名医の太鼓判/大豆で免疫力アップ!長生きホルモンの増やし方・アディポネクチン
投稿日:2018年8月6日 更新日:
TBSの「名医のTHE太鼓判!」
今回のテーマは、「長生きホルモンで100歳まで生きる」です。
免疫力を高める食材の大豆で、長生きホルモンを増やして、100歳を超えても健康でいられるようにしようというスペシャルです。
さて、大豆の効果とはどのようなものなのでしょうか。
番組情報
TBS
8/6 (月) 19:00 ~ 20:00
名医のTHE太鼓判!【長生きホルモンで100歳まで生きる】
・免疫力を高める食材は 大豆
・長寿の秘訣『長生きホルモン』を増やせ!
■出演者
MC:渡部建(アンジャッシュ)、山瀬まみ
レギュラー:児嶋一哉(アンジャッシュ)、原西孝幸(FUJIWARA)、藤本敏史(FUJIWARA)
ゲスト:小沢真珠、キンタロー、柴田理恵、薬丸裕英
医師:池谷敏郎、大竹真一郎、大谷義夫、丸田佳奈、森田豊
長寿の人には理由があった
80歳以上の長生きしている多くの人が、超善玉ホルモン「アディポネクチン」というものを持っていました。
別名「長生きホルモン」と呼ばれています。
様々な免疫機能を向上させる働きがあります。
長生きホルモン「アディポネクチン」の効果・働き
長生きホルモン「アディポネクチン」の働き
・血管の傷を修復して正常に戻す
・脂質の代謝を促し、中性脂肪を下げ善玉コレステロールを増やす
糖尿病予防や高血圧予防など、さまざまな健康効果が期待されます。
長生きホルモンは脂肪細胞から作られる
長生きホルモン「アディポネクチン」は、なんと脂肪細胞から作られます。
ただ、太りすぎで脂肪が多すぎると出なくなるので、適度な脂肪がついていることが重要です。
標準体型がよいということでした。
「アディポネクチン」は増やせる
アディポネクチンは、誰もが持っているもので、生活習慣や食生活によって増やすことができます。
長生きホルモンの増やし方・3つの秘訣
笑う
声を出して笑うだけで、長生きホルモンの分泌が増えます。
また、笑うと風邪などのウイルスを撃退する細胞「NK細胞(ナチュラルキラー細胞)」が活性化して、免疫力UPにつながります。
笑うフリだけでも効果があるそうです。
長生きには、笑いが大事なんですね。
食品
大豆食品
大豆のたんぱく質に含まれるβコングリシニンという成分は、内臓脂肪や中性脂肪を低減させ、長生きホルモンを増やします。
長生きホルモンが増えると、余計な脂肪が燃焼し、正常値を保った脂肪が長生きホルモンを分泌するという好循環が生まれます。
豆腐、納豆、豆乳など、大豆食品を摂ると、長生きホルモンを増やせます。
カレーライス
カレーで使うスパイスターメリック(ウコン)には、クルクミンという成分が含まれていて、長生きホルモンを増やす効果があります。
その他、ショウガや赤唐辛子も長生きホルモンの分泌を促す効果があります。
ただ、刺激がありますので食べ過ぎには注意です。
朝の体操
朝、体操を行うことで新陳代謝が高まります。
腰をひねる運動は、内臓脂肪に刺激を与え、長生きホルモンの分泌がよくなると考えられています。
全身を使った運動、有酸素運動がよいと言われています。
免疫力をアップさせるスーパー食材・大豆
免疫力を高めることが、なぜ健康によいことなのでしょうか?
免疫細胞は、そのうちの約60~70%は腸の中にいると言われています。
だから、腸内環境をよくすると免疫細胞の働きがよくなり、免疫力がアップするのです。
その免疫力を高め、健康な体を作ってくれるスーパー食材は「大豆」です。
大豆には、健康的な生活を送るために必要な五大栄養素がすべて含まれている、完全栄養食といってよいスーパー食材なのです。
豆腐や納豆も大豆からできていますが、たんぱく質や食物繊維、ビタミンやミネラル類、大豆イソフラボンなど、ほとんどの栄養素が、大豆の方が多いのです。
特に、腸内環境を整えるのに役立つ「大豆オリゴ糖」の量はダントツに多いです。
■大豆オリゴ糖
・納豆 なし
・豆腐 0.50g
・大豆 1.42g
※100gあたり
■五大栄養素
・たんぱく質
・炭水化物
・脂質
・ビタミン
・ミネラル
大豆の栄養効果
大豆には豊富な栄養が含まれています。
・たんぱく質 卵の3倍
・カルシウム 牛乳の1.5倍
・食物繊維 ゴボウの5倍
大豆の免疫力アップ効果
豊富な栄養から、大豆には様々な免疫力アップ効果があります。
①悪玉菌を減らす
②血管を拡張し、血流がよくなる
③腸内環境の改善
④老化防止
など
効果的な大豆の食べ方
大豆は「蒸し大豆」にするのがポイントです。
「蒸し大豆」にすることで、栄養素を逃さず摂りいれることができます。
長生きホルモンを増やし、免疫力アップの効果があります。
大豆は水に一晩つけて蒸します。
蒸し大豆を作っておけば、サラダ、おみそ汁、煮物など、いろいろな料理に使えます。
また、スーパーなどでも「蒸し大豆」は売られているので、手軽に購入できます。
腸内環境の改善にオススメなのは、食物繊維の量が大豆よりも多い「おから」です。
より効率的に摂るには「おからパウダー」がよいとのこと。
乾燥させることで、おからの栄養素が無駄なく効率的に摂れるからです。
食物繊維の量は、なんとゴボウの8倍あります。
さて、いかがだったでしょうか。
厚生労働省のデータによると、現在100歳以上は6万8000人、今年は3万2000人の人が100歳になるそうです。
長生きするなら、健康長寿になりたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。