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新連載『新婚だけど片想い』どんな話?1話あらすじネタバレ|なかよし8月号

投稿日:2020年8月20日 更新日:


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なかよし掲載の新連載、雪森さくら先生の「新婚だけど片想い」は、才色兼備な女子高生と、同じく高校生の天才棋士のお話です。

どんな内容なのか、第1話のあらすじをまとめました。



 

 

登場人物

主役の二人を簡単に紹介します。

■白井皐月

16歳の高校生。自他ともに認める才色兼備で、みんなに褒められる自分が大好きだが努力もしている。

家事も得意。実家は旧名家の家柄だが経済的に苦しく、親の都合で久遠と婚約することに。

■有栖川久遠(くおん)

17歳のイケメン天才棋士。父親はIT社長で裕福な家の息子だが、「家を継がず一生囲碁ができるならなんでもいい」という冷めた性格。

その塩対応さで皐月を悩ませている。「氷の王子」と呼ばれている。

 

第1話あらすじ

訳ありな婚約

白井皐月は、17歳の有栖川久遠と結納式を済ませ、親の決めた結婚相手と婚約。

なぜなら・・・

皐月の家は旧名家で家柄はいいものの、経済的に苦しい状態でした。

一方でお金はあるものの、社交界、政財界にパイプがほしいと思っていた有栖川家。

2人の親はまだ高校生の2人を家のために政略結婚をさせたのでした。

正式な婚約なので同居させようと有栖川の両親に提案され、久遠が18歳になったら結婚するという話になっていました。

そして有栖川グループ所有の一室であるマンションで、皐月と久遠は一緒に暮らすことになったのです。

離れて暮らしている皐月の両親は、経済的に苦しい時に有栖川家に助けられましたが、こんなに早くに娘をお見合いさせたことを後悔していました。

心配してこまめに連絡もとっているようでしたが、皐月はそのことを納得した上で同棲していました。

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可愛く優秀な皐月

学校での皐月は可愛く、校内模試も1位という才色兼備。

しかも婚約者の久遠はイケメン天才棋士で、彼の活躍はネットニュースにもなるほど。

「そんな相手と婚約なんていいな。氷の王子と呼ばれているけど家では甘々とか?」などと友達にも羨ましがられてる皐月。

皐月は自他ともに認める才色兼備で、コミュニケーション能力も高く、婚約者はイケメン棋士とみんなに認められて褒められる自分が大好きでした。

しかし裏では時間を見つけてバイトをしたり、勉強をしたり、夕飯の買い物に行ったりと努力もしているのです。

 
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ラブラブな新婚生活・・・じゃない?

皆から羨ましがられる皐月ですが・・・

今日も久遠が帰ってくるまでに夕飯を作り、メイクと髪もセットして笑顔で出迎えますが、帰宅した久遠には「いらない」とバッサリ言われてしまいます。

婚約した2人の部屋は別々で、久遠のドアに赤札がかかっていたら立ち入り禁止という証。

自分の人生プランは完璧だと思っていた皐月の唯一の悩みは、婚約者が超塩対応なところでした。

お見合いの時から「家を継がず一生囲碁ができるならなんでもいい」と言っていた久遠。

その時から立ち入り禁止の赤札のことは言われていて、「囲碁の邪魔しないでくれればそれでいい。おれもあんたには干渉しない」と言われていたのでした。

そして家事も全部別にして、掃除は業者の人を呼ぶとも言われていました。



 

 

何をしても塩対応

皐月は多くを求めるのは贅沢だと思いつつ、こんな可愛い婚約者に塩対応はありえないと「今日こそオトす」とお風呂上がりに軽くメイクをして待っていました。

家事をしてもスルーで、むしろ業者さんがくるのになぜしているのかというふうに見られてしまいます。

もはや風呂上がりの色仕掛けくらいしかないと思っていた皐月でしたが、それもスルーされ、同棲して一週間たっても変わりない日々を送っていました。

ずっと赤札がかけられているのも変わらず、「こんな放置するか?ここに可愛い嫁いますよ!?」と心の中で叫ぶのでした。

 

囲碁にしか興味がない久遠

ある日ドアがうっすら開いていて、久遠が囲碁する姿が見えました。

23時を過ぎてもやっていて、皐月は碁石のパチパチという音を聞いていて眠くなってしまいます。

気づけばお姫様抱っこされており、部屋まで運ばれていました。

突然のことに真っ赤になる皐月でしたが、「キスとかそれ以上とかいらないよね?」と言ってくる久遠。

皐月が「そんなんあるわけないしっ」と言うと「そう。じゃ、よかった。気持ちないし」と言われて、皐月はなんで私ばっかりと悔しい思いをするのでした。

皐月はお見合いで久遠の決めたルールで大丈夫だと言っていたのを思い出していました。

有栖川さんは囲碁がお好きなんですねと言っていた皐月に「はい」と笑顔で返していた久遠。

あの笑顔を自分にも向けてもらえたらと少し思っていましたが、そんなことは無理で、むしろ嫌われている感じだとあきらめかけていました。

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久遠倒れる

部屋から出てきた久遠が突然倒れてしまいます。

というのも、おとといから囲碁に夢中で何も食べていなかったのです。

ちょうど冷蔵庫には何もなく、久遠は「よくある立ちくらみだから」と強がりますが顔色は悪そうでした。

そんな久遠に「私のこと嫌いでも、囲碁がそんなに好きならまずは自分の体大事にしろ!」と言ってお風呂上がりなのも構わず駅前のスーパーへ買い出しに行くのでした。

 

助けに来てくれた久遠。

出て行ってから「これで婚約破棄になったらどうしよう」と買い物帰りに悶々としていた皐月。

そんな時運悪く「彼氏と喧嘩でもした?」と酔っ払いの男にしつこく絡まれてしまいます。

皐月は「さわんないで」と言った後転んでしまい、その男が気持ち悪いと感じていました。

男は「お前性格がブス。可愛くない」と言ってきて、それが図星だった皐月は涙目になってしまいますが、その後もしつこく絡まれました。

しかしそこへ「彼氏じゃないけど、婚約はしてる」と久遠が助けにやってきて、男はぶつぶつ言いながら去っていきました。

久遠は自分が巻いていたマフラーを皐月にあげて、代わりに荷物を持って一緒に帰ることに。

あいかわらずの塩対応でしたが、「おれはあんたのこと性格ブスとか思ったことない」と。

なんだかその言葉に皐月はドキドキしてしまいます。



 

 

みんなの前ではラブラブ夫婦になりましょう?

帰宅後用意した食事をうまいという久遠からは、キラキラしたものが見え、皐月は逆にオトされたと思っていました。

久遠は囲碁のリーグ戦が落ち着いたら、皐月の高校に編入すると言います。

というのも、あまりに学校をさぼっていて、このままだと留年しそうだから皐月をお目付け役にということのようです。

皐月は心臓持つかなと笑いつつ、「仮面夫婦的なことバレちゃうかもね」と言います。

しかし「それは面倒。マスコミに追われたら囲碁の邪魔」と久遠は言い、皐月は囲碁しか見ていない久遠に1つの賭けをすることにしました。

みんなの前ではラブラブな夫婦をしないかと提案します。

久遠も面倒だけど、囲碁に集中できない方が嫌だからとその話に乗ります。

皐月は「よろしくお願いします」と言いながら、今は婚約者で片想いだけど、きっと両想いにしてみせると思うのでした。



 

 

作品データ

・作品タイトル「新婚だけど片想い」
・作者:雪森さくら
・1話「最高の婚約者・・・じゃない!?」
・掲載本:なかよし8月号掲載

 

■こちらもどうぞ

 

皐月は見た目が可愛くて、しかもなんでもこなしてしまいますが、裏では色々と頑張っていて、応援したくなるキャラクターですね。

塩対応続きでかわいそうになってしまいますが、心の声が面白くて笑ってしまいました。

久遠のモデルになっているのは藤井聡太さんなのかな?とか思ったり(^^;

今のところ囲碁以外のことには興味がない感じで描かれていますが、皐月のことを追いかけてきて助けてくれたりもしているので、まったく無関心というわけでもないのかなと思います。

同じ高校に通うと、うっかり素が出たりしてしまいそうですが、本当にいつかは両想いになってほしいなと思いますね。

これからきっともっとドキドキ、胸キュンのシーンが増えていくと思うので、期待して楽しんで欲しい作品です(^^)

「新婚だけど片想い」次回はなかよし9月号(8月3日発売)に掲載です。



 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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