『新婚だけど片想い』11話あらすじ|なかよし7月号・ぎゅってしたい
投稿日:2021年6月3日 更新日:
なかよしで連載されている、雪森さくら先生の新連載「新婚だけど片想い」
今回はどんな展開が待っているのでしょうか?
第11話のあらすじです。
登場人物
白井皐月
16歳の高校生。自他ともに認める才色兼備で、みんなに褒められる自分が大好きだが努力もしている。家事も得意。実家は旧名家の家柄だが経済的に苦しく、親の都合で久遠と婚約することに。
有栖川久遠(くおん)
17歳のイケメン天才棋士。父親はIT社長で裕福な家の息子だが、「家を継がず一生囲碁ができるならなんでもいい」という冷めた性格。その塩対応さで皐月を悩ませている。「氷の王子」と呼ばれている。
有栖川高貴(こうき)・・・久遠の弟で、中学3年生の受験生
しーちゃん・・・皐月の友達
エリナ・・・皐月の友達
秋山・・・しーちゃんやエリナと親しくしているメガネ男子。皐月にちょっかいを出してくる
菅原みこと五段・・・久遠の姉弟子で23歳
椎名塁八段・・・久遠の兄弟子で21歳
有栖川スミレ・・・久遠と高貴の母親
第10話おさらい
スーパーでのデートの帰り、初めての手つなぎをした皐月と久遠。
しかしそれ以来、久遠の塩対応が濃いめになります。
ある日うっかりソファーに背中から落ちてしまった皐月は、庇おうとした久遠に押し倒されたような体勢になります。
「好きだけど、キスとかそれ以上するつもりはない」と言う久遠。
皐月は嬉しい反面「私はキスとかしたいんですが?」と涙目になってしまうのでした。
第11話あらすじ
第11話のあらすじです。
今回は、囲碁の対局で久遠が負けてしまいます。
皐月の反省
久遠に「キスとかそれ以上するつもりないから」と言われた皐月は、それがなぜなのか思い悩みます。
結局皐月の片想いなのでしょうか?
ある日、皐月は久遠に忘れ物を届けに、日本棋院を訪れます。
そこで先輩棋士の椎名に、久遠の囲碁の邪魔をせず、見守るべきとクギを刺されます。
皐月は、今は久遠にとって大事な時期だったことを思いだし、反省するのでした。
まさかの負け
囲碁名人戦リーグの日がやってきました。
久遠は現在17連勝中。
皐月は怖くて、対局が終わるころに薄目でネット中継を見ると、なんと久遠は負けていました。
外は雨。
皐月はいてもたってもいられず、久遠のいる会場へ傘を持っていきます。
許せない言葉
会場では、記者らしき男性たちが、久遠が負けたことを話しているのが耳に入ります。
それもわざと負けたのではないかと、八百長を思わせるような心無い言葉で・・・。
おもわず口出ししようとした皐月。
そこへ久遠が現れ「正式な取材は個別にお受けします」と、記者に言います。
久遠は、自分が弱かっただけだと記者たちに言うのでした。
久遠は、いつもいいタイミングで現れて、皐月を助けますね。
王子様に見えてしまうわ・・・。
慰める久遠
皐月は、久遠と帰りながら泣きそうになっていました。
久遠は「そりゃ負ける時もある」といつも通り冷静。
でも皐月は、毎日本気で努力している久遠が手を抜いたような言い方をされていたのが悔しかったのです。
そんな皐月の想いが分かった久遠は、皐月の涙を拭い次は勝からと言って、皐月をぎゅっとします。
いいシーンです。
久遠の塩対応の理由もこのシーンを読むと分かりますよ(^^)
作品データ
「新婚だけど片想い」
・作者:雪森さくら
・11話:「ぎゅってしたい」
・掲載本:なかよし7月号掲載
・『新婚だけど片想い』なかよし6月号・31話あらすじ「いとしいな」
・『新婚だけど片想い』なかよし5月号・30話あらすじ「見せたくないのに」
・『新婚だけど片想い』なかよし4月号・29話あらすじ「ドキドキしすぎて」
記者の言葉は、皐月はいつも近くで久遠を見ているから許せなかったんでしょうね。
皐月が行動に移す前に久遠がそれを止めに入ってきたのはスマートな対応で、キュンとしました。
おそらく自分のことで泣いたり悔しがってくれるというのは、久遠にとっても嬉しいことだったんじゃないかと思います。
久遠は囲碁もありますし、なかなかラブラブになるのは時間がかかりそうですが、少しずつ2人は互いのことが分かりつつあるような気がしますね。
「新婚だけど片想い」次回はなかよし8月号(7月2日発売)にショートストーリーで掲載です。
最後までお読みいただきありがとうございました。