちを正直に話し合います。(2人とも素直ではないので、言い合いのようにはなってしまいましたが…)
帰り際。
敦盛父は錦に、「もう一回来たいな」と言ってくれます。
そして、「君が大人になって敦盛への気持ちが変わってなかったらね、皆で来てもいいね」と言ってくれます。
それはつまり、錦と敦盛の仲を認めてくれたという事。
錦は「ぜひ!」と返事します。
敦盛と、敦盛父の話し合いは、とてもいいシーンでしたので少し省略して書きました!
素直じゃない2人の話し合いは、ヒヤヒヤしてしまいますが、やっと2人の気持ちが通じた事にホッとするシーンです。
ぜひコミックスで読んでみてくださいね!
錦と錦父の気持ち
2年の月日が経ち、錦の大学合格発表の日。
この2年間で、敦盛は錦の故郷の大学(医療系)へ進学。
遠距離恋愛になってしまった錦は、死に物狂いで勉強を頑張ってきたのでした。
敦盛と同じ大学に受かるために…。
錦の受験結果は、見事合格!喜ぶ錦。
錦は実家に合格の報告に行きます。
そして、敦盛にも会い、2人で敦盛の家へ行きます。
家では敦盛は、怪しい様子で何かを隠しています。
錦が問い詰めると、なんと、敦盛は錦との同棲を考えてくれていたのでした。
感動する錦。
錦と敦盛の2人はそのまま、錦の実家へ。
母と、お祝いにかけつけてくれた宝くんが2人を出迎えます。
錦の父は、まだ複雑な気持ちのようで、部屋にこもったまま…。
それを説得してくれたのは、宝くんでした。
「一人の人間として錦の幸せを願いたい」
そう言う宝くんに動かされ、錦父は錦に、「合格おめでとう」と告げます。
そして錦父は敦盛に、「錦をよろしくお願いします」と頭を下げます。
錦の実家から、錦と敦盛は車で移動します。
その帰り道、どこかで花火があがっている中、敦盛は錦に「今までありがとう」と告げ…。
「錦が高校を卒業したらすぐに結婚式をあげよう」
敦盛の再びのプロポーズに、錦は泣きそうになりながら「うん」と返事をするのでした。
『あつもりくんのお嫁さん(←未定)』ラストは、錦と敦盛の結婚式のエピソード、そして結婚後の幸せなエピソードで幕を閉じています。
とても幸せなエンディングなので、ぜひコミックスで読んでみて欲しいです!
作品データ
作者:タアモ
タイトル:あつもりくんのお嫁さん(←未定)
巻数:6巻(21話〜25話)
出版社:株式会社 講談社(KCデザート)
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ついに、『あつもりくんのお嫁さん(←未定)』が終わってしまいました…。
とても幸せな終わり方で、ほっこりして読めました。
タアモさん、素敵な作品をありがとうございました(*^-^*)
タアモさんの新連載は2021年春スタート予定との事。
こちらも楽しみですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。