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「私たちはどうかしている」最終回!あらすじ&ネタバレ・ドラマとの違いは?

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Renta!

 

浜辺美波さんと横浜流星さん主演でドラマ化もされて話題になった「私たちはどうかしている」の原作がついに最終回を迎えました。

ドラマは原作の連載中に終わってしまったので、結末などは微妙に違ったものになっています。

今回は「私たちはどうかしている」のドラマと原作を比較してみたいと思います。



 

 

『私たちはどうかしている』あらすじ

幼い頃の事件から赤い色を見ただけで動悸がするようになってしまった和菓子職人の七桜(なお)。

七桜の母親、百合子は七桜が幼い頃老舗の和菓子屋「光月庵」に住み込みで働いていました。

七桜は同い年の少年、高月椿と楽しく暮らしていましたが、ある日光月庵の主人、樹の殺害容疑をかけられてしまいます。

真実が分からないまま百合子は亡くなってしまい、七桜は21歳になっていました。

そして久しぶりに樹に会うことになった七桜。

老舗の和菓子屋、光月庵を舞台に繰り広げられる、主人公七桜と椿にスポットライトが当てられたサスペンス色の強い少女マンガです。



 

 

ドラマと原作の犯人は違う!

ドラマは原作の連載中に終わったので、原作が楽しめるように意図的だと思いますが、ドラマと原作の犯人は違います。

 

ドラマ版の犯人

樹を殺したのは本当は誰だったのか?というのがこの物語の1つのキーポイントになっていると思います。

樹の母親、今日子ではないか?という声も多かったのですが、ドラマの犯人は七桜の力になってくれていた多喜川でした。

当時多喜川の父、秀幸は今日子と不倫しており、多喜川家はめちゃくちゃになりつつありました。

2人を別れさせようと包丁を手に高月家に入った多喜川でしたが、樹と鉢合わせてしまい、もみ合いの末刺してしまったのです。

樹もまた百合子と不倫関係にあり、死ぬ直前まで百合子の名前を呼び続けていたのを聞いて今日子は激怒し、殺したのは百合子だと罪をなすりつけたのでした。

 

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原作の犯人は?

原作も不倫関係など、だいたいの流れはドラマと同じですが犯人が違います。

原作の犯人は多喜川の母親、美由紀でした。

今日子が自分を刺すように仕向けたのですが、美由紀は樹を殺してしまいました。

幼い椿が見たのはフードを被った美由紀の姿だったのです。

フードを被っていると髪も短く見えて男性のように見えますし、まさかの女性だったという展開に驚かされました。



 

 

七桜と椿の結末は?

七桜は実は樹と百合子の娘で、高月家の血を受け継ぐ者だということが分かります(椿は秀幸と百合子の子で、樹とは血縁関係がありません)。

また、光月庵の椿との菓子対決などを経て、七桜は光月庵の当主の座を勝ちとります。

ドラマでも原作でもその辺りの流れと、椿は目の病気を患っているものの手術が成功するというあたりはだいたい共通しています。

ドラマでは光月庵を追い出された今日子が、道路に飛び出した子供を助け、自分は車にはねられて亡くなってしまいます。

しかし今日子は椿の角膜手術のドナー登録をしていたので、結果的に椿を助ける形になりました。

七桜は無事手術を終えた椿と再会し、「光月庵に帰って来て。椿が必要なの」と気持ちを伝え、その気持ちは椿も同じでした。

椿はずっとそばにいてほしいと言い、キスするのでした。

原作では、今日子はドラマと同じように事故で亡くなりそうになるものの、生きています。

また七桜に、自分は継母に幼い頃ひどい扱いをされていて、結婚さえすれば幸せになれると思ったと話す場面も出てきます。

しかし実際はそうはならなかったというのが切ないですね。

今日子は七桜と椿の幸せを願って光月庵を出ていきます。

原作は2人のセリフや全体的な流れはドラマと似ていますが、こちらはしっかり2人の結婚式のシーンや、それからの夫婦生活なども描かれています。

ドラマでは、今日子は最後の最後にいい母親として亡くなったと思いましたが、原作でも過去の話などを聞いていたら、今日子も今日子なりに辛い思いをしてきたんだなと分かりました。



 

 

作品データ

作者:安藤なつみ
タイトル:私たちはどうかしている
巻数: 16巻まで発売中
出版社:講談社

 

■こちらもどうぞ

 

「私たちはどうかしている」最終巻についてご紹介しました。

多少の違いはあるものの、ドラマも原作もハッピーエンドというのは共通していますね。

色々大変なことがあったからこそ幸せな最終回というのは嬉しいです。

BE LOVE1月号からは短期集中連載という形で「新婚編」が始まるということです。

新作はミステリーやサスペンス要素はなくなると思いますが、こちらも楽しみですね。



 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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