映画

細田監督『未来のミライ』あらすじ・舞台はなぜ磯子と金沢?時代は?

投稿日:2017年12月22日 更新日:

 

空雲

 

細田守監督の最新作の公開が決定しました。

未来のミライ』、兄妹がテーマの映画です。

舞台は横浜市の磯子区、金沢区あたりとのこと。

 

横浜はドラマでも映画でもよく使われる場所ですが、さらに絞って磯子区と金沢区って・・・。

随分マイナーな場所です(^^;)

 

でもそれには、やはり理由があるとのこと。

未来のミライ』についてのあらすじと、なぜ横浜市磯子区、金沢区なのかを探ってみました。



 

細田守監督プロフィール


まずは簡単に細田守監督のプロフィールです。

名前:細田 守(ほそだ まもる)
生年月日:1967年9月19日
出身:富山県中新川郡上市町
金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科油絵専攻卒業

長編アニメーション映画
2005年 『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』
2006年 『時をかける少女』
2009年 『サマーウォーズ』
2012年 『おおかみこどもの雨と雪』
2015年 『バケモノの子』

 

どの映画も有名な映画です。

特に『サマーウォーズ』のCMはとても印象に残っています。

また『バケモノの子』は、タイトルにインパクトがあってどんな話しなの?と興味をそそられました。(観ましたよぉ~)

直近は2015年の『バケモノの子』なので、3年ぶりになりますね。

『未来のミライ』はどんなお話なのでしょう?

 

『未来のミライ』あらすじ

 

あらすじといっても、細田守監督のオリジナルなので、あまり情報はありません。

兄妹の話、ということです。

・主人公は、4歳の甘えん坊な男の子「くんちゃん」
・くんちゃんの家は、小さな庭に小さな木の生えた小さな家
・くんちゃんに妹が生まれ、両親との関係の変化に戸惑う
・妹に両親の愛情を奪われたと感じている
・そんな時にミライちゃんとであう
・ミライちゃんは、未来からやってきたくんちゃんの妹だった
・くんちゃんの冒険がはじまる
・愛を求めて、家族の歴史をめぐる冒険
・上映時間は100分前後の予定

 

現在分かっているあらすじをまとめてみました。

予告をみると、未来からやってくる妹は、制服を着ていて中学生くらいでしょうか?

この話は、細田守監督自身が二児の父親という体験からできたそうです。
細田守監督には、5歳の男の子と、2歳になる女の子がいるとのこと。
そこからアイデアが生まれたそうです。

細田守監督は、今までの作品も、細田守監督自身が体験した中からアイデアを生み出しているように思います。

例えば、
『サマーウォーズ』
彼女の実家に行った際、親戚が急に倍に増えたという感覚から「親戚」にスポットをあてた。
『バケモノの子』
子供に絵本を読み聞かせていると、動物が多く出てくることに気づく。子供の成長には動物が重要と感じ、動物の顔をしたバケモノたちの世界にした。

 

細田守監督は、身近な体験からいろいろ発想を飛ばして、物語をつくるのですね。

 

私の勝手な予想

ここからは、私のものすごく勝手な推理(?)です。

まったくの的外れかもしれませんので、ご了承ください。

どうか期待しないでくださいね。

 

『未来のミライ』の時代設定は?

舞台は「磯子区と金沢区」と明言していますが、時代設定は分かりません。

妹が未来からやってくるので、妹は今の時代の子かな?と思いました。
予告をみても、ミライちゃんの制服姿なんかは、今の時代かな?と思います。

くんちゃんの方は、「小さな庭に小さな木の生えた小さな家」。
ひと昔前のような気もすれば、現代にも通じる表現です。

でも単純に、ミライちゃんが今の時代の子なら、くんちゃんはひと昔前の子だろうと勝手に解釈しました。

そして「家族の歴史をめぐる冒険」とあるので、さらに過去にさかのぼるのかなぁと。

というわけで、時代はくんちゃんのご両親が若かりし頃が中心?

昭和初期から中期くらい?

 

『未来のミライ』の舞台になる横浜の磯子区、金沢区

舞台については、「横浜の磯子区、金沢区付近」と明かされています。

舞台が横浜の磯子区、金沢区ということなので、少し調べてみました。

 

横浜市磯子区の今と昔

磯子区の立地は、根岸湾に面しています。

そして昔、この辺り一帯は海岸でした。

明治から昭和にかけて埋立てが行われ、現在は鉄道が走り、工場が立ち並んでいます。

最近人気の工場の夜景、川崎は有名ですが、この辺り根岸、磯子付近でも行っています。

 

横浜市金沢区の今と昔

古くは磯子区の一部でしたが、昭和23年に独立して金沢区になりました。

金沢区は、鎌倉に近いこともあり歴史的な建物もありますが、その反面、やはり埋立てによって、新しい町もできています。金沢シーサイドラインができ、八景島シーパラダイスもできました。

八景島シーパラダイスの側に海の公園があります。ここはもとは乙舳海水浴場という海水浴場でしたが、埋立てられて、人口の海水浴場「海の公園」になったそうです。

「海の公園」横浜で唯一の海水浴場です。



 

磯子区と金沢区は、家族にとって重要な場所

細田守監督は、『未来のミライ』の舞台は、磯子区と金沢区付近だと言っています。

その理由は、「『家族』にとって重要なことが歴史的に起きた場所」ということです。

磯子区と金沢区、ここのどこに秘密があるのでしょうかね。

「磯子区と金沢区付近」と言っているのは、
・昭和初期は、金沢区は磯子区の一部だった
・磯子区と金沢区は隣り合っているので、ハッキリと区別できない
というところでしょうか。

 

磯子区、金沢区の気になるキーワード

○浜マーケット1

磯子区、金沢区で気になるキーワードを拾ってみました。

・磯子は海岸があり、海水浴、海苔の養殖が盛んだった
・海岸沿いに料亭が並ぶ花街があり芸者さんもいた
・第二次世界大戦がはじまるころは、大日本航空の飛行場用地としてが埋め立てを行った
・戦争が激しくなり、一時中断するも、その後埋立てが再開
・今は海岸は埋立てられ、海水浴場も海苔の養殖も花街もない
・埋立てにより、道路鉄道工場ができる
・三菱重工や石川島重工業(IHI)など造船や鉄鋼工場がある
・笹掘近くに岡村ブドウ園があった
・磯子は美空ひばりさんが生まれ育ったところ
・昭和初期、磯子の台所は「浜マーケット
・昭和天皇の義弟が療養した貴賓館がある

 

昭和の時代、磯子は、海に面した地の利を生かして、海岸料亭として有名な料亭がありました。

海軍御用達だったので、戦時中でも豊富な食材があったとのこと。

 

現在、磯子の海沿いといえば、電車が走り、国道が走り、高速が走り、工場が立っています

料亭や花街なんて、今では想像もつきません。

 

笹堀の「岡村ブドウ園」ですが、岡村というのは「ゆず」の出身地です。

岡村町は、海岸から少し離れた小高いところにあるのですが、笹堀というところがあり、そこにブドウ園があったようなのです。

でも現在、磯子区にはブドウ園はないようです。

 

映画の中でくんちゃんとミライちゃんが、ブドウ園に行ったりしないかな、という妄想から、キーワードに載せてみました(^^;)

 

そうそう、岡村には「三殿台遺跡」というのもあるんですよ。

↓こういうのです○三殿台1

まさかね、そこまでさかのぼらないですよね(^^;)

 

それから、美空ひばりさんも磯子の出身なんですね。

意外と有名な方がいるのでビックリしました。

 

浜マーケットは、例えばくんちゃんのお母さんがここで買い物をするシーンがあるとか??? すごいこじつけです(^^;)。。。

 

そうそう、もう1つ妄想したことがあります。

細田守監督のお父様は鉄道職員だったそうです。

磯子は埋立てたあと、鉄道を通したりしているので、その辺も何か使われないかなぁ、なんて思ったりして。

 

ちょっと気になるのは、予告でくんちゃんにしっぽが生えるところ。

磯子区や金沢区には、もちろん神社も複数あります。

何か関係があるのでしょうか?

神社は多いので、神社のことまでは、調べ切れませんでした。

 

と、好き勝手なことを書いてきましたが、この土地でなければいけない理由ってなんでしょうね。

いろいろ調べてみたけど、こんなキーワード、もしかして全然関係ない???

「『家族』にとって重要なことが歴史的に起きた場所」さっぱり分かりません(・_・;)

 

さて、磯子区や金沢区のキーワードを拾ってみましたが、この中から何か使われるキーワードはあるのでしょうか???

まったく自信がありません!(^^;)

 

今回の時代設定も、キーワードも、私の想像でしかありません。

磯子付近の歴史を調べただけの、根拠のない妄想なのです。

責任は持てませんのであしからず。。。

 

 

それでは、私の貧弱な推理力と想像力に
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました。



 

 

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