『思い、思われ、ふり、ふられ』ふりふら10巻!あらすじおさらいとネタバレ
投稿日:2018年11月13日 更新日:
今話題の少女マンガ、『思い、思われ、ふり、ふられ』通称ふりふら。
作者の咲坂伊緒さんならではの胸キュンな展開に目が離せませんよね!
最新巻10巻がついに発売されたので、10巻の展開をネタバレしちゃいます!
ふりふら9巻までのあらすじをおさらい!
無事、理央と両想いになれた由奈。
順調に進んでいく恋ですが、最近由奈は自信が無くなってきていて…。
もしかしたら、理央はまだ朱里のことが好きかもしれないと疑ってしまっています。
世間はバレンタイン間近。
理央は和臣のために、由奈に「朱里は誰かにチョコを買ったのか」聞くのですが、それが由奈にとってはやきもちの原因に!
よりによってバレンタイン当日に、やきもち全開な由奈は、理央とケンカしてしまいます。
不安をぶつけた由奈に、理央は「由奈じゃなければ好きにならなかった」と伝え、無事仲直りします。
由奈&理央が安定したことで、次は朱里&和臣のストーリーへ本格的に進んでいきます。
和臣の兄は、自分の夢に自由に生きていて、親の反対を聞かずに海外へ行っています。
そのせいで、和臣は家の中でバランスをとるために、自分の夢の『映画を作る仕事をしたい』ということをハッキリ言い出せないでいるんです。
そしてバレンタイン当日。和臣は朱里に、親に映画のソフトを全て捨てられたことを明かします。
和臣の親は、和臣の夢に勘づいてて、釘をさしたようです。
朱里は、チョコをあげることは出来ませんでしたが、和臣へ一本の映画ソフトをプレゼントします。
そして、「ソフトは捨てられたけど、1からまた集めよう!」と和臣を励まします。
そんな中、実は、朱里・理央の両親はケンカ中。
しかも、朱里は母親に「離婚するかも」と打ち明けられていました。
ずっと密かに悩んでいた朱里ですが、和臣への恋心が力となり、
「もういい加減何でも母親の思い通りにならない」「もし離婚になっても父側について残る」と決意します。
ただ、それを由奈に伝えようとしたところに、タイミング悪く、由奈が朱里にやきもちをやいていたことを告げてしまうんです。
それを聞いた朱里は、「父側について残る」プランを諦めます。
そこにまた、タイミング悪く(良く?)亮介が朱里に会いに来てしまうんです。
しかも、朱里のグチを聞いてくれるんです。というより、朱里がグチを言うのがヘタと知っているから、聞き流してくれるんです。
そんな朱里と亮介が、離婚の話をしているところを見かけた和臣。
朱里が去った後、亮介に、何の話をしていたのか尋ねますが、「何も聞かされてないならそれっぽっちの関係」と言われてしまいます。
そして、「モタモタしていたお前が悪い」と言い残し、亮介は去っていく…。
9巻までのストーリーはこんな展開でした。
では気になる10巻の展開を、ネタバレありで紹介します!
気になる10巻の展開!ネタバレしちゃいます
10巻は、亮介が頑張る巻でした!
朱里と和臣も、家族の問題について向き合う巻となっていて、今までで一番めまぐるしく変わる展開に目が離せない巻となりました!
気になるのは9巻ラストのあのシーン!
まず、9巻の最後では、亮介が和臣に「モタモタしてたおまえが悪い」と言い残し去っていきました。
その言葉を聞いた和臣は、朱里を走って追いかけ、無事朱里と話をします。
そして、両親の離婚問題について、朱里に「話して欲しい」「悩んでいる時は言って欲しい」と伝えます。
そこで朱里は、両親が離婚するかもしれないこと、そして朱里が考えていたプランについても打ち明けます。
そのプランについては、由奈に話していない理由として、由奈が少しでも嫌な気分にならないように、そして嫌な気分を言い出せなくなったとしたら、朱里自身も嫌だからと話します。
母親に対しては、大事にしてくれている部分もあるから、こんな状況にされてもかばってしまう…そう打ち明けた朱里。
和臣は、「わかるよ」と返事をするのですが、朱里は、その言葉を誰かに言ってほしかったんだと涙します。
ここまではいい感じなのですが、この後、和臣が朱里へ、「(同じような悩みを持った)同志みたいなもの」と言ってしまうんです!
そのことで朱里も和臣も、お互いを大事に想っていながらも、気持ちを言い出せなくなってしまいます。
バレンタインの時に朱里が和臣へあげた映画のソフトも、『自分たちのための映画みたい』と2人で盛り上がり、朱里がここにいられるように、代わりばんこにソフトを持とう!と話をするのですが、それ以上は進まず…。
お互いの気持ちは進んでいるのですが、関係は進んでいかず、読んでいてむずむずしちゃいました。
今回は亮介が頑張る巻!
ただ、今回は先程も書いた通り、亮介が頑張る巻なんです!
亮介は、前に朱里と付き合ってた頃は、めちゃくちゃカッコつけていたと言います。
そして、朱里に対し、言葉でも態度でも気持ちを上手く伝えられなかった事を、後悔しているとも。
学校帰りの朱里を待ち伏せし、「やり直したい」と告げ「もう一度俺にがんばらせて欲しい」と言ったり、
朱里を呼び出して、「ただ会いたかった」「顔が見たくて声が聞きたかった」と伝えたり、
前の亮介とは違い、気持ちを素直に伝える姿がかっこよかったです。
弱ってる時にこんなに一生懸命気持ちを伝えられたら、朱里の気持ちも動いてしまいそう…。
和臣も負けてない!朱里への想いと家族の問題
そんな中、和臣はといえば、朱里に気持ちを伝える気はない様子。
朱里と和臣で、映画のDVDについて盛り上がっていた様子を見ていた理央が、いい雰囲気だった!と伝えても、バレンタインのチョコをもらえなかったことで、理央に言われた、「朱里の好きな奴は和臣じゃない」という言葉を持ち出し、「そう言ったのは理央だ」と言います。
理央は、「そういう言い訳聞きたいんじゃない」と和臣に伝えますが、なんだか険悪に…。
別の日にも、理央は和臣に「朱里と亮介がくっつくかもしれない」と伝えます。
告白できない和臣に、「ふられるのが怖くてビビってる以外に理由なんてあるの?」と詰め寄ります。
和臣としては、朱里とは同志だから、遠慮なく話をしてもらえるように、自分の気持ちは黙っているんだと決めているんですが。
しつこく聞く理央に、「後付けで出来ない理由を探すのはみんな得意」と言われ…。
兄にも、(家族の問題についてですが)「体のいい言い訳はやめろ」と言われ…。
理央と兄の言葉で、和臣は、「その道に進めない理由を探すほうが楽だった」「ビビってる以外に理由なんてなかった」と気付きます。
肝心の朱里の気持ちは?
一方朱里は、同志宣言をされたことで、片想いだと思い込んでいる様子です。
ただそれでも、和臣が大事な存在であることは変わらない朱里。
亮介に「やり直したい」と言われた時も、好きな人がいることを明かし、
「他の人には共感してもらえないこともその人ならわかってくれるし私もわかってあげられる」
「だから誰よりも特別だし、今はその人にしか心が向かないと思う」と告げます。
ただ、それを亮介に、「ただの傷のなめ合い」「お互いのためになってる?」と言われ…。
亮介は、「朱里には、別のところから引っ張る存在が必要だから、俺のほうがいい」とも言います。
読者的には、もうここは亮介にほだされてしまうところかと思うのですが、そこで朱里を救ったのは、由奈でした!
朱里が考えていたプランは、朱里が由奈を思って和臣にしか話していなかったのですが、それを和臣は由奈へ言います。
朱里が言い出せなかったことを知った由奈は、朱里に、
「母親を選ぶか、私達を選ぶか、辛い選択をさせてしまうけれど、朱里は選んでいい」
「朱里の悩みを同じように感じる事は出来なくても、だからこそ、私に無責任にぶつけていい」と朱里に告げます。
その由奈の気持ちが朱里にとっては、別のところから引っ張る存在になったわけです。
亮介に「傷のなめ合い」と言われたことに対しても、私がその人(和臣)の別のところから引っ張る存在になろう、と決めます。
三角関係はどうなる?10巻ラストまでネタバレ
そして、どんどん周りの人が成長していくことを実感した朱里は、自分も変わりたいと、母親に自分のプランを告げることを決めます。
和臣も、体のいい言い訳を探していた自分に気付き、逃げ道を潰すため、亮介に「(朱里との関係を)頼りない同志のままで終わらせない」と宣言します。
これでやっと進んだ!と読者的には思うんですが、タイミング悪く、朱里は母親にプランを伝えられず…。
ちょうど連絡をくれた亮介に、会いに行ってしまいます。
そして、亮介に、「俺にしなよ」と言われます。
そして和臣もタイミングが悪く、自分の夢を親に伝えることは出来たのですが、兄の事で気が立っていた父に手をあげられてしまいます。
ここで10巻が終わってしまうんです…!なんて気になる展開なんでしょう。
11巻が出るのが楽しみすぎます!
作品データ
咲坂伊緒
『思い、思われ、ふり、ふられ』10巻
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由奈&理央の2人は、多分しばらく進展がないと思われます。
朱里は誰を選ぶのか、朱里の家族はどうなるのか。
そして、和臣の夢はどうなるのか…!
11巻が出るまで、妄想の日々が続きそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。